55歳前に愚痴を書く。

少子高齢化にともないその影響が私のところまで来た。とある団体から私には似つかわしくない役をやってくれとのオファーである。この団体の高齢化は著しく5年後は相当まずい状況になるのは間違いない。代わって僕らの年代が引き受けないといけないという歳になってしまったという事実に愕然である。なんとも面倒臭い。だが誰かがやらないといけないのだけは確かだ。

不動産屋ではないのだが、水口の旧商店街あたりで空き家を知りませんかという問い合わせがありました。少なくとも旧商店街の復興と空き家問題を問題提起として活動している団体の一員としては把握しておかないといけない情報である。しかし実際には甲賀市がやっている「空き家ネット」の存在くらいしか見当がつかないというのも情けない話だが、このサイトを紹介するのであれば中身も把握しておこうと見てみた。利用者数が少ないのは聞いていたのだが中身もそれ相応に情報量は少なかった。サイトを作って終わりで完結している、そんな印象だ。

どう告知するか、移住を推進するのであればそれなりの利点も必要、移住者と近隣住民とのコミュニケーションのサポートなど、市役所サイドからの意見としては十分に頑張ってますと言いたいのも解らないこともないが、民間からみれば上手く行ってない=倒産は時間の問題、である。改善点はいくつもあるがそれは市役所員も十分に理解していることだろう。究極の問題は手が足りないということであり、これも誰かがやらないといけない問題のひとつだろう。外注に頼んだとしても税金チューチューシステムで終わりというのも今現在、Colabo問題で浮き彫りになったようで何やってんだかだし。

やっぱ、強烈なリーダーシップ、超協力的な地方公務員のエネルギー、地域を盛り上げようとする住んでいる人全員の熱量。この3つが揃わないとなんもでけへんなと改めて思うこの頃である。

 

 

おしまい