WIFIなくても観るべき動画!  なのかぁ?(笑)

ミルクボーイの前にどうしても整理しておきたい。

う~ん、今日もTBSの「グッとラック」観てたら気分が悪くなってきた。だったら観なきゃいいじゃないかという話なんですがだ、一応チェックしておかないと世間の全体像が見えないから嫌々でも観なきゃと思っています。苦行です。みなさんの興味がそこに無いのは解らないでもないが手短に整理したいのが今回の森喜朗氏注1の失言問題について。なぜなら現代社会において結構これは知っておいた方がいい前提となるからだ。

あるコメンテーターの発言で「後任を選ぶ際にどのように選んだかが見えることが最も重要と思っていて・・・」という主旨の発言があり、これは民主主義を理想とする典型的な意見だと見えるかも知れない。一見まともそうに思えるが実際にいろんな会議などで議決されてきた経験のある方だとわかると思うが多数決ほど妥協案に落ち着く確率の高い手段はない。しかし、平等・公平という側面からみると最も有効そうではある。民主主義の限界とはまさにこれで、それ以上に有効な手段をまだ私たちが生み出していないので仕方なく使っているに過ぎない。

僕は「どんな選び方よりも重要なのはこの騒動を乗り切れる真の実力者を選ぶことだ」と言いたい。何故なら目的はこの騒動を好転させオリンピックを大成功に導くことであるからで平等や公正を最終目的としていないからである。理想も大事だが現実の方が大事である。何故なら社会はそんなキレイなものでも単純なものではないからで、時には独断も密談も有効な手段であれば大いに結構なのである。大事なのは目標のクリアで平等の担保は二の次だ。もちろん否定はしてはいけないが理想と現実の乖離はつきものなのでね。

どうもリベラルと呼ばれる方々はそんなことよりも平等や公正の方が大事だと思われる言動が端々に見受けられるが、はっきり言って、つまり言いたくはないが、やっぱり止めとこう。代わりに高橋洋一先生が言います(笑)。

注・・・くれぐれも当店のお客様の学校の先生、公務員のみなさま方におかれましては全く該当しないという事を強く申し上げたく存じます(地方公務員は別という事でして、市役所、公共医療機関、その他もろもろの部署で勤務されている皆様、いつもご苦労様です)。

もうひとつ。老人を叩くなと言いたい。もうおじいちゃんじゃないか。一階でも三階でもない人ももう何言ってるのか解らないレベルでこれはこれで問題であると思うが、もうちと優しく見てあげてもいいんじゃないかという気はする。実際に森氏は金も組織も動かす力を持っているのが現実なんで、それを含めて老害と言いたい気持ちもわかるが、言うなら自分が取って代わるくらいの行動を示すべきだと思う。出来ないんだよ、口で言うのは簡単だけど。老害という言葉は若年者の実力不足を自ら告白しているのと同義である、と僕は思います。これも理想と現実の乖離のひとつです。年齢差別といえることも付け加えておく。

全く報じられていませんがそもそもこの問題の発端は2003年に国は2030目標注2というのを取り決めたんですが、JOCは20%しか女性理事が入っていないという事で山下泰裕会長を擁護するためにJOCの会議の場で森氏が発言したのが発端でした。謝罪会見は内容共々良くなかったですが、会議での発言内容はごくまともなものだったそうです。森氏は2030問題を解決しようと発言したに関わらず一部メディア注3が「切り取り」で女性蔑視というレッテルを貼ったおかげで本質の議論は吹っ飛んでしまったというのが真相です。その為に本来の目的である女性登用という課題を封印してしまった、政治的に批判を和らげる人事をしなければならなくなったのですから、これを機会に正すべきなのです、本当は。

そもそも自分を棚に上げて注4他人を叩き過ぎだろうと思います。ちょっと考えたら解りそうなもんですが解らない人達の集合体がメディアであると。ガン闘病中の笠井信輔アナには申し訳ないけど昨日の記事は低レベル過ぎた。もっと勉強して下さいと言う方が無理なのか、あの動画見た後では。

しかし、今日の文章。ところどころを切り取ると僕はとんでもない差別主義者のようじゃないか。躊躇いはあるがあえて公開しよう。どうせそんなに見てないだろうし(笑)。

あ、ミルクボーイの話ね。今のところオチが弱い。どうすっか。

 

 

 

おしまい

 

注1 ・・・ 昔からこの国の失言王といわれるが、最も評価されていない人物といえるほど裏でやってきた功績は多大である。死後一冊の本にまとめられるのは確実だがあまり売れないと思われる。おそらくここまで出来る政治家はあと20~30年は絶対に現れないと言えるほど、日本では評価されていないが世界的には最高評価の稀有で気の毒な人物であり、それが森喜朗たる所以だと思う(笑)。台湾問題、李登輝氏との関りはあまりにも大きく最高の功績だといえよう。近しい人の一部では政治家なのにお笑い芸人より面白いという評価があり、なので外国要人の受けが良いらしい。

注2 ・・・ 2020年までに指導的立場にある人々の30%を女性に割り当てようという目標。

注3 ・・・ そのメディアは某朝日新聞と某NYタイムスです。

注4 ・・・ 私も棚に上げています(笑)。