最近は辛辣な事しか書いてないので自分自身の性格や人間性すらもささくれているのかと嫌になってくる。だったら言わなきゃいいだけなのだが、嫌でも言わなきゃいけないことは世の中にはたくさんあると思っている。誰かに言って貰うというのは他人任せ、これは世の中で最も嫌いなワード「無責任」につながるので嫌なのだ(特にネットやSNSに飛び交う無記名の誹謗中傷、文句は俺みたいに名前出して言え!威張って言う様な事じゃないけどね(笑))。また、みんなが嫌がる仕事や役目は僕は嫌いではない。ということでだ、投資の事書かへんのかい!というのは一旦置いといて、今日は久しぶりに映画と本を読んだ感想を書く。しかも、何を今更という作品ばかりである。
「竜とそばかすの姫」
映画観た後に評価見たら良くないんだと知った。美女と野獣のパクリだの底が浅いだの批判が目立つ。細田守監督自身も美女と野獣をイメージして作ったと言ってるからパクリじゃなくてオマージュだろ(笑)。そんな評価が多いからこそ誰もこの映画では泣かないと思う。実際映画館ですすり泣く人はいなかった。俺を除いてはな!普段泣かない冷酷に見える私がですよ。もう悲しみで泣く涙は僕には残ってないが、なんなんだろう。この映画で本当に伝えたいこと、それは監督自身もメディアで言及していない(と今現在では思われる)。そしてそれは〇〇である。それが解っていながらなのか、伝わらないのか、が低評価の原因ではないだろうか。これを浅いという社会は確実につまらない世の中と思う。しかし今生まれた人は生まれた時からこれが普通なので何とも思わない。こうやってどんどんつまらなく進化、前に進んでいく、自覚症状はない。騙されたと思っていっぺん見てみ。もしも僕の言ってることに共感を得られなければ、すでにあなたは現代的といえよう。
「野良犬の値段」
百田尚樹氏の去年の年末にでた初のミステリー小説。ミステリー好きから総スカンである。オチがくだらんとか、ストーリーが幼稚だとか、ミステリーを舐めるなとか、批判だらけだ。ミステリーファンは熱い。僕はミステリー好きではないので何とも思わなかったのだが。でも私の見方は違う。これを買って手に取った彼らはその時点から作者に騙されているのである。これは小説の名を借りた〇〇である。メディアリテラシーの形を変えた金字塔だ。作者が舌を出している姿が良く解る傑作と言っていいだろう。社会勉強の為に読まれた方がいい。なぜなら背景社会はほぼノンフィクションの世界なので、知識を深めるには絶好のテキストである。作者の目的は最初からそれなのだから。
ああ、そうだ今の俺に足りないのは〇〇だ。だから駄目なのだというのが今理解できた。どうすっかな~。
おしまい
※ 〇〇には下記より適当な言葉をあてはめて読んで下さい。
皮肉 ドン・ヘンリー 自己犠牲 石のこぶし 愛 北斗の文句は俺に言え 柏木由紀 ダボス会議 スターダムなつぽい 形而上 銀嶺の覇者 IQ120 ギターの神様