スタンフォードは理系です

凄いなあ韓国。

医学部の定員増は許せないと研修医が集団辞職だと。医師不足を懸念した結果、今以上に不足するとは何やってんだか意味が解らない。行き過ぎる幼少期からの競争社会で育つとこうなっていしまうのだろうか。目的は人を医学で救う事ではなく、今まで勉強してきたのは金持ちになる為、社会を見返す為だけだと疑わざるを得ない。親が学歴で不遇な経験をしてきたからこそ子供にはそんな目に合わせたくないという親心からこのような事になっているのだけれどや、このような子供たちは勉強は出来ても頭は悪いんじゃないかと思うと受験勉強の意義を考え直さないといけないんじゃないのか。受験勉強のおかげでアホが育つ。出生率は世界最低。自殺率は世界最高。韓国の20年後はどうなっているんだか興味深いが日本もいい勝負をしている。

ちなみにいうと佐々木麟太郎のスタンフォード大入学。大学は人を育てるという基本理念をずっと守って今があるアメリカの教育はやはり凄いとしか言いようがない。鳩山由紀夫元首相もスタンフォードの博士号持っているというのは置いておいて、大学というのは国の将来をしょって立つ若い人に高度な教育を施すというのが国家プロジェクトとして本来の姿であり、高度な教育という投資はリターが大きいというのも実は研究結果として確立されている。したがって子育て支援を税収で賄うなどというのは愚策中の愚策である。子供のいない無関係なオッサンがなんで俺が負担せなあかんねんと嘆くのは当たり前で教育国債発行で将来の大人たちが受益者負担で返済すればいいだけの話だ。こんなでたらめな制度設計した誰かはアホだし、止められなかった周囲の関係者もアホだ。話はそれてそうでそれていない。

つまり、政治家も官僚も頭悪いんじゃないかということだ。普通に考えたらありえないような政策を平気でやる。日本の政治家は代議制で国民の代理であるが国民の意見を全然聞かないという特殊な構造になっている(笑)。ではなぜそうなってしまっているのか?政治家は国民のレベルと比例する。おかしいだろ!責任者出せ!っていうのも知識がいるのだ。

佐々木麟太郎くんの将来は明るい。たとえメジャーで野球が出来なくても社会の役に立ちたいと思って行動している。野球が人生の全てではないと。つまり大谷翔平選手とは違う道で世の中の役に立ちたいとあの歳で考えているのだ(佐々木君はMLBのドラフトかかれば退学して行くだろう、それがアメリカの大学野球というもんだ)。

国家の最も重要な項目は教育ということになるのだが、それは会社も変わらない。社会とか組織とは何万年も前からそういうもんだ。その為にはトップがいちばん勉強を怠ってはいけない。総理であり社長であり、あらゆる代表が。

あ、それから言わなくていいことを一言言っておく。受験勉強の為の塾ほど悪質なものはない。金と時間の無駄である。成績は上がったところでアホになる。え、なんでって?4年前に書いた「僕はこう考える教育論その1~3」に書いてます。今読むと幼稚だな(笑)。

 

 

おしまい