無事かどうか知らんけど日米首脳会談が終わりました。官邸から指示されて喋ってる政治評論家や米国の専門家など(田崎史郎、中林美恵子など。田崎史郎は元々どうしようもないが中林さん最近どうしたの?)は褒めてましたが(笑)、まあ会談終わってみてトランプ大統領と周囲のスタッフの会話はこんなものだったろうと思います。
「駄目だアイツ。すぐ終わるわ。日本国民は不幸だな!」
また首相の会談前の官僚との打ち合わせ、ブリーフィングと言いますが要するに質問や返答の練習で外務官僚から「WTO脱退の話は絶対に言わないで下さいね」とあった時石破氏は「あれ国際法違反だろ」とボソッと言ったのをすでに記事にされてます。米国当局は事前に調べつくしているので確実に知ってます(笑)。石破を下ろしたい新聞社が不利になることを記事にした構図ですが、チクった新聞社は石破を下ろしたい保守系の産経新聞です(笑)。まあ嘘報道ではないから言った本人がアホだった。
え~、トランプ大統領が日本の自動車だけに30%の関税をかけるとか言ったらCIVIC TypeRの納期が早まって受注再開にもなって俺は嬉しいからぜひかけて欲しいと希望しときます(笑)。
さて本題。
ホンダと日産が合意を破棄したことで日産の株価が思いのほか上がってる理由が何かと邪推すると「鴻海がじわじわ買っているから」というのは素人の考えだろうか?
またフジメディアホールディングスも同様に普通下がりそうなもんだけど急激に上がっている理由は「外資が買っているから」と考えるのは素人考えだろうか?
日産の場合、鴻海からしたらチャンスが舞い戻ってきたということで合理的だ。経産省の役人の思考vs世界的な企業の戦いをボクシングに例えると中学生とプロの世界チャンピオンとの試合のようなもんだと僕は思う。つまり結果は見えてるので来年あたり日産はほぼ外資になると。今の上層部が一掃されれば優秀な従業員からすればそっちの方が幸せかも知れん。ただそうでない従業員はかなり切られるだろう。一時的にはマイナスだが長期的にはそっちのほうがいいかも知れない。ただしホワイトナイトが国内から出ない状況というのは日本経済の未来が心配になってくる。この人口で7社もある日本の自動車産業は美味しくないというのは事実だし僕は統合は合理的だと思っている。ホンダは別として(笑)。
フジの場合はもっとキナ臭い。外資がメディアを入手すると国の運営が危うくなるのは常道だ。子会社の産経新聞をコントロールすればやりたい放題の図が浮かぶ。歴史的に共産主義は常套手段としてメディアを利用して増殖してきた。国を挙げてのリスクマネジメントが必要なのだが政治家も官僚も頼りないからよくないことが起こる可能性は極めて高いと言っておこう。
さて、このような事になるのが解るまであと半年から1年。様々な攻防があって1日で状況が変わるのでどうなるか予測するのは難しいが大筋はこんな流れだ。様子を見ることにしよう。
日産、フジ、エヌビディア、アマゾンの株価の推移に今注視している。ちなみに買うなら10日前だったが当然買っていない。読みは中学生のアマチュアボクサー並といえるだろう。
おしまい