神のご加護を

今年の年賀状みてたら花田記凱さんから届いてましてびっくりしました。

月刊HANADAを年間購読しているだけなのに読者に対してこの対応はいい歳をして年賀状を一切出さないという不届き者の私からすると恥ずかしい限りです。その月刊HANADA3月号にあの広島での贈収賄事件、河井克行被告の獄中日記と題して手記が独占掲載されています。そもそも貰った側が全く罪に問われない不可解極まりない事件として検察捜査の在り方に問題を残す、あってはいけない異例の事件として歴史に刻まれた例の事件です(ちなみに全国では数えきれないくらい横行していますがここポイントです)。手記の中では検察捜査のレベルの低下についても言及されていて、それはその通りだと感じます。

この手記が出た後だからかどうかは解りませんが、なぜかこのタイミングで貰った側も起訴相当という事で新たに事件は動き出したのですが、世間の関心はもう殆どない事でしょう。そしてひっそりと妻の河井案里さんが睡眠薬の大量摂取で緊急搬送されたというニュースが報じられました。

誰も言わないので私が言っておきますと、言論プラットフォームAGORAに案里さん自身が書いているいくつかの文章は彼女が地方議員時代から全部読んでいます。立派なもので優れた知性と人格が無ければ書けないものだと思っていて、こんな人が国政で手腕を振るわなきゃなと思っていました。国政出馬の際は陰ながら頑張れと思ったものです。

ちなみに旦那は昔から良くない評判が付きまとっていましたが実際には良く解りません。手記を読む限りそんなに文章はうまくないなとは思いますが特殊な環境下かつ精神上での手記なので仕方ないかなと思われます。別に上から目線で言ってるわけでなく、まあそう感じます。お前が言うなってもんですが。

話が逸れたので元に戻しますと、あれだけ明るく優れた前向きな人間が自殺を選ぶのかと衝撃でした。

事件当初、前にも書きましたが彼女は政界復帰はもはや無理ですがその能力を生かし文壇の世界で再起を図り国の為に働いて貰いたいとは思いましたが、今はゆっくりと心のケアをして今後の人生を再構築すべくのんびりして欲しいなと思います。

搬送のニュースのコメント欄も辛辣な意見ばかりで埋め尽くされ、見るに堪えないものですが書き込んでいる人たちは誰も本質を解っていないものばかりです。そんなコメントは無視で結構。

とにかく案里さんには今暫くの平穏を与えて欲しいと思います。だがしかし、一方では人生の幕を閉じるのは生まれた目的を果たしてからで遅くない。レベルの落ちた検察を変えるというミッションがあなたにはまだ残されているのではないでしょうか?一石を投じるだけでいいのです。自殺という形の投じ方ではなく文章で。

と、他人事なら無責任かつ簡単に言えますが、私が当事者なら闘ってから死にたい。しかも自力のみで復活して。無責任に書きましたが本気でそう思っています。所詮、自分は自分でしかありませんから。「人間は一人で生まれて一人で死ぬ、寂しいくらいで丁度いいんだ」というのは漫画「哲也」のドサ健の言葉ですが、どん底にいるときはそれくらいの割り切り方の方が自分を保てる気がします。漫画から引用するのもどうかと思いますけどね。冷たい奴だと思われるかもしれませんがそういう問題じゃないと思っています。さらに受け売りですが、今こそ「心を燃やせ!!」です。花田さんはどうお考えでしょうか?

陰謀論は嫌いだし、取材に関わったわけでもなく、証拠も無いですが、誰も言いませんから私がひっそりと言います。

なぜ広島で起こったのかも問題です。

 

 

 

おしまい