ついに解禁、お金の事情!?

2020年はせっかく久しぶりに国中で盛り上がるはずだったオリンピックも中止になり何だかなあという雰囲気で年末を迎えてます。確かに生きてきた中でここまで世界が揺らいだ年は初めてで(実際100年ぶりに景気が最悪だった)振り返ってみると、政治家もメディアも政治的にどう発言すれば収まりがいいか、視聴率が取れるか、野党はどこを突っ込めば総理や自民党を引きずりおろせるか、政権交代に有利になるか、メディアは無自覚に無責任なコロナ対策批判が出来るかなど、日本医師会はまあ省略して、自分の事(有利になる事)ばっかり考えやがって(国民のことなどどうでもよくて)本質と違った議論をしていてどんどん論点がずれていき、実質的な議論がなされることなく1年が終わってしまった感じで「この国は本当に頭の良い人たちが動かしてくれよ」と思う1年でした。しかし世界でコロナに対してうまく立ち回ったランキングではニュージーランドに続いて世界第2位という結果はひとえに個人個人の日々の努力の賜物としか思えません。国民の潜在能力が高いのは間違いないのに人を動かすべき人達がどうしようもないのは直ちに「何とかしてくれよ本当にもう!!」って感じです。

さて、話は変わって今回はお金の話をしたいと思います。え、どうやったら儲かるかですって?そんな大それたことは言えません。ちょっとした家庭のお金の事情について諸外国との違いをお話ししたいと思います。ただし言いたいのは人生の成功はお金を得た時ではないという事、お金はただのお金です。あるに越したことは無いが無くても幸せでいられるはずです。逆に言うと幸せはお金のあるなしではない。ここ大きなポイントで見誤るといい年してみっともないただのバカになります(笑)。

車を買うときに最近では残価据え置き型クレジットが主流になってきています。これは買い物は現金派という方には金利(余計な支払い)が発生しますから受け入れ難い代物と思います。しかし僕は仮に1000万円現金があっても300万円の車ならクレジットをお勧めしています。何かでかいアクシデントが起きた時に700万持ってるよりも1000万持ってる方が有利だという理由と、やっぱり気持ちの余裕が1000万手元に置いてる方があります。これが実際に毎日の生活に知らず知らずのうちに大きく影響を与えると考えてます。

それだけではしっくりこないという方にはこのような計算をお勧めしています。300万をローンで車を手に入れた上で、300万円の現金が残る訳です。これを投資する。前にも書きましたがどんな世界的な経済学者に言わせてもお金の使い道は世界で3つしかありません。使うか、貯めるか、投資するか(お金を使ってお金を増やすか)の3つです。

例えばですね、仮にHという企業の株を買います。このHという株は100株単位でしか買えません。そして1株まあ3000円ですから30万円からしか買えない訳ですね(だいたいお察しの方はこのHという企業の名前が解ったと思います笑)。300万円なら1000株買えます。で、株にもいろいろありますがたいていの日本株は配当金なるものが貰えます。このHという企業は今年度の1株当たりの配当金が88円ですから、それに1000を掛けて88000円貰える訳です。これを5年持ち続ければ88000×5で44万円貰えます。どうでしょう?これが車に払うローン金利を上回れば儲けになるので無金利で車が分割で買えてさらにお小遣いが付いてくるという、低金利時代ならではのなせる技が達成されます。これでローンは悪ではないと証明されたと思って頂いていいと思うのですがいかがでしょうか。

そんなもん1000万円持ってる奴にしか通用せんやろ!こっちは日々の生活に必死なんじゃ!という方には価格平均法(ドルコスト平均法)を使えば解決します。これアメリカの主婦とか普通の人が普通にやっていて実は小学校から投資について教えています。ここがアメリカとの差、資産形成というジャンルで大きな差がある訳ですが日本ではそのジャンルは無いと言ってもいいくらい世の中に浸透していません。BSテレ東などのCMで〇ェルスナビの社長が言ってるのは半分ほんとで半分嘘!?とも言えます。しかし、あくまでこれはいかに儲けるかという話ではなく、資産形成についての国別意識の違いを話しているだけなので誤解のなきようお願いします。

と、ここまで書いて時間が無くなってきました。今年一番楽しみにしていたボクシングの試合、井岡一翔VS田中恒成の時間なのでここまでに致したいと思います。一番の懸念材料、そうはいっても株は下がるでしょ、資産が無くなることもあるじゃないかという方もおられると思いますが、その話はまた来年。え~、決して証券会社や財務省のまわし者ではありません(笑)。次回はより詳しく解説します(たぶん)。

皆様、今年も本当にお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。よいお年を。

 

おしまい