60歳の自分からのメッセージ!?

自分が死ぬときはいったいどういう精神状況なのだろう。ほどほどにアッパレ、この程度の能力値にしてはまあまあ良くやった方だな、だろうか。朝起きると疲れが抜けていないはおろか、歩き出すと足首の関節がやや痛い。寝ている時は負荷がかかっていないけれども、当たり前だが歩くときは重力と体重の負荷がかかる。それが悲鳴とまではいかないが顔はゆがめて歩いている。幸いこれは2~3分で普通になる。しかしあと10年も経てば一日中が歩くだけで苦痛なのかも知れない。その時になってみないと解らないがご老人の足が遅いのはそういう事なのだろう。

このような身体的な問題は仕方がないと考えている。それが嫌だからといって山登りを始めたり、ジムに通ったりといった前向きな行動はしたくない。怠け心が勝ってしまいどうしようもない。身体を鍛えるのはそれ以上に嫌なのだ。でも頭脳は鈍くなって欲しくはないな。反射スピードもこれ以上は衰えたくはない。だからスポーツカーに乗り続け、シャドーボクシングは続ける。

などと考えていた時にある動画を見た。スピードワゴンのハンバーグじゃない方が言ってたのだけれどダルビッシュ有の話である。

20歳の時にあるホームランを打たれたらしい。打たれた夜に引退するときの自分がイメージ出来たという。このままでは行きつく先はあんな感じ、思っているよりはるかにショボい選手生活で確実に終わる、という具合にイメージ化出来たという。そんなのは嫌だと。許されないと。ならばそうならない為に今何をしなければいけないかを逆算したと。科学的なトレーニングと食の管理、試合に臨むまでの体調管理、怪我の防止、サプリメントの学習など多岐にわたり見直し実践したのだと。つまり引退時の年齢が40歳だとしてイメージしたのは20年後の自分。あの夜、一時的にタイムトリップして見えたのが40歳の自分。ならばその時から20年後に戻ってもう一度20歳からやり直せば何とかなるんじゃないかと20歳の時点で人生をやり直すのだと生き直したという。悔いを残さない為にだろうね。偉い。

20歳でその境地になるか?自分の20歳の頃を思い返してみるととんでもないぜ。なーんにも考えてなかった。今楽しければそれで良かった。

もう55歳だぞ。どれだけ時間を浪費してんだよ。

ということで自分もタイムトリップしてみてまた帰って来た。イメージ出来た姿はイケてなかった。このままでは確実にイケてない。高校生の自分、20代の自分から見てカッコイイオトナになってなかった。どちらかというとあんな奴にはなりたくないというオトナになっているような感じだった。お前このままだとアレだぞ。

5年間タイムトリップしてやり直そう。そんなこの頃、日々少しずつ前進しています。少しづつですが目標に近づいてはいるようにも思います。だがしかし。問題はかなりのお金がかかることがネックではある。え~、みなさん。ご支援宜しくお願い致します(笑)。その前に無駄遣い止めないとな。

 

 

おしまい