基本的に大人の事情はショボい精神なのだ

静岡県の知事が鈴木氏になった。あのスズキとは親戚関係にはないようだが浜松市長時代の政治資金収支報告書には1000万円を超える献金が記されている。今回リニアとは別に静岡に新しいドーム競技場を作るという案があるのはあまり報道されていない。老朽化が進む浜松市内にある球場の建て直しということで県民1人当たり1万円の負担となり建て替えとなるのだが旧球場はどうなるかというと新しく陸上競技場となる。誰が使うのかというと主にスズキの陸上部という表沙汰になると選挙が不利になりかねない案件を新しく当選した鈴木氏は選挙戦中は口を閉ざしたという経緯がある。

本来なら地元メディアが報道するべきなのだがスズキから多額のスポンサー料を頂いている大人の事情上黙っておこうとなる訳だ。また数千万円の企業献金の見返りとして新しい工場の土地整備や設備投資に億を超える補助金が投入されるかどうかは知らないが、これが政治ってのも正論だ。住民に還元されるという意味では間違ってない、と思うがメディアの対応は姿勢がしょぼい。ドーム型競技場は公共投資で地元も潤うはずだ。集客できれば飲食店、宿泊施設その他も活性化する事だろう。そのこともしっかり報道してそれも含めて投票するというのが本来のあるべき姿だろうが。自然破壊をいうなら交通手段は江戸時代に戻って徒歩だろう。百歩譲って水資源の枯渇も現在報道されていて実際に干上がっている池や沼も実在するが、別のところから水を引っ張ってきて終わりの話だ。それだけの科学や土木の技術があるんだからどうってことない。リニアの何が問題だったのかは実は何もなく、騒いで遅れただけだった。なのでまあとにかくとっととリニアを進めるべきなのよ。

 

 

おしまい