論点はそこじゃない

たまにはツイッターみたいに短くいこう。この記事内容は酷い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0533b6814358b828a164d06cdf94dc6bd486ee8c

論点すらずれている。アメリカの大統領選、大阪都構想、分断を強調するクソ記事しか書けないメディアは頭が悪いか、金の為にわざと書いてるのか、国家の分断を目的としているのかは知らないがクソであることは間違いない。

言論の自由を振りかざし、民主主義気取りを叫ぶほど質の低いものはない。小学生以下のクソどもであるが、コメント欄にはそれに騙されない人たちが増えていることが救い。

平松元市長も含め分断煽ってどうすんの?善良な大阪人を巻き込むな!

 

おしまい

 

僕はこう考える教育論その3

ここ何年も読んでいないが音楽雑誌「ロッキング・オン」は高校以来最もよく読んだ雑誌の一つである。「ロッキング・オン」は洋楽専門雑誌である。当時ネットも無かったので海外アーティストのコアな情報はここにしかなかったと言っていい。僕が考える邦楽と洋楽との違いで最も大きかったのは言葉をメロディーやリズムに乗せた時の美しさとかカッコよさ、歌詞の内容には雲泥の差があった。もう邦楽なんか幼稚すぎて聞いてられない程だった。現在ではそんな違いは全くない程、邦楽は進化し洋楽は陳腐になった。それはともかく双方に最も違和感を感じたのが音楽性ではなくインタビューの中身であったのだ。

とにかく文字数が多い。例を挙げると「今回~なのは~だったからなんだ。というのも~ということに導かれたと言っていい。しかも~は~も兼ねていた。何故なら当時の僕たちは~だったからね。そのような結果として~を手に入れたと言えるかもね。例えば~」みたいな洋楽アーティストのインタビューの答えはとにかく長くて論理的だった。ジミーペイジ、デヴィッド・ボウイ、トム・ヨークしかり、あのリアム・ギャラガーですらだ。日本のアーティストはもっと淡白で自己分析が出来ていない人が多かった気がする。向こうの音楽は論理的であった。洋楽のロックはラジカリズムと切り離せなかったのである。時に哲学者のようであった。

その原因がこの歳になってやっと解ったのである。問題はイギリスの幼少期の教育にある。例えば数学で例を示すと日本では数学のテストはA3の紙1枚にいくつか問題があって回答記入欄に答えを書くか4つのうちから選択するのが一般的だと思う。イギリスでは白紙の紙を問題数ごとに何枚か渡されそれに解き方を書いていき、そのプロセス(頭の中の考え方を図式化したもの)と答え両方で採点される方式である。つまり答えが合っていてもプロセスで理にかなっていなかったり、ミスがあると減点されるので100点は取りにくい。つまり考える力を養うことに重点が置かれている。論理的思考を身に着けるために教育があるという考え方だ。この為にあのリアム・ギャラガーですら論理的だったのだ。一方で日本はプロセスは過去問の暗記でよくて、そこは問われず最終解答だけが問われる。ただし、解き方を暗記しているので解答までが圧倒的に早いという利点がある。

しかし社会に出れば暗記が役に立つ頻度と思考が役に立つ頻度を考えればどうだろうか。争いが無くなる社会にするためにはどうするか等、世の中には最終解答がない問題ばかりといっていい。このような課題に直面した時、暗記教育はフリーズしがちです。とはいっても戦争をなくすというのは論理的に考えても難しいんですけどね。つまり日本の教育はテストで高得点を取るために存在しているといっていい。大学入試の為と置き換えても良く、韓国もそれに近いですね。しかしそれって教育の本質から逸れてるような気もします。柔軟な考え方が苦手な原因がここにあるのではないだろうか。

とはいえ、欧米も暗記教育をもっと増やしてもいいと思います。早いですから。日本は論理的思考を増やした方がいい。うつ病が増えてる原因はここにあるかも知れないと個人的には思っています。繊細な問題なので誰も言わないですが何十年後かにそんな論文がでて証明されるんじゃないかとも思っています。欧米式と日本式を足して2で割るくらいでいいんじゃないかと僕は思いますけどね。小さいお子さんをお持ちのご家庭にはぜひ「非認知能力」を育てるという観点で接してあげて欲しいなと思いますね。決められた常識なんてもっと疑っていいのだ。非認知能力!?それはまた今後書きたいと思います。

 

 

おしまい

補足・・・でも日本の数学のレベルはめちゃくちゃ高いです。

大阪都構想の裏

保管庫の補足をしておきます。

前回、堺屋太一さんが目論んだと書きましたがそれは道州制への変革であって、元をただせば2003年、もう17年も前の太田房江知事時代に大阪財政がめちゃくちゃになりこのままでは大阪が壊れてしまうと自民党の一部の議員が立ち上がり大阪自民が2つに割れました。それが松井一郎と浅田均です。発端はこの2人で浅田均こそが頭脳となり維新の原型が出来上がりました。このおっさんは英語、ドイツ語、フランス語、ラテン語、バリバリの大阪弁を喋り、スタンフォードにも留学した2世議員ですが地方議員にしてはありえない頭脳を持っています。ですから橋下徹出現より7年も前から都構想は始まっていたのは実はあまり知られてはいません。

そして今から13年前に太田房江さんを破りそこから大阪府民誰もが認めるほど大阪は変わりました。橋下徹を神輿に乗せて大阪維新の快進撃が始まるそこには島田紳助さんと故やしきたかじんさんのピース失くしてなかったと思います。

それはそうと好感度のある吉村知事が今回積極的に出て来なかった理由も述べておきます。今年の3月くらいからある政党が放送法第4条に反するという内容で猛烈にTV局にいちゃもんを付けてきました。都構想が有利になるので吉村をTVに出すな。そんなことを言ってもコロナの会見とか知事が出ないと始まらないのでいちゃもんレベルなのですが都構想で番組討論をする際は吉村が出て来たら出ないと。しかし松井なら出ると。TV局側は討論番組が作れないので維新は松井さんを出すしかない。吉村さんが表舞台に出て来なかったのはそういう背景がありました。ある政党は姑息ですが戦いの上ではナイスプレーでした。もちろんこんな情報はもちろん地上波では報じられる訳がありません。

もうひとつ、地域別の投票割合を見てみるとかなり傾向が見て取れます。年齢別が取りざたされていますが実は大して意味は大きくありません。しかも前回も同じ傾向なのでおそらく次やっても同じ結果になると思いますが、平均所得が低いところは反対しているというのが本質です。これは世界でもよくある事情で数十年で変わるものではありません。将来不安と密接に関係していて変革にはネガティブなんですね。ということはそこが無くなれば可決ということになる!?

でもこれ、そういう問題じゃないんですよね。前回も書きましたが一国における地方自治の問題なんで(ここ甲賀市なんて100年たっても基本姿勢は変わりません)。ブラマヨの吉田さんなんかは凄く理解されています。また彼の発信した内容に対するコメント欄に書き込む人たちも凄く理解されています。しかし大阪市民の多くは実は理解が無かった。理解させなかったのは維新の問題ですがだからこそ思うんですよね、民度の熟成はまだまだだと。100のうち30くらいかなと。

ということで簡単にまとめましたが結論としてたかじんさんがいれば都構想は賛成多数だったと思います。今更ながらたかじんさんは凄い人と思わせる大阪都構想問題でした。

 

 

おしまい

 

大阪都構想・反対意見をぶった斬り

大阪都構想否決について書き残しておきます。

ただしここでいう「公務員」とは当店のお客様で公務員の方のことでは断じてないことだけ最初に申しておきますのでご了解下さい。滋賀で働く公務員の方には20000%関係のない話です。ちなみに僕は大阪の公務員事情はちょっと詳しいですよ(笑)。

そもそも大阪維新の会は規制や既得権を破壊するために出来た集団です。この場合、それは主に府市の公務員と世襲制議員とそれにつながる公務員と土木工事企業などの利権団体でした。これらを破壊するために出来た党なんです。ここまで言い切ってしまう論説は身が危険なので無かったと思いますがもう終わってしまったのでいいでしょう(笑)。

もちろんこれは序章にすぎず、大阪でそれがなされたら日本全体に波及し道州制へと進み、地方分権に制度転換させてゆくというのが故堺屋太一さんの目論見でした。これは明治維新と同じくらいの凄い可能性と危険性をはらんでいてここは議論が必要です。簡単なところでいうと消費税も地方税となり責任は莫大に増えますが自由度も増え地方再生の切り札となるはずでした。そうですよね、松井さん。僕も道州制しかこの国に未来はないと思ってましたので残念極まりないです。もちろんトップがアホだと地方は即死するという事は考えておかねばなりませんが東京都は現に死んでいないことを考えると大丈夫だという気がします。またトップがアホだと選挙で落とせばいいのでより民主的です。

話を元に戻しますと先ほど述べた利権団体および個人は様々なレベルで損をする事になりますのでいろんないちゃもんをつけて反対したというレベルの話です。いちゃもんと言ったのは根拠のないデタラメばかりだったからです。ここまで言い切る説もそうありませんが事実なので仕方ありません(笑)。

特に毎日新聞のコスト増ネタは悪質な世論誘導でした。公務員なら誰でも解るレベルの誤報でした(巧妙に細工されていましたが)。一部の吉本の芸人の発信もスレスレの世論誘導と言わざるを得なくて見ていて「なりふり構いよらんな」とびっくりしたレベルです。ま、芸人は利用されてるだけですが。選挙の終盤の切り札として反対派が最初から用意していたものでしょうね。反対派の頭脳戦の勝利です。

とにかく維新VS大阪市公務員の戦いは幕を下ろし、疲れ切った将は引退となります。大阪市の公務員の力は凄いとしかいいようがない結果となり、なんか煮え切らない感じで終わりました。これにめげず吉村知事よりもっと下の世代がもう一度チャレンジしていただきたいと思います。それほど大阪の地方議員は任せておけないカスです(言葉を選び抜きました)。彼らの報酬は他の地方議員の追随を許さないほど高く、人数は多く、仕事はしていません。

もう一個。絶対的真実を最後に述べますと行政サービスの向上や低下は景気に左右され、行政の量や質では左右されません。経営者の人なら解り易いかと思うのですがそういう説明は今回なかったのかなと。ちょっと戦略的に疑問が残る選挙戦でしたね。吉村さんを要していながら尚更残念なポイントです。コロナと重なったことは運が悪かったですね。それもこれもそういう流れだったのでしょう。

この解説、日本で一番わかりやすい解説かと。短いのでWIFI無くとも見て下さいね(笑)。

おしまい

 

 

スポーツの録画観戦はやっぱり・・・

ボクシングを見るのが好きで中学校の時など正座して見てたほどだ。なので昨日の井上尚弥の試合は複雑だった。生放送はWOWWOWで12時からだったがWOWWOWは契約していないので見れない。地上波なら見れたかというと昨日はお店でオイル&タイヤのイベントだったのでそれも難しかった。無理をすればながら見れたが放送自体が無かったので無理だった。逆に良かったと言える(笑)。地上波はフジテレビの20時からだったのでそれまでに結果を知ってしまうのがどうかというのが大問題ではあるが勝つという結果は解ってる。どうせ勝ち方だけなのでまあいいかと12:30頃にスマホでチェックするとLIVE情報で6R途中とある。6Rまで続いてるんだ、まさか苦戦!?とか思っていたら10秒後に7RKO勝ちの速報が出てやむなく最速で結果を知ることになる(笑)。あ~あ~知ってしまったよ、まあいいか、でもブランク明けで勝ってよかったと安堵。そして夜の放送で細かくチェックすることに専念しようと。

試合内容は専門家に任せるとしてここではあまり報道されていない情報を取り上げておこう。マロニーはノックアウト後に病院に直行し、試合後の本人コメントは翌日の午前中現在は出されていないが、どうも自分がどこにいるのかもわからないくらいに記憶障害が出ているらしい。大丈夫だと思うが少し心配である。

もう一つは実は3Rくらいから井上選手の脚に異変が出ていたらしい。確か6Rか7Rの始まる前にグローブで太腿を何回か叩いていたのでおかしいなと思っていたのだがGOサインではなくて脚の痙攣だったと大橋会長が言っている。世界初挑戦から3戦目くらいまで同様の問題を抱えていたらしいので今後の減量方法を見直す必要があるらしい。個人的にはこの階級に暫くとどまって欲しいのでクリアして欲しいものである。

もう一つは最近は強豪としかやってないので当たり前なのだが結構被弾しているのが気になった。チャンピオンになってしばらくは被弾がほんとに少なく試合終わっても汗かいた程度だったのはあの強豪ナルバエス戦ですらそうだった。そんなこというとパヤノにしろマクドネルにしろ顔に傷ひとつなかったが。まあ3R以上闘うとそりゃ被弾もするわということだけど、倒しにいってると仕方がないわね。ところが元ヘビー級チャンプ、ティム・ウィザースプーン氏なんかももうちょい相手のジャブをディフェンスする技術を身に着けて欲しいと言ってます(余計なお世話だろうけどとも笑)。本人も解ってて被弾しているとは思います。でもファンとしては長くやって欲しいのでダメージは極力減らして試合を終えて欲しい。ある時期から人間年齢とボクシング年齢との戦いにもなりますのでね。あのロマチェンコですらそれは避けられない。

Youtubeでスポーツのライブ中継が始まると画期的な出来事になる。そんな時代はすぐに来ると思う。無料なのでね、ぜひ実現して欲しい。

 

 

おしまい