それでもユニクロは買う。

ここでも何回も書いているウイグル問題の現状が国内で実はどのように対応しているのか?を知ってもらいたいものです。

この話、ざっくり言うとEUやアメリカは中国に対しジェノサイド認定、つまり虐殺を止めろと声を上げました。これは個人的な感想や主張ではなく国の声明なので嘘だったら国家間で大変な事になりますからそれなりの証拠がないと当然、言えません。なので当然、証拠は溢れています。もう2年も前からここでも書いてきました。これに対し(世界の先進国の姿勢に対し)日本ではどう受け止めているのかですが、先の国会で非難決議案を通そうとしましたがまとまらず、声明は発表できませんでした。立憲民主党や共産党の野党も同意したのに関わらずに、主に公明党、そして自民党内部からの反対でまとまらなかったのです。

ここでひとつこの国の国会でおかしい点を指摘しておきます。このような国会決議をするときに全会一致じゃないといけないという訳の分からないルールがあるのを知っておいて欲しいのです。これは法律で明文化されている訳でもなく昔からの風習というだけの話です。物事を決められない国会の大前提はここにあるんですが、僕に言わせれば面倒だからさぼっているだけ、です。あれだけの報酬貰ってる国会議員であるのに!です。それはさておき。

そして公明党は中国とのパイプが深いから反対するのは当然とも言えますが、他国が諜報機関などいっぱい使って証拠があると言っているのに関わらず、公明山口代表は証拠が不十分という理由で反対です。亡命者がどれだけ声を上げているのか、どんな目と耳を持っているのか意味不明です。創価学会の利益になること以外には興味が無いと言っているのと同じですが、当の創価学会の若手幹部なんかは逆に中国けしからんと言ってます。でもね、世界的に見れば異常ですよ、これ。

公明党はこの点においても質が悪いです。悪いですがそれよりも深刻なのは幹事長室です。実は二階幹事長はサインをしようとした注1(一説によると何にサインをしようとしていたのか訳が分かっていなかった?らしい笑)、だけど「それは駄目です」と止めた人間がいた。それが幹事長代理の林幹雄氏である。これがとんでもない人だとなっている。二階さんが親中派であることで和歌山にはパンダが多いなど悪い事ばかりではない(笑)。ただしこの国は幹事長室の中ですべてが決まっているというのは言い過ぎだが、この件はそれをあぶり出した事件というべきである。しかもその陣容の幼稚さ稚拙さは後で記すが、そこが最も深刻なのである。

国政の政治家はもっと優秀な人がなるべきだ。そして選んでいるのは僕たちであることは紛れの無い事実なので悪いのは僕たちである。有本香さんみたいな人が次回の選挙に出てくれないものかと思うが神経がまともな人は国会議員だけにはならないだろう。そういうと頑張ってる国会議員の方に失礼だがまあそんなもんだ。優秀な人の人口で決めるなら議員定数は10分の1で良い。同じ女性として地元有村治子議員におかれましては保身やパワーバランスに捉われない政治活動をお願いしたいものです。優秀な方が運営しないと組織は滅びます。つまり国が滅びます。

しかし弱いミャンマーに対してはすんなりと非難決議を決めたのに強い中国には出来ないとは情けない人達である。さっきから言ってるが、カスだ。特に千葉10区のみなさんにはよく考えて投票に言って頂きたいと申し上げたい(笑)。

ちなみにユニクロの綿はウイグル自治区から供給されているがこの件についてはダンマリである。早く止めればいいのにという反面、ウイグルの人たちから仕事を奪う事にもなる。だから不買運動も違う。結局のところ正解は中国共産党の改心であるがそれは永久に無理なので排除しかないのである。

 

 

おしまい

おまけ(有本香の以異制毒)注2

https://news.yahoo.co.jp/articles/65dc4164bd52a5a42a9e875bf2bbf6259f381bac

注1 ・・・ 世界にはジェノサイド協定というのがあって「大虐殺をしてはいけません」という内容なのだけど実は日本はそれも批准していません。理解不能です。ちなみに中国と北朝鮮も批准、サインしています。全く理解不能です(笑)。

注2 ・・・ 有本香さんを始めて観たのは関テレでやってたスーパーニュースアンカーでした。籾井さんの会見を鋭く突っ込んでました。突っ込むだけでなくこうした方がいいと提言されていた内容がものすごくクリアで鋭かったのをこの人は特別だと思ったのが始まりです、2014年ですね。今話題のウイグルチベット問題と外国人の土地購入についてはもうスペシャリストというべき人物。自分の足で取材をされていてかつ活動もしている。有本さんのおかげでミャンマーのゼロファイターこと井本勝幸さんを知ることになる。井本さんは最近の僕を作った大きな要素の一つであることを今初めて言っておきます。