総裁選報道におけるメディアの使命

虎ノ門ニュースの中でキャスターの生明辰也(アザミタツヤ)さんが8月23日の青山繁晴さんの総理出馬会見の様子を語ってました。まず参加した記者全員に政策を記したペーパーを配り最初の30分はその説明、以後質問受付という形で会見は流れていったと。で、質問コーナーになると殆どの質問が推薦人20人の話ばっかりでなんだかなと思い、自分は政策の質問をしたと。その瞬間記者全員の手が止まったと言ってました。総理の一番の重要項目は政策なのにそれに興味がないて、あんたら記者の頭の中どうなってんだ!?と前から思ってましたが病巣は改善することますます悪化を辿っているようです。

この手の報道されるニュースにしても時事通信は裏金、日経は夫婦別姓、その他概ね派閥解消を取り上げてきていますが、そんなことよりも私たちに直結する課題というものは別に存在しています。経済、外交、災害対策など裏金議員どうする問題よりはるかに重要です。裏金議員?全員辞職でええでしょう(笑)。

それら流れ自体は残念ながらメディアが世論を作ってしまっているというのが現代社会の現実です。何に誘導されているのかを読むというのが重要で、新聞読んでそのままそうなんやと納得するのでは0点、なぜ今この記事が書かれて、書かれた真の目的は何か、まで推察することが必要です。え、総裁選の報道で隠された意図とは何かだって?一言で言うとリベラルの勝利、やったーって事やろね。実に幼稚でアホらしいですがこれがこの国の現実です。

はっきりいって自民党の総裁が誰になろうが力を持ち過ぎた官僚の思うがままにこの国はなっていくのだろうし、庶民は庶民で横暴さと理不尽さになんとか耐えて生活していくほかありません。個人的にはナイフ一つ持って山の中で何日も生き延びてやるみたいなサバイバルな毎日を心掛けなければと思います。間抜けな顔をしてボヤーッと過ごしていると彼らの思うつぼです。うん、彼らね。彼らは誰かって話ですが、国民が貧乏になると有利になる人達とそれにくっ付いている団体や人達です。民主主義で自由主義でも利権に関しては共産圏となんら変わりません。巧妙に隠してます。

しかし。12人の候補者の中で明確な積極財政派は2人のみ。名前は出しませんがその2人以外がなると失われた30年は延長し、生活は苦しく、貧乏になるのは間違いなくて、世界的にみれば全くおかしくて理解に苦しむ状況なんですが、良心的な誰か、何とかしてくれよと切に願います。小中学校の先生、子供たちにマクロ経済学を教えてあげて下さい!大人になった時、まともな世論を形成できるように学習させて下さい。バカがバカを選ぶ選挙は悪の根源だけどや、これもメディアに誘導された結果ですからね。

憲法すら理解していない小泉進次郎ですら改憲を口にするカオス状態。どうせなら兄の孝太郎の方がマシなような気がするわ。

 

 

おしまい