山上信吾著、中国「戦狼外交」と闘う(文春新書)がAmazon全体で7位の売上というのはこの手の本としては異例だ。僕は「日本外交の劣化 再生への道」を読んだがこのような人は人生のお手本としか言いようがない。何より品がある。様々な価値観はあるがこのような歳の重ね方は理想だと思う。再生への道は前途多難としか言いようがないが新たなジャンルで頑張って頂きたいと思う。上司に持つならこういう男がベストだろう。ちなみに実名出された元事務次官の森健良氏などは気持ち的には懲役150年にして欲しいくらいである。現実的ではないがこれが納税者の気持ちだろう。
で、僕も知らなかったこの手の話。良い動画だと思うのでご参照いただきたい。
うーん、僕も気をつけよう。石破君もね。政府は閣僚各自にスタイリストつけるのが急務です。服装だけで他国から馬鹿にされる軽んじられる、つまり服装だけで「国益を損ねる可能性があるから気をつけなければならない」と知ってればその責任の重大さから「なりたがりのバカ政治家」も減っていいんじゃないの?
おしまい
補足
山上信吾。最期はオーストラリアの大使であった。オーストラリアからの離任の際、日本大使館公邸(キャンベラ)での最後の夕食会にアボット元首相がシドニーから駆け付け、夕食会の席上「特別な贈物」として腕時計を山上大使に贈呈した。ジョン・ハワード元首相、スコット・モリソン元首相、及びトニー・アボット元首相の3人からの共同プレゼントであった。時計のバンドには次のように刻まれている。「3人の首相から、日本の最も偉大なる大使への贈り物 貴使の勇気と知的リーダーシップに感謝しつつ」(Three PM’s tribute to Japan’s greatest envoy,in your courage and intellectual leadership.)。オーストラリア側からの感謝と評価と貢献の高さを示したエピソードであり、最高レベルの評価(人間性と仕事内容)を示す実話である。
これを読む、中高生のみなさん。上記の2冊は卒業までに読んでおくと良い。社会の構図が理解できる。