年明け早々波乱含みです。マクロとミクロ。この闘い是非など問わず!?

あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

ところで私ですね、ある方に昨年末言われました。あんたの話は難しいと。もっと噛み砕いて解り易いように話してくれないとわからへんと。ある方とは従業員ではないんですが、会社でもそうなんじゃないのと。なるほど思い当たる節も確かにある(笑)。う~ん、ここでは解り易くをモットーに書いてるつもりなんですがそうではなかったのかと反省しているところでございます。そこを気にかけつつ新年1発目いってみましょう。

年末の虎ノ門ニュース。出演中の高橋洋一さんの個人スマホに電話がかかってきて、放送中なのに電話に出られ、それが元総理のAさんから「今夜会えない?」と察せる一幕がありました(Aさん番組観てなかったのかと。忙しいんですね)。高橋さん曰く、政権内で結構大変な事になっているとの事。そして今日のヤフーニュースでこれでしょ。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6414585

この記事のコメント欄が面白いですね。批判的コメントの大部分は経済学的に正解です。とはいえ、この闘い。この闘いとは長年における財務省主導の財政再建派と、景気を良くして税収を上げ国を運営していこうという、いわゆる上げ潮派(リフレ派)との闘いですが、メディアを味方につけてるキッシー(財政再建派=緊縮財政派)に分があり、上げ潮派は完全に駆逐される勢いになっています。確かに人口減を見越せば正当性があるように思えますが、世界の潮流上、マクロ経済学上まったくの不正解といえます。おーい、大学の経済学部、何教えてんだ?

しかし、このように書き込む一般市民のど素人笑(自分もその一員)がここまで増えてきているというのは光明かもしれません。悠長に構えていられる状況ではありませんけどね。コロナ対策も相変わらず同じ構図(短絡的)で完璧にイカれてます。世界のデータみればオミクロン株に特定すれば蔓防ではなく、感染を拡大させる集団免疫獲得の方がリスクが低いと思いますが、なんせ民意がそうではないのが歯がゆいですよね。これって官僚主導の限界だと思うんですが私の言ってることおかしいでしょうか?(笑)。みんな協力し合って出来ないもんですかね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f882fde3120588716a3f05fbe19cef7ee49a798b

ここがおかしいのは視点が内部保留を貯めこんでいる大企業にしか目がいってない事です。常識で考えれば従業員を減らすことなく生産性をいかに上げるかのはずです。これなら中小零細企業にも関連性があり、法人税を下げるという餌の意味も無くなり、つまり税収も維持できます。さらに消費増税の必要も無くなり消費マインドの冷え込みも無くなるので放っておいても消費税収は上がります。昨日のI上さんの番組でも解説が真逆の上、怒り心頭で笑えて来ました(笑)。大丈夫かこの国は!!まあここでも財政再建派とリフレ派の闘いになっている訳ですね。そしてお互いあいつらは頭悪いと(笑)。

話を戻して私たち経営者は何も自分がいい生活出来るように売り上げをあげろと言ってるわけではありません。会社を維持していく上で利益は上げた方が維持しやすいし、しかも儲けた分は働いてくださってるみなさんに少しでも多くの賃金を持って帰っていただき、少しでも豊かな日常を送って欲しいと思っていますから、そもそも本当に賃金を上げたいんですよ。

あれやっちゃだめ、それはここに違反するのでだめ~、そんなのが多するのでブレーキがかかっている。そう感じてますけどね。

規制でがんじがらめにされた制度上で生産性が発展しないのはそもそも何が原因なのか?という議論がこの国には欠けてます。もう少し砕いて言います。政治家や学者や新聞社がここについてもっと真剣に考えなくちゃいけないと言っているんです。

あ、またこんな感じで文句ばっかりになってますね。ところで解り易かったですか~?

ということで、大きな流れとしてはキッシーがいる限り今年も景気は良くなさそうだし、一歩間違えば安全保障上でも大惨事を迎えそうですが僕ら一般人は堪えるしかない年となりそうです。早期の揺り戻しに期待しながら守備範囲を固め、出来る事をやっていこうと思います。もはや半導体問題なんて些細な問題って言えるほど遊んでる暇はありません。さて1年後の成果はいかにってもんです。

 

【おまけ】世界的にリフレ派の代表格はスティグリッツやバーナンキやサマーズなので頭悪いというなら財政再建派はそれ以上の天才を持ってこい!!

 

おしまい