名前は出さないがある経営学の本が日本経済新聞出版から出ていて買ってないけど立ち読みレベルでみてみた(経営学の本というより社会学ではないかと思う)。僕の嫌いな日経新聞から出ているだけに立ち読みで充分だろう。
そもそも経済学部を出ている学生で経済に精通している人を僕の周りでは見たことがない。法学部も経営学部も同じくである。まあ言うても僕の周りも狭い範囲なんで一般論とは言えないだろう。そもそも経営学部てなんやねんという思いもある(笑)。バランスシートが読めて借金して起業してどでかい失敗した方が手っ取り早いと考えてる僕からするとなんだかなあと(笑)。
それはさておき思うんです。「世の中の役に立たない学問なんてなんの意味もない」という事を。これは元FRB議長(日本でいう日銀の一番偉い人の米国版)のバーナンキ(今や天下のノーベル経済学者)が年がら年中言ってたらしいが本当にそう思う。
それでこの本。まずは成果主義が書かれている。富士通を例に出し成果主義の多義性について述べている。略すがその後は能力主義との比較解説を経て年功序列と昇進に絡めて成果主義と能力主義の広義的な意味合いの差と矛盾について書かれていた。さらに年功と成果と職務に絡めて職務主義というやつも出てくるのだ。いやもうね。めんどくさい。これらは様々な経営学者の論文や本からひいていてれっきとした大学教授の論なのである。学生はこのようなものを頭に入れて本当に学習した気になっていたのだとしたら可哀そうな気になってくる。俺のはもっとシンプルだ。グダグダあーでもないこーでもないと延々と言ってるのが学問だとは笑わせるわマジで。気楽な商売だな。学術会議は税金の無駄なので即刻廃止すべきだろう。
僕がここ数年で導入したのは成果主義の組織化であり、かつ全体補完主義である。なんやねんそれ!お前もわけわからん主義やんけ!であるがまあ言葉は今適当につけたのでどうでもいい(笑)。結果、ここ数年間の従業員の給料は全国平均を凌ぐ勢いで上がり、採用もかなり困っていない。目指すは大企業並みの平均年収であるがここを突き詰めると一人当たりの生産性の倍増加に行きつく。
これは最低でも全スタッフの共有事項と認識して初めて成立し詳細は控えるが我ながら良くやったと褒めてやりたいシステム構築が出来たと自負している。思考停止を排除し、指示待ち人間も撲滅するのでデメリットを考察する方が難しい。まあそれは今のところであるのも自覚している。従業員の意見を取り入れさらに洗礼されたものにする必要がある。ワークライフバランスをわざわざ言うのは最初から間違っていると前から思っている。収入は以前より上がった上で短時間労働で稼いだ時間で他の事をする、時間消費を楽しむのが正解だろう。端的に趣味でもいいし、子供と遊ぶのでも別の仕事でもボランティアでもいいだろう。楽しく過ごせれば何でもいい。でもそのような思考にならないのは経営者の目的が別のところにあるからだろうな。ここの考えは否定はしないがバランス感覚は大事だ。
大学教授の学問や評価は世の中に役立っているかどうかで判断すべきである。高校生の皆さんに言いたい。大学はどの教授に教わりたいかで選ぶといい。何故ならばそのような選択を可能にするにはいろんな書物を読まないと出来ないからである(笑)。現在はネットやYouTubeもあるからそう難しくは無いだろう。大学選びはその意味で慎重にやってもらいたいと思う。就職先なんか考えて学校選びをしても2~3年で辞めるから(笑)。
と、断言していいのだろうか?みなさま自己責任でお願いします。
おしまい