あのしたたかなメルケルですら移民問題で躓く。

いきなり虎の門ニュース削除されてました(笑)。忘れてました虎の門ニュースは足が速いんだという事を。やはり自力で解説しろという事でしょうか。ではやってみましょう。

最近よくある人材不足を外国人でカバーしようという施策ですね。特にサービス業は深刻な人手不足に常に悩まされていますからね、東京のコンビニなんかバイト全員が外国人てな感じで田舎もんはビックリしますよね。人不足ゆえに解らん事もないってなりがちですが果たしてそうでしょうか。

いろんなメリットデメリットはありますが現在最大の問題となっているのが健康保険制度の抜け穴です。観光ビザでは駄目ですが就労と学生なんかなら日本の病院で保健が効くという良心的な国です、我が国は。例えば実例を挙げますと、とある近隣の国の50過ぎたいい歳したオッサンが語学留学と称して来日します?普通。するんですね。で、翌日には中々取れない予約の大学病院の癌検査や治療なんかを安価で受けると。私たちの税金で超部外者の為に医療費を負担しているんです。こういう斡旋を手配する組織、あるいは旅行代理店は日本の法の隙間を狙って合法的にやってきます。数年前からずっと放置されているのは理由が在るのかないのか解りません。注1

それはさておき問題は他にも山積していますが、結局経営者側が安い労働力を手放したくないもしくはもっと使いたい、その方が業績上がるんで、という賛成意見というか政治家への陳情(献金の見返り)があるという事が大きい気がします。経団連との話がどうなっているのか解りませんが、僕は個人的にいいイメージを持っていません。マクロ経済的に景気が悪くなるであろう施策にことごとく賛成もしくは提案している節が経団連から感じます。注2

確かに保守系の意見として外国人参政権が悲劇を生んだり、犯罪率や治安が悪くなるだろうというのは他国で証明済みですが、人類学的に考えると民族の移動や拡大は必然だと思います。文化の違いや宗教観と、とても複雑な話ですが人類がこの先、最良の未来を築くことを期待しています。

そもそも1年くらいは議論しなければならないほど問題が山積しているこの問題を早急に衆議院を通過させるのはおかしな事である。ただし野党の追及は的外れが多い。

 

おしまい。

 

注1  あえて放置しているなら他国から利益を得ている政治家と役人が確実にいることになる。工作活動は世界の常識。それを仕事としている人たちの事をロビイストと呼ぶ。ジェシカ・チャスティン主演の映画「女神の見えざる手」は是非ご覧ください(笑)。

注2  デフレ社会になると安定しているお金持ちや大企業の優位性が立つ特徴がある。全体が悪影響を受けようと我々が優位ならそれでいい、自分がこの役職についている期間さえしのげばそれでいい、生きている期間さえしのげば後は任せた、という無責任な自己保身的な思想が影響していると思われる。これを私はデフレスパイラルが生んだ効率化からくる発想(人間性)の委縮と呼んでいる。日本の病巣の根幹と断言したいですが、社会学の学者の皆さん、意見下さい。あ、経団連ね。工場の中国進出からおかしくなった気がします。

増税の裏側。真実はyoutubeにある。

10月14日(日)の読売新聞朝刊の1面は衝撃的な見出しだった。派手なタイトルの下に首相明日表明とあるから一見スクープのように見えるが、こんなの総理はいつも口にしていて、もう5回くらい聞いてると思う(しかしリーマンショック級の事がない限りというのも毎回聞いている)。それがなぜ今更?というところに注目せねばならない。

これを解説するのは結構大変でして(笑)。この動画が日本で最もこの記事を詳しく解説していると思われますのでそれをご覧いただくのがベターです。7分20秒頃からです。

いかがでしょうか。Z省に命を狙われないか心配になってきます(笑)。この虎の門ニュースは政府関係者に視聴者が多いのも特徴の一つですが他国のインテリジェンス(諜報機関)もチェックしているあなどれない番組です。スポンサーへの配慮や世間体を全く気にしていないので地上波では絶対に放送できない報道も多々あり、とても重宝しています(それはないやろ的な解説や出演者もいますが、そのへんは参考程度に流してます。一押しは有本香さん。)。注1

さて、これからさらに少子高齢化が進んでいきますと社会保障がもっと多くなる、そうなると大変だから増税は仕方がないのです、なんていう評論家や政治家や元政治家や学者がぞろぞろいます。はっきりいってこういうのは税金ではなく保険料として徴収し保険制度のもとで運用すべきが世界の常識です。消費税を社会保障に充てるなんて国は先進国の世界ではまあ、ありません。保険料で賄うにしても僕らの負担は増えますが、Z省の裁量が減ることにより天下りや不正入試(笑)が減って健全です。

また増え続ける借金の話ですがこれも相当おかしな話です。本来会計は貸方と借方の二つを見るものですが、借金問題は負債しかクローズアップされていません。これを解説しているのはもう2年も前のラジオ番組「ザ・ボイスそこまで言うか」で高橋洋一さんが13分頃から話している内容が正解中の正解です。

この高橋洋一さんは元大蔵官僚でZ省にとって都合の悪い真実をしゃべりまくり挙句の果てに巧妙に隠していた特別会計を発見し注2、怨まれ、Z省から「三回殺しても殺し足りない」と言わしめた人物です(笑)。そのうちスキャンダルに巻き込まれますよとある番組の最後に言い残し、数か月後に実際にスキャンダルに巻き込まれるという特殊な経験をお持ちです(笑)。

この「ザ・ボイス」は貴重な私の情報源でしたが番組がなくなり残念なんですが、YOUTUBEに結構残ってますので重宝しています。ちなみに先程の動画は2年前ですが、2年後の今日の経済動向をほとんど当てています(特にこの回は最初から聞いてもいい内容だと思います)。私の体感で某日本経済新聞の経済動向予測的中率が2割くらいですから凄さが解るというものでしょう。高橋さんのは良く当たります(打率7割くらい)。

マクロ経済学において、この経済成長具合で増税をするのは世界的に非常識な施策です。過去3回の増税時(0から3%を含む)には2回減収になっています。今回必ず景気は下降し冷え込みます。自動車業界でも駆け込み需要があるからいいだろという人もいるかもしれませんが、駆け込み需要なんて無い方が経済効果は高いのです。ただしオリンピック後に必ず迎える景気低迷の際に8%に戻すというシナリオであれば良策とも私は考えますがね。そんなことよりも社会保障は保険料徴収にする方が先です。注3

 

 

おしまい。

 

注1  有本香。ジャーナリストとして最も信頼できる人物の一人であり良心派。何より自分の足で取材している数少ない本物の一人でもある。小池百合子本で稼いでいるように見えるが、チベット弾圧、台湾などチャイナ周辺国の社会問題等を得意とする。ちなみに記事にある首相明日表明であるが、表明しなかった。後日談だが記者が嘘記事になるので会見を開いてくださいと総理に迫ったが断固拒否されたというオマケまでついている。新聞記事と記者の質の駄目さを表現している出来事。

注2  財務省時代、この国には貸借対照表がないことに驚き初めて導入した人物(と、される)。これにより埋蔵金と呼ばれる特別会計を発見し埋蔵金発掘男と称される。おそらく日本で10人の天才に入るであろう人物。高橋氏いわく簿記と英語が出来れば仕事に困ることは無いという。なので中高生の諸君は頑張って簿記と英語を勉強するように!

注3  人口的に多くを占めるサラリーマンは折半なので企業は必ず反対します。

 

 

はじめに。

知覚の扉だと?

大胆にして無謀にもウイリアム・ブレイクの詩の一節からタイトルを拝借するという暴挙、つまり私の集大成、墓標(笑)というべきコーナーを始めたいと思う。

たとえば僕は映画だと観ている人たちに問題を投げかける、社会に対する問題提起をうながす作品が好きである。生き方を問われているようであり、物事や宇宙の摂理、人類の本質を探究したい自分の欲求に合っていると思うからだ。注1

ウイリアム・ブレイクの詩の一節からオルダス・ハックスリーが著書につけたタイトル「知覚の扉」。それを引用してバンド名としたのが「The doors」。

時は1968年、The Doorsの2ndアルバム「Waiting for the sun」の中に「The unknown soldier」という曲があり、こんな一節がある。注2

Black was white the news is read Television children fed(白は黒だとニュースが報じられ子供たちはTVに養われてる)。

トランプ大統領が広めてしまったフェイクニュースなるもので世界は満ち溢れている。フェイクが広まれば誰が得をし、誰が損をするのかということこそ知っておくべきだ。流す側には流す意図と目的がある。あくまで利益の為に意図的に書かれている。

だがこんなのは50年前から何も変わっていないってことが前述の歌詞で解るというもの。都合のいい時は表現の自由を謳い、都合の悪い時は報じない自由を訴える新聞社のでっち上げニュースを読み解き、社会の本質を問うような文章を書いていきたいと考えていますが、映画や食、酒に漫画にスポーツなど得意分野ばかりになるかも知れませんがご容赦下さい。

短い文章で端的に伝えたいことを書く努力は致しますが無理なような気もします。また資料置場としても活用いたしたく、参考資料として明示した物や人の主張や発言やリンク先が必ずしも私の主張や思考ではないという事を明示しておきたいと思います。

では、いづれまた。

 

注1  とはいえ、面白いから観てみと最近知人に貸したDVDは「ローマでアモーレ」というコメディ映画。つまり私の映画の好みに一貫性は無い。

注2  高校1年の時に出会ったアメリカのロックバンド、ザ・ドアーズ。ドロドロとした情念を透明感あるサウンドに昇華してみせ一躍ブレークしたバンド。サイケデリックムーブメント、ベトナム反戦運動、ヒッピームーブメントの寵児となる。テーマは愛と死と薬とSEXでヘロインでぶっ飛んだ状態で作曲活動をしていたという今では考えられないコンプライアンスの中で活躍したグループである。こんなものに高1で深く触れたおかげで今がある可能性があるのかは解らない(笑)。名曲中の名曲として「水晶の船」を推す。しかし、前述の歌詞の文法はおかしいと思うのは私だけか?