補足:篠田英朗 戦争 憲法 千原せいじ? 

前々回、書かせて頂きました篠田英朗さんにつきまして少し補足しておきます。

東京外大教授で専門は国際関係論、国際政治学。早稲田大学大学院政治学研究科在学中に国連PKOに参加し紛争地を生で見る。広島大学の准教授時代に東大法学部系の憲法学者に異を唱え、干される。つまり憲法改正はけしからんという連中とずっと戦ってきた人なのです。

ちなみに橋下徹氏も早稲田出身である。橋下徹氏とのTwitterでのやりとりでは「私と橋下氏ではかなり根本的な世界観のところで真逆なのであります。もし日本人が憲法によって非武装中立を絶対義務として命じられている国民なのであれば、日本人がウクライナ人に対してもそれを説教してしまうのもありがちなことである」。と皮肉っている。

つまりこういうことではないだろうか。弁護士になる為に学生時代に一生懸命に法律や憲法を勉強してきた者であればあるほど頭がお花畑なのは仕方のない事であると。待てよ。うむうむ。私は全く勉強して来なかったぞ(それでか。改憲論者なのは笑)。

しかし、座学で机上の空論をせっせと議論し学んできた者と、紛争地に行って実際に理不尽な殺戮を見てきた者とでは世界観が違うのは当たり前である。しかしリアルは後者なのだ。人類の歴史はリアルな殺戮の歴史ともいえるのである。

そう考えると全共闘世代とかその数年ちょっと後のインテリ左翼世代なんかは論理破綻した共産主義とか理不尽極まりない人権とかもうむちゃくちゃの世界と言えよう。その人たちが今現在も幅を利かせている困った時代なのである。

社会的に影響力のある橋下氏にはぜひウクライナの惨状を現地に行って体感してみて頂きたいものであるというのは無責任かも知れないが、行かないのであれば無責任な発言は日本の恥になるので止めて頂きたい。少なくとも日本に避難してきているウクライナの人たちの叫びを聞き、国際法とロシア史も学習してからものを言えと。

ここでも何度も書いてますが小学校から国際関係論を必修科目にせよというのはそれが理由である。国際的にズレまくっているのだ。千原せいじさんのように暴言を吐くとすれば「ここバカの意見が支配している国か?」である。え~、お客様で憲法学者さんはいませんでしたよね~。

 

 

おしまい