連理とは?

GWも今日で終わり。明日からは通常運転が始まると思いますが、みなさんGW疲れ無きようしっかりと体調整えて明日をお迎えになって下さい。とはいえ今夜は滋賀県民なら因縁のルイス・ネリが東京ドームに登場しますからゆっくりとしている場合じゃないかもしれませんが。黄砂かpm2.5か知りませんが疲れた体には毒ですので気を付けて下さい。抵抗力落ちてるとまだまだコロナもありますしね。

さて、このGWついにオステリア・ラ・チチェルキアさんに行って来ました。オステリアとはイタリア語で居酒屋のようなもんでトラットリアとほぼ同じ意味かと思います。しかもここは日本でマルケ料理専門店の先駆けってことでイタリアはマルケ州からも感謝状が届いている、そんなお店です。詳しくは下記をお読み下さい。とても優秀な記事だと思います。

大阪で唯一、イタリアのマルケ料理が堪能できる店 オステリア・ラ・チチェルキア | 中之島の地域情報サイト「中之島スタイル.com」(Nakanoshima-Style.com)~中之島の気になるお店やイベント、ビル情報をご紹介!

料理人の独創性が光る。唯一無二の店!Part9 オステリア ラ チチェルキア 17年4月号 – 料理王国 (cuisine-kingdom.com)

このお店は知り合いの方から何年も前から教えて頂いていたのだけれどなかなか予定が合わなく断念していたお店だったんです。お店については記事の方がはるかに詳しく書かれていますので参照して頂きたいんですが、やはり僕が興味があるのはオーナーの職業に対する向き合い方なんですね。これは異業種の僕らにも完全に通じる共通のキーワードというかまあなんというかそんなもんがあります(笑)。お店や会社を始める目的、またはその職業を選ぶ目的とは何か、というか目的を得るための手段と言えばいいでしょうか?これこそが最大のポイントになると僕は思っています。もちろん、それらがあってもなくても成功するとは限らないんですが、その場合、成功とは何かという問題にも行き当たります。禅問答のようですが論理的に説明できるんですよ、これは。ただし、賛同できるかどうかは個人の持ってる世界観によって別問題なんですが。

オーナーシェフは連(ムラジ)久美子さん、おっとり見えても信念と理念は頑丈です。そう、とても論理的です。やるからには理由がある。理(ことわり)の方なんですね。で、連理草=チチェルキア、豆の名前です。名前の付け方にもそれが滲んでいます。

ファストフードの反対がスローフードですが、昔から人々はその地域のものを時間をかけて調理し食してきました。もちろん、添加物や保存料なしに。それが各々の家庭料理として確立してきたんですね。マルケの家庭料理「これ味付けは塩だけであとは野菜の旨味やな」とか、とにかく優しい味。それとマルケのワインは最高だが何より空間が何とも言えない居心地の良さがある。これを提供できるのはなかなか難しいと思います。一度お試しあれ。

@osteria.la.cicerchia • Instagram写真と動画

 

 

 

おしまい