解は論理的思考を身につける!?

お久しぶりです。みなさんお元気でいらっしゃいますでしょうか?寒暖差が激しくただでさえ風邪をひきやすくなっている中、新型コロナの感染者も増えてきております。みなさま、お風邪など召しませぬよう十分に気を付けて下さい。新型コロナでさえ、元気ならば跳ね返す、そんな心意気でお過ごしいただきますよう切に願っております。私の方はと言いますと事務所でもコートを着てないと寒さを感じ(暖房は十分に効いてます)、お客様から「なんでコート着ながら仕事してんの?」と質問されると「2、3日前から寒気がするんですよね~」なんて言うとぞぞぞ~っと後ずさりされる有様ですが従業員スタッフはみな元気です。熱はないのでまあいいだろうって事で済ましてますが、まあこんな感じでぬるい対応をみんながしていくってことでウィズコロナが浸透していってくれるといいですね(2年前から言ってますが)。生保の入院給付金も廃止になって久しいですしね。

さて、書かなくてはいけない事は暫くぶりに溜まってはいるんですが、高校生の職業体験の事を書いてみようと思います。先週、3人の高校生の職業体験を受け入れさせていただいたんですよね。原石ってかんじでみんないい子達ばかりでした。気になったのは雑談中に「どんな職業に就きたい?」と聞いて返って来た言葉です。「ブラックじゃない会社がいいです」ですと。常に教職員みてるとそうなるんですかね(笑)。冗談はさておき、考えさせられます。

友人のご子息がこの春から大阪の企業に勤め、大阪に引っ越しました。本当は近くで就職したかったのだけど給料が5万近く低かったそうです。家賃や不必要な車やガソリン代を考えてみるとバランスシート上、大阪の方がプラスだと。今までと違った環境で生活したいのも解るし視野が広がるので一人暮らしは大賛成です。しかし、帰ってきますかね?全員とはいいませんが何人かは都会や他地域で結婚し生活するのではないでしょうか?なぜならば、魅力ある企業、高収入が望める職場の数がここ甲賀市には圧倒的に少ないからです。地方の少子化の原因の際たるものはここなんじゃないのかなと。

しかもですね、何人もの社会保険労務士と話をしてて驚愕の事実は甲賀市の企業コンプライアンス、働き方改革の現状はあまりにも昭和だと(前にも書きましたね)。

低賃金でブラック。ここを改善しないと絶対に改善しないと言い切れます。僕が市長なら住みやすい街づくりとか耳障りのいいことは言っても、裏側では戦略的に再構築を目指します。だってショボい未来はこの時点でほぼ確定していますからそんなの嫌でしょ。しかもですよ、全国の地方都市の多くはこの再構築、やっとやっきになってやってます。まあ甲賀市役所職員に聞けばやってますと云うんですけどね。それも理解できます、がしかし。

その一環として市主導である組織も出来ました。組織と言ってもサークルみたいな感じで情報交換が主な場ですが、危機感を抱いている会社社長も少なくはないという事だろうと思います。僕も一応先月加入させて頂いたんですが解決しなければならない課題が満載で楽しみです。だってさ、のほほんと生活していて気が付けばとんでもないことになってたら、今から50年後に生活している人達に「あの頃の人たちは無能だった」と言われるの嫌だしね。

高校生に言いたい。

学校でおこなわれる教育はあらかじめ答えが用意されているものばかりだ!社会に出れば決まった答はあまりない、だが解決方法はいろいろある問題ばかりに遭遇する!何が言いたいか解るか?当店に職業体験にきた君たちなら解るよね(笑)。今こそ子供たちの脳を方向転換させないといけないのだ。褒めて伸ばすは最悪でストレスを前進エネルギーに変換するのよ。

一方で甲賀市の経営者の皆さんは業界で最高レベルの賃金、やりがい、仕事環境を満たす零細・中小企業をたくさん存在させる必要があります。そこで転職の選択肢で人材を流動化させられればさらに改善します。う~ん、ここは甲賀市の政策を披露する場ではないんでもう止めときます。

ということで、諸学校の先生の皆さん、来年以降も職業体験よろしくお願いしますね。

 

 

おしまい

 

日本式バカ発見器!?情けない・・・

日本が世界に誇った国際政治家が非業の死を遂げたのに、故人を悼むどころか、罵声を浴びせ続ける現象に「なぜ日本はここまで墜ちてしまったのだろうか」と思えてならない・・・これは作家、門田隆将さんがある雑誌の手記で書いた一文である。

まさにそうだ。そう思う自分が間違っているのかとも思えるほど世間と私の感覚はズレているが、ここではジョージアの駐日大使であるティムラズ・レジャバ氏の言葉を紹介しておく。

「たった一人でも国外からの来賓があるならば国民が一丸となって対応することが日本の懐ではないのでしょうか?故人に対する目に余る言動に心を締め付けられております。問題があるとすれば機会を改めて吟味すればいいのではないでしょうか?今は政治ではなく日本全体の姿が試される局面です。私は全く必要なく悲惨な死を迎えてしまった安倍元総理の英霊を敬い、歴史に残る国葬となる覚悟で出席を表明致します。」

蓮舫、辻本、宮本亜門、ラサール石井、挙げればきりがないが君たち、よく聞くのだ。国葬問題や統一教会問題はバカ発見器なのだ。黙っといた方が身の為だし、かつ将来を担う子供たちへの害悪ですらある。子供たちは反面教師としてみるのもウザがり傍観者、無関心に走っていて悪い兆候だ。またいま、YAHOOのニュース、ネット記事とかで様々な個人、だいの大人たちがコメントを残しているのを目にするがほとんど違和感を覚えるものばかりだ。外国人から見たら不思議極まりないだろう、この国は。私なんかは、国葬で日本分断を諮る工作員に簡単に乗せられるバカたちがこれほど多いとは実に情けないなって思っていますけどね。

いつからこの国はこんなにも劣化して「いた」のだろう。教養がここまでないって、どんな教育受けたらここまで酷くなるというのか?政府は教育こそ国益なのがまだ解らないんだろうか。

一方では「最近の政府や政治家ってひどいですよね?」って声もこの人から聞くかぁ!?って方から複数、聞くようになってきました。みんな「国民の劣化」を本能的に察しているのも実感しています。民度は確かに低いと、危険水域は超えているとは思いますがや、まだ希望も残っている状況というべきか(政府のレベル=国民が選んだ結果という観点から民度と表現しています、常識ですが念の為に言っておく)。これを読んでくれてる少年少女の皆様よ、アホな大人になっちゃダメだよ~(少女はいないか)。

あ、また円高・経済解説(ホリエモン・ひろゆきより詳しい)でけへんかったやんけ!私も劣化しているのは間違いない事実である。

 

 

おしまい

 

教育への投資「教育国債」とは

社員の(意識)レベルが低すぎる。いえいえ、これは当社の話じゃないですよ。私が言ってるのではなく友人がご自分の会社について仰っていたのです(笑)。

大企業は良いですよ。ほとんど関係ない話です(逆に人を減らしたいと思ってますから~笑)。中小企業については深刻な人材不足がもう5年は続いているのではないかと思います(サービス業については特に深刻です)。それともう一つは地元から都市部へ新卒者が出て行ってしまうので地方の方が不利なのです。だから採用の時点で少々不足とみても採用してしまう。採用してしまえば社員教育の問題なので社員教育が駄目、社員教育が不足している、で終わりの話です。しかしリーマンショックと東日本大震災で一時的な大不況になり企業は経費を抑えることに積極的になったという背景には同情してしまう一面もあるんです。中小企業にとって研修費や教育費は格好の削減対象になったのではないかと思うんですね。一方で効率化が求められ機械やIT化や設備費に投資が回されるというのも悪くはないんですが、教育費には断固として回されなかったというのが日本の特徴で、アメリカと比較しても一人当たりの従業員にかける教育費は日本は約30分の1とデータでも出ています。これもう決定的なんですよね。

話を戻しますと、十分に学習させていない社員は満足に仕事をこなせるかというとやはり限界があります。会社の年配者たちは文句だけ言って何も改善策を実行しない。これでは会社の将来はほとんどありません。実はここが合併しなければ対処できない問題のひとつなんですがあまり注目されていません。もうすっかり社員にお金をかける、人材に投資するという感覚がなくなっているのではないかと思えてくるんですが、経営者としては頭では解っているんだけど優先順位としては低めという認識なんだろうと思います。騙し騙し経営している、そんな言葉がぴったりなのではないでしょうか。

このような傾向は10年前くらいからあり、その中で中間管理職も育ってきています。しかし人材に投資をして来なかった第一世代の中間管理職はやはりその能力も疑わしいのではないかと私は考えています。面接官ですら心もとなく、その人が採用し、その人たちに教育を受ける新人と、もはや負のサイクルにはまっているのでは、とね。まあ全部が全部そうだとはいいませんが、極めてそういう傾向が強いのではと思えてきます。将来的を想像するに恐ろしさを感じざるを得ません。

明石市が子供への投資によって地方再生しているのが好事例として示され、近隣でも真似をする地方自治体が増えてきています。実際、世界の学会というか学術的な研究にしても子供への投資は他の投資と比較しても極めて有効である、リターンがでかいと科学的に結論付けられています。極端な例を出すと生涯学校に行かせられない貧困な国の子供と、ものすごい量の教育を与えて医者や弁護士や技術者に育てた子供では生涯賃金において圧倒的な差になります。その子は稼いで税金で投資額を返してくれた上で、その税金を使って様々なものに再度投資できます。道路や橋作ったり、学校や公共施設改修したり、研究費、開発費にも回ります。なので、借金してでも実は子供にお金を使った方が利回り(リターン)が高いと証明されています。ですが、こんなものは国の施策、国の仕事であるべきで、各ご家庭ですることではありません。この話は受験に合格させるために塾に通わせるという話ではありません。それも教育の一部ではありますがごく些細なものなんですよ。家庭教育は道徳(社会におけるあらゆるモラル)と教養を身に着ける為にあると言っていいと思います。

話が逸れそうなので元に戻しますと、それを解決するのは教育国債とか子供債とか言われるものですが、世界で科学的に効果が高いと言われているこれらが日本では難癖付けられて実行されていないというのがなぜなのか?いろんな問題がありますが、大きくは政治が高齢者に向き合っているからなんですよね。つまり、ぶっちゃけ、短期的なんですよ。思考そのものが。ん?なんで短期的かって?そりゃ目の前の当選と各種団体との利権と自分の老後が一番大事と考えてるからじゃないですかね。そのような現在の国やシステムの中で住民や子供は死んでしまいます。そもそも産まれなかったり、生きながら死んでるという意味です。実は情けない話なんですよ。

現在、明石市以外では地域の住民団体などが積極的にこのような問題に対し工夫し頑張って抵抗しているのをよくみます。しかしね、なんで我々がいちいちやらなきゃいけないんだよ、議員の仕事だろ!って思うんですよね。議員の存在意義が意味不明なんですよ。と、国会議員は元々ここでも批判を繰り返してきましたが理由は身近なところに関係者がいなかったからです。地方議員までその批判が及ぶとなるといよいよこのブログも存在が危なくなって来るんですよね(笑)。

え~、地方行政に関わる市議会議員の皆さ~ん。頑張って下さ~い。市長もね。

 

 

おしまい

 

教養とか何か その2

社会に出るとなにが正解か解らない問題に直面します。しかし学校教育というのは正解がある問題、かつ解き方ばかりを教えます。高得点を取る、つまり成績が上位の者であればあるほど実は自分の頭で考える事よりも効率的に解答に辿り着く手順を要領よく記憶しています。さらにいうと勉強法は過去問を参照する暗記頼りになります。短時間で済むので高効率だと思いがちですが、とんでもない。しかも恐るべきことにその暗記教育ビジネスは強大なものになっていて本気でいいと思っている親御さんがかなりの割合でいるのだから将来的危険は計り知れません、この国は。

なぜなら記憶力が凄ければ社会人として有能かというと全く関係ありません。目の前でおこっている事象に対し、なぜそうなっているのか?、誰が何をしたいのか?、これがこうなるとここはこうなるだろう等、背景と仕組みを理解し、繰り返し間違えながら考えて行動する事でしか正解には近づけません。というか正解はなくて最適解はあるのだけれど、繰り返し考え、最も正解に近づけようと考えることでのみ教養は身に付くのではないかと思っています。考えるにあたって資料となるデータや歴史を調べる事で自然に知識は増えます。他国ではどうしているのか、他地域ではどうしているのか。上手くいった例、いかなかった例の問題点など。先人たちは過去はどう対処したか等を調べる。さらに多方向から特に逆方向から考えることで視野も広がります。そのようなものが教養ではないかと。昔から視野の広い人になって欲しいと当社のスタッフに対してずっと言ってますが、これって教養豊かな人になって欲しいと同義語だったんだなと今更思います。

さらにいえば、もう一つ。教養とは知的な知識や見識と言えるんではないでしょうか。知識がないと分析も判断も出来ませんからね。シェイクスピアのあの一文は私はこう解釈した、そして多大に影響を受けて今があると言っていいなどとの会話の入り口で使えば思わぬ同等の知識の方との繋がりにもなり得ます。教養は人を呼び寄せ結びつけます。

と書いてきたが、「考えることこそ教養である」という竹中平蔵氏の本を立ち読みしてるとこんな事が書かれているのではないかと想像するんですが(全部読んだわけではないので笑)。

まあともかく思考力の乏しい学生が多すぎます。アホがいっぱいいた方が統治は楽だし、しやすいですよ、コロッと騙せるから。しかし成長はしません。国主導で成長なんかする訳ありません、国は素人なんだから。30年間低成長ですと。思考力の低下とリンクしているという指摘は誰もしていません。学校や教育関係者を否定することになりかねないのでしづらいんですが私が指摘しておきます。ちなみに前にも言いましたが「きのくに子どもの村学園」は素晴らしいと思います。卒業生は出来る子ばかりです。毎日、自分たちで思考力を鍛えていますから。

思考力の低下は成長率とリンクします。ちなみにTKO木本がなぜ騙されたか?アホだったからの一言で片付きます。

育国債を発行し、子供に投資しないと未来はないのにどうしてしないんでしょうね。というところにも教養のない高学歴役人の限界を感じてしまいます(実は大企業の中間管理職もいい勝負です笑)。高学歴役人なんてこんなもんですがや、このままでは国が終わりますよ。だから地方行政こそしっかりすべきです。トップの責任は重いと言わざるを得ません。明石市があんなに実績残しているのに真似すらしないなんてどうかしているレベルです。あ、最後は役人政治家批判になってしまいましたが真実なので仕方はない(笑)。

 

 

 

おしまい

 

 

 

教養とは何か その1

辛坊治郎ズームそこまで言うか。というラジオ番組をpodcastで毎晩寝る前聞いてるんですが、Youtubeではニュース喋り残しという項目で辛坊さんのチャンネルで時間の関係などで解説できなかったことを喋るというYoutube番組があります。昨日の内容の一部が観てて本当に情けなくなってきました。問題提起もしたいので文字起こししましたよ。以下、限りなく正確ですのでよろしければどうぞ。

 

これもうオンエアしたくなかったんですね。わざと避けたんですよ。たとえ批評するにしてもラジオでこれを電波に乗せるべきではないという私の正直なところだったんで。実はですねズームオンの一つ目にこういうのが入ってたんです。

安倍元総理大臣を皮肉る朝日川柳が物議。朝日新聞が16日付けの朝刊に掲載した朝日川柳が物議を呼んでいます。読者から寄せられた7本の川柳が紹介されていますがこの内容すべてが8日に殺害された安倍元総理に関連するもので疑惑あった人、忖度などの言葉が使われています。これを読まないと批評しようがないので読みますけどね、読みたくも無いですけどね。

・疑惑あった人が国葬そんな国

・利用され迷惑している民主主義

・死してなお税金使う野辺送り

・忖度はどこまで続くかあの世迄

・国葬って国がおしまいっていう事か

・動機聞きゃテロじゃなかったらしいです

・ああ怖いこうして歴史は作られる

人が一人、銃撃されて命を落としているっていう訳です、ね。私はね、人としてどうよってレベルの話じゃないかって気がします、これに関して言うと。思想とかっていうそういうレベルの話じゃないんですね、これまあ意図的に7本川柳選んだ人が西木空人っていう人なんですが、西木空人って一体何者かというと本名栗田亘、1965年から2002年まで朝日新聞で働く、ああ、いわゆるオールド左翼ですね。2001年3月までの6年近く天声人語担当。なるほど。だからね朝日もだいぶ変わって来てるはずなんでこういう化石みたいな人は少なくなってるんですが、やっぱ今でも夕刊のここでも何回も取り上げてます素粒子書いてる人とかこの朝日川柳の選ぶようなことをやってる人たちは、だから左派左翼全盛期に朝日でまあ、日本を共産主義に本気でしたいと思ってたような人たちなんだろうと思いますけどね。思想はともかくとしてね、人が一人死んでる状況の中で、うーん、死してなお税金使う野辺送りとか、動機聞きゃテロじゃなかったらしいですとか、やっぱこれ人としてどうよってレベルなんじゃないかなと思います。それは私、素朴にします。はい。これ以上喋る気にもならんって感じですね。

 

 

以上、辛坊さんの解説です。これについて私はひとこと以外喋る気にもなりません。「教育のレベルが低すぎる」のが原因に尽きます、です。

高度経済成長期を支えて来ていただいた先輩たちではありますが(実際はその後、バブル10年後まで)、この団塊の世代から上の方々。当時の教育レベルは相当に酷かったと言わざるをえません。時代の被害者とも言えなくもないですが、もうちょっと物事を自分の頭でお考えになられた方がよろしいんじゃないでしょうかと、つくづく思います。当然、全員が全員という訳でなく団塊の世代以上の方々で立派な方もたくさんおられます。しかし朝日新聞を購読されている一部の方々には特にですよ、教養の最下層をかいまみた。そんな感じですね。戦後レジームからの脱却ってのはまさにここからの脱却を意味しているのだと思い知らされた気分です。情けない。

 

つづく