トランプ大統領が大統領になってから読書の時間が1日3時間しか取れなくなったと嘆いているらしい。このおっさんはやはり只ものではないだろう。
自分はどうか。最近読んだ本として。
「円安の何が悪いのか!?」フォレスト出版 村上尚巳著
「許されざる者たち」Hanada新書 島田洋一著
「月刊Hanada3月桃花号」飛鳥新社
1冊目は僕の知ってるマクロ経済学とのズレの確認、2冊目は難しい。片手にスマホでWIKIで調べまくり。3冊目は石井英夫さんの追悼文が心に染みる。
さて本題です。
ある朝、会社の2階への階段と上がって左側のスペースに埃が目立っていた。暫く掃除はしてなさそうだ。気になったので自ら掃除したのだがその時こう考えたのだ。バイトのX君が朝10時に出社して「ほうきどこにありますか?」と聞いてくる子なのかどうかという事。「何すんねん?」「階段掃除しようかと思って」となればX君の親御さんの子育ては成功していると言っていい。実際にはX君はそんなことを聞いてこないのだが親御さんの家庭教育は失敗とはもちろん思わない。子育ては実に難しいが思い起こすのは大谷翔平選手の親御さんの家庭教育である。マウンドからグランドに落ちているゴミを拾ってベンチに帰るくらいだから大谷選手なら必ず見逃さないだろうなと。
新入社員時の自分に当てはめるとどうだろうか。自ら掃除をしただろうかとの問いかけに答えはおそらくYESだろう。親の教育は完全なる失敗(笑)だと思うがこれに関してはほうきを手に取っているはずだ。理由は何も貢献できない自分の自分の出来る事で何かしなくちゃいけないという動機は常にあったからだ。まあうちの社員に対してはそこまで求めないが、求めなくてもやってくれると嬉しいものである。が、大人になってからなかなか世界観を変えるのは難しい。今、そんなに売れ行きも芳しくないが調子の悪い時こそ基本的な事は大事だ。ここは雀鬼会に詳しいが割愛する(笑)。
ということで子育て真っただ中のスタッフも当然たくさんいて来週から産休のスタッフもいる。そこで思い出したのが「非認知能力の育て方」小学館 ボーク重子著(1650円)である。そういや何冊か若いお母さんに配ってて手元にないのでAmazonで取り寄せてみた。産休スタッフに読ませようと思う。今思い出したが彼女には1冊借りっぱでパクられているのを思い出した(笑)。
実際に大谷選手のようになる子を育てるのは無理と思う。が、大谷選手の親御さんのやってきたことをなぞることは出来るだろう。前述の本の中にそのようなヒントがいっぱい書いてるので1650円は安いはずだ。ご参考にぜひどうぞ。ひょっとしたら会社のマネジメントにも応用可能かも知れない。社長さんもぜひどうぞ。
おしまい