小西洋之で検索かければ「国民の敵」だって(笑)

報道しない自由の発動といえば高市vs小西のその後だ。まあ報道するに値しないアホな事象なんだけど、このような不毛な議論が予算委員会で延々と繰り広げられたのはほんと税金の無駄遣いで責任者出て来いってものですが。

しかし旧民主党からの人材はほんとよくこんなムチャクチャな人ばっかり出てくるなと感心してしまいます。発言と行動が完璧なブーメランとして帰ってくるのは素晴らしいとしか言いようがありません。神々しいというか、伝統芸能、もはや芸術の域に達しているのではないでしょうか。小西議員なんて誰が支持しているのか訳がわかりませんが、有権者はもっと常識的に選挙で判断して欲しいと思います。

もっといえば過去のTwitterでの小西発言はさらなる侮辱発言・暴言もあり、立民は議員辞職か除名を要求してもいいレベルです。はっきり言って。後釜、元TBSの杉尾議員も頭が悪すぎて逆に笑えて来ます。国会はコント番組ではないですよ。

というかムチャクチャな性格じゃないと野党議員が務まらないというほど政治家の劣化は著しいと思います。自民党もどっこいどっこいなので、そりゃ選挙も無関心になるわな。このような議会運営は全くの無意味でただ単に時間とお金だけが浪費されていく世の中って何なんだろうって思います。酷い目に合わないと永遠に解らないでしょうね。まったく日本は議員も有権者も平和ボケの方が多くて改善の余地がありません。選んでいるのは自分たちなので国民の敵は自分自身とも言えなくないですね。ですが立候補者にまともな人が出て来ないのはやっぱり問題だろう。

 

おしまい

すきやばし次郎なら私も行く!?

ここ数か月、コロナ明けの次の3年でこうしよう、そして2030年にはこうなっていたい、そんな事ばかりを考えさせられました。もちろん考えるのは会社の未来です。そうしていたらあっという間に4月の新年度。思えば今日の春の嵐のようなここ数か月だったかと思います。そして今月にはまたひとつ歳をとり確実に時間は少なくなっていく。急がないと間に合いません。

今更ながら安倍晋三回顧録読みましたよ。読もうと思えば2日で読める内容ですがなんだか2か月以上かかった気がします。なぜそんなにかかったかというと一言で言うと時間をかけて読みたかった、すぐに読み終えるのはもったいないというか、です。この本は様々な批評や検証が出来る内容になっていますが読んでおいて損はないと思います。それなりの知識はいるとは思いますが、不明な点は読み飛ばして全体を俯瞰してみるのは良いと思いますのでぜひ読んでみて頂きたいものです。気になった個所をいくらか挙げてみます。

1.30~39ページ、厚労省のコロナ対策とアビガンの承認については目を疑う内容でした。総理大臣より厚労省の薬務課長の方が権力が強いというのはびっくりです。ご生前に「アビガンはやっぱり作った会社が小さいから承認できなかったんだよね~」という身も蓋もない発言で嘆いておられたのは知ってましたが、改めて役人が守備に回った時の強さを思い知らされます。日本の産業が殻を破れない原因がここにもひとつあるなと痛感出来ます。

2.52ページは財務省の人が読んだら悔しくてたまらない内容だと思います。マクロ経済学上、世界の常識を無視し元FRB議長のバーナンキをバカにしていた財務省と日本の新聞社ですが、そのバーナンキは昨年ノーベル経済学賞を受賞し財務省と新聞社は大恥をかきました。そのバーナンキ受賞はほとんど報道されませんでしたね、都合の悪い事は「報道しない自由」の権利を発動します(笑)。ちなみにバーナンキは日本の財務省はアホだと言っています。そのようなアホに日本の財政を任しておくのは危険だとずっと思っています。このページでの安倍元総理の発言は大学の経済学のテストでも100点なのでぜひ読んで頂きたい項目です。ちなみに財務省は第一次安倍政権の時、自分たちの政策を脅かす都合の悪い政府は潰さなければいけないという事で前から内々でヤバイと隠していた消えた年金問題をマスコミにリークするという荒業を使い政府を潰したという説は僕の個人的感想で済むのでしょうか?見え見えなんですが。増税の為なら何でもする怖い組織という事をもっと認知して頂きたいと思います。

3.189ページではドイツのメルケル元首相、199ページではオーストラリアのアボット元首相の内面が垣間見れて面白い項目です。こんなのはまず報道されませんから貴重な証言です。また131ページからのオバマ元大統領とのやり取りなんかなかなか今までの総理大臣には出来ないレベルかと思います。すきやばし次郎での当時の大統領補佐官スーザン・ライスの話も面白いです。アベガ-の方にはぜひ知ってもらいたいトップ同士の駆け引きですね(笑)。

他にもこれはと思う所に付箋を貼っていったのですが10か所くらいあります。もちろん「それは違うだろ」と思う個所もたくさんあります。ですが政治に興味のない方にもおすすめの内容ですのでぜひ手にとってみられてはと思いますね。社会の仕組みが良く解るテキストと思って頂くのが正解なのかなと思います。

今後、岩田明子さんも何か執筆されると期待したいものです。

 

おしまい