興味深い教育先進国の事例。

よほどネタがないのかこれが1面である。だが興味深い。バランスボールに座って授業を受けている子供たちはフィンランドの公立小中一貫校。実験的な授業だが理にかなっている。

ニューヨークにある親のない子供たち、ストリートチルドレン(服役中やアル中や麻薬のリハビリ施設に収監中の親を持つ子供たちを含む)を大学に進学させようと試みているNPO法人がある。進学率の93%が高いのか低いのか良く解らないが(お金を払えば行ける大学はあるだろうし)、ただし取材に取り上げられる生徒の脳は異常に発達している。入学時からバイオリンに取り組ませているからだそうだ。楽譜を「目で見て」、「耳で音を確認し」、「指を動かす」、少なくとも3つ以上の事を同時進行させることで脳神経が数倍の発達をするらしい。脳の写真も見たが中枢神経の塊が普通の人の倍ほどあった。確か遺伝子学的に13歳までしか発達しないとかなんとか言ってた気がするので、12歳のお子様をお持ちのお母さん、急いでください!

頭を使いバランスを取りながら授業を行う事で2つ以上の事を同時進行させている上に体幹も鍛えられるのは素晴らしい。ただし物事には例外もある。僕の知人のギタリストとピアニストは2人ともバカなのだが、研究対象として調べて頂きたいものである。

 

おしまい