解説 経済学上の減税と給付の違いを読んでから投票へ行こう(笑)

いとこの子が今年高三で大学受験だという。僕にはなんの関係もないが一応どこいきたいのと聞いてみたら経済学部に進みたいと言う。リケジョだと思ってたら違うらしい(笑)。なんでまた?と聞くと世の中の事象を詳しく知るためには経済学が最も効果的だと思うからだと。間違ってはいないがそれを知りたいなら経済学でもマクロ経済学、あと簿記、そして国際関係論こそ学ぶべきだろう。ここでも何度も書いてるけどどの大学に行きたいかはどの教授に学びたいかで決めるのがベストと今回も言っておいた。もう一度言うとマクロ経済学に簿記に国際関係論だ。この3つが最低条件。つまり多角的に学ぶ方が良い。法律も大事だが手が回らないだろう。

この事があったので現在国政選挙の真っただ中、いいテーマかなと思うので少し話題になっている減税か給付かという話をついでにまとめておく。

まずどちらも物価高対策である。次に考えるべきはなぜ物価が高くなっているかという要因を突き止め、その要因の解消策を理解した上で施策として減税か給付か、どちらがベストかという選択に順番的にはなる流れだ。その上でどれだけ減税すれば、どれだけ給付すれば、これだけの効果が出るというのは明確に計算で解っていなければならないのは鉄則である。これは企業でも同じである。ここで言っておきたいのは企業での計算は素人同然だからまず間違うが、国家公務員の特に財務省の計算は実はほぼ間違わない(ただし解答を公開するかどうかは別の話であるが)。ただし政治家や省庁の利権が絡んでくると計算式自体がゆがめられるのは理解しておく必要がある。実はほとんどがこれだ。

物価上昇の要因はいろいろあるが大きくは原油高によるエネルギー価格の上昇、円安による輸入原材料の高騰、生産性上がってないのに為替レートで儲かっただけで給料を上げた事、ひとくくりにするとコストプッシュ型インフレといい、悪いインフレの典型です。逆にいいインフレとは何かというと供給量を需要が上回った時に起きるインフレでこれは好景気の象徴です。

減税にしても給付にしても今時貯蓄には回さず使うでしょう。即ち需要が増え、さらに物価が上がるという構図になるのは抑えておかねばならない点である。つまり問題の物価高は改善されずに悪化する可能性が高い。メディアでここに言及する経済学者やコメンテーターは皆無である。理由は知る由もないが単に無知だと思われる(笑)。

問題は財源ではなく効果です。この事を考え人気投票じゃなく最も論理的に政策を打ち出している政党を支持するべきです。政策は嘘や人気取りの為の場当たり的な甘言ばかりですので気を付けないといけません。うっかり騙されて30年で全く洒落にもなりません。ちなみに減税は1か月で出来ます(コロナ時イギリスは1週間でやった)が給付は半年はかかります。

そういえば師匠の高橋洋一先生も減税が良いとか給付が良いとか明言していないですね。同時進行でエネルギー価格抑えたり、円高にしたり、関税交渉で有利にしたり、労働生産性を高めたりと最低でもこれらの条件満たすことが出来ないと効果は生まれないという事かと思います。つまり無理筋でどうでもいい話だと(笑)。事はそう単純じゃない。そりゃそうなんですが、その上で世界的な基準に照らし合わせれば食品消費税は永久にゼロが妥当で普通の政策だと思います。農家の人には利益出して欲しいし、もっと参入して欲しいのでね。JAの解体も必須条件ですね(笑)。

再エネ賦課金も中国に金を流しているだけなので意味がないとだけ最後に言っておくが、このような他国への流出無駄金は国際機関も含めて即時に中止にするべきだろう。G7もすでに結構止めてるよ。これ最初に言った簿記の話。

「石破さんが可哀そうだから今回も自民党に入れます」なんていう高齢者をわざとオールドメディアはTVで流してました。そのおばちゃんもそうだけどメディアもメディアだなと。

さあ選挙に行こう!

 

 

おしまい

確認には多少の教養も要る!?

どちらかというと僕は社員旅行は行きたくない派だ。と、自慢げに言うのもおかしいが場所によってはぜひ連れてって下さい派である。LAで大谷翔平ツアーとかなら喜んで行きたい。しかしZ世代なんかはLAですら行きたくない、休日くらい自由にさせて欲しいと思ってるんじゃないかと感じるのは僕だけだろうか。

先日、社員旅行の代わりに自由に取れる休日を3日増やし食事会を開きました。決して僕が社員旅行が嫌いでそうなった訳ではありません。女性スタッフが何日も家を空けるのはやはり厳しいというニーズによるものです。場所は京都のミシュラン三ッ星のひとつ菊乃井さん本店。はっきり言って自分のお金で行こうとはなかなか思えないお店であるし、下手すると一生ご縁がないお店かも知れないですし体験学習としていい経験、教材と言っては失礼ですが学習になるかなと思い決めました。大人の社会見学です。

料理といえば例えば家で作る肉じゃがなんかけっこう美味しい。里芋の皮をガッガッと剥いて醤油と砂糖で煮るだけでかなり美味い。料理屋で里芋というと丁寧に八角形に剥いて上等な鰹やら昆布やらで煮る。旨いかというとこれに限れば家のが旨いと思うんです。ただし器は違う。畳も違う。床の間の生け花、窓から見える景色、女中さんのサービス、心遣い、これらを総合しての一品が料理屋の里芋煮であると。味は3割、残り7割は雰囲気というか空気だというのは僕の意見ではなく菊乃井の大将、村田さんの最新刊に書かれてました。なるほどなと。これ、車でもそうだと思います。違う店でも同じもの売ってますが雰囲気は全然違いますからね。常に僕らは周りの何ものからでも学習し向上していかねばならないと考えています。それが「非常識な」と思われようが結果が正しければ問題なしと考えています。その上で企画している事は山ほどありますがボチボチ出していこうかなと思いますのでご期待下さい。

ところで菊乃井本店さん。タクシーで行ったのですが繁華街から抜ける道中も風情が変わり情緒というかすでに空気の重みが異なりました。建物全体にしても他の三ッ星と一線を引く風格。正直、ビビります。通された部屋には尾形光琳の硯箱が普通に飾ってあります。まさに圧倒の存在感、歴史の重み。まさに非日常の世界。

行先を勝手に良かれと思って決めたのは僕ですが、結果みんなが良かったと思ってくれたかどうかが重要です。目的は連れていくことじゃなくて参加して良かったと思ってくれる事ですから。そういう意味では普段唐揚げに生中が最高と思ってる人に合うかも含めて考えさせらる、僕自身のいい経験になりました。皆さんも一生に何度も行けるお店ではないけれども人生において重要なイベントなんかには利用されるのがいいと思います。

 

 

 

おしまい

 

ほんまに「おいしい」って何やろ? 村田吉弘著 集英社

 

 

本質理解と問題解決能力なさすぎの人たちをなぜ僕らは選ばなくてはいけないのか?

先日のNHKの日曜討論で関税をテーマに話が始まり各党首はいろんな経済への影響と米国への話し合いによって対応を進めていくべきだという意見が主流だった中で日本保守党の百田代表だけが本質に触れたと思います。以下、簡略化し文字を起こします。

「皆さんの話を聞いてますとね経済だけに絞って喋ってるんですが、私はトランプさんが日本に対して非常に厳しい関税を要求している、これは別のメッセージがあると見ています。日本を同盟国と見ていない感じがしますね。特にアメリカは今回の関税に関しては中国を非常に経済的に締め上げたいとそういう意図があります。ところが日本はアメリカに同調していない、恐らくアメリカはそれを見ていると思いますね。例えばフェンタニルの問題とか、アメリカが締め出している国防7校の留学生を日本は野放図に入れている、これをやるなとは言えません、内政干渉になりますから。アメリカは日本に対しこの件に関し相当不満を持っている、これが恐らく関税という厳しい条件を突き付けてると。このようなメッセージを読み取れないようでは政治家失格やと思いますよ。」

この意見は国際関係論を学ぶ大学生にとっては誰でも理解できる初級の理屈です。これをわざと言わないのか、本当に頭にないのか疑問ですが、NHKは中国への配慮なのかフェンタニルと国防7校の発言をカットしたようです。みなさんこれが今の日本の置かれている(終わりに近づいているヤバイ)状況です。

ちなみに日本維新の会の吉村代表は米国に代わる貿易国をみつけ貿易先を変更していくべきだとの趣旨を述べ現実とかけ離れた思考に吉村も大したことないなとびっくりしました。そんな国かき集めてもある訳ないやろで終わりです。維新も終わったなという貴重な発言でした。

勢いのある参政党も党首の神谷氏は巧く喋るけど実は勉強不足で所々で無茶苦茶な意見を言っていて、党勢を拡大する為なら何を言ってもいいという姿勢がチラ見えし実は底が浅いヤバイ奴というのを露呈しました(そういう時期と割り切っているのだろうけど本物はついて来ない)。要領は良いけど嘘つきでもある(ただし参政党の党員は応援したくなる人多いです)。こういう奴は裏切るんですよ。

はっきり言うと政党政治こそ利権の根本なんですよ。そこを目指している。もちろん、神谷氏も最初の立ち上げ期は良い奴でそんな奴じゃなかったと思います。政治の世界にどっぷり浸かってしまうとそうなってしまうんでしょう。恐るべき世界なんです。

ちなみに戦後の大物政治家で大きなことを成した3人を挙げますと、例えば岸信介、池田勇人、佐藤栄作など。彼らが政治家になっているのは50歳くらいです。当時の50歳というとそろそろ平均寿命という年齢ですから、その動機は「このままではあかん、死ぬまでに何か世の中の為に役立つことをしないと死に切れん」と推測せざるを得ません。しかも30年くらいは社会人として働いてきている。そのおかげで世の中の問題点が良く見えている。理念もそうだが人間的にしっかりしている。理念に命を懸けているので私欲に走らない。

ところが昨今の政治家は2~3年親のコネで大企業に腰かけ就職しての政界進出、もしくは社会人経験が無い人もいる。そんな輩が庶民の事なんか理解出来る訳がないのです。挙げなくていいのに挙げますと代表的なのは小泉進次郎、石破茂です(笑)。世襲議員が癌なのはここにあります(もちろん例外もいます)。

本来、未来永劫ですが問題の本質解決能力が問われるべきなのです、この参議院選挙は。そこで僕が取り入れている問題解決の方法を最後に書いときます。いろんなことに役に立つのでぜひ主婦の方なんかも覚えておいて下さいね。

1)対象の課題を分析して本質的な課題を見極める。

2)理想がどうあるべきかを見極め「理想と課題(現実)」のギャップを理解する。

3)ギャップを埋める。ギャップを埋めるためには専門領域以外からもアイデアを持ってくる。そしてそれは問題が解決できるならば非常識と言われようが問題ない。

1も2も3もそう簡単じゃない(だから一生勉強だと思ってる)。難しいんだけどすべての問題はこの工程で解決できます。日本人は平和過ぎて論理的思考が不足しすぎています。平和だとボケーっとしてても生きていけるんですよ。とはいえAIが発達すればますますバカになるんだろうなあ。AIなんてデータ集計(数字だけじゃなく)を言語化発信するだけでデータが間違ってたら意味のないものに過ぎないですからね。

 

 

 

おしまい

 

今こそ学びの本質と意味を問うべきだろう

これが無料で配信されているのは凄い。

2時間とボリュームあるが削除される前にどうぞ。結構耐えられると思うのだが(笑)。前から言われてきたが教育が功利主義と結びついた時点でおかしくなってきたという歴史的視点をもっと世に広めたい。表題の件が焼け石に水であってもだ。

学問は将来的に裕福になる為にやるのではなく好きだから学ぶのだ。だから「勉強せーへんかったらろくなとこ就職でけへんからやれ」という親御さんの教育方針は昔から大嫌いである。本質からしてズレている。高学歴でも通用しなくなってる時代でもあるから尚更である。

しかし日本国民は真面目なところ、ここに悲劇があるのではないだろうか。元々米国が仕掛けた愚民化だがクソ真面目にも自立して一直線に愚民化を進めてきた。その方が統治しやすいといえである。僕はいろんなところからうっとおしがられているけどそれはアホではないとの証明かも知れん(笑)。こんな事書いてるからアホだとは思ってるけど(笑)。

間抜けな立民に非難が殺到している年金法案。どんどん苦情の電話を入れるといい(笑)。この点において日本国民は賢くなってきているかも知れないがシナリオのゴールは「だから消費増税やむなし」という妥協にあるのだから注視が必要です。シナリオ描いてるのは財務省と厚労省。これは次回深く解説したい。特に法人は他人事ではないのでね。

 

 

おしまい

今月の一冊

僕のマクロ経済学の先生は高橋洋一先生だが国際関係論は島田洋一福井県立大学名誉教授である。最新刊は読まないといけないだろうという事で買ったのがこれなのだが中身はいかにもリベラルが発狂しそうな内容だ。Amazonの書評で星一つしか付けてないいかにも左の投稿はかなり無理があって笑えてくる。最も反撃したくなるのは第4章「米国」を蝕むディープステートの巻だろう。これは実は現在ハーバード大学の件で旬である。以前ここでも書いたが福田ますみ氏の優れた著書「ポリコレの正体」に詳しく書かれている。ちなみに6/27公開の映画「でっちあげ」は福田氏が原作なのでぜひ観て頂きたい。

高橋先生も島田先生も元は大学教授(高橋先生はまだちょっと現役だが)。大学というのは就職に有利だからちょっとでも偏差値の高いところに入っとこうじゃなく、この教授に学びたいという目的で選んでいただきたいと切に思う。日本の大学の在り方はやはり異様だから。

ん?この本の感想?中身は正論だが島田先生らしい文体は初心者には陰謀論に見えるだろうが実際には全く違う。各国の歴史的な公式見解、エビデンスも交え貴重な講義聞いてるようで意外にもページが進む一冊である。政治家ならこの程度の見識は全員が持っていて欲しいし、無ければ自ら退場して頂きたい。

例えばパリ不戦条約一つを取ってみても議論の余地は未だある。身近なところでは東京裁判がいい例だろう。しかしAmazonで星一個をつけるリベラルもこの本を全部読んだ上でいちゃもんをつけていると考えれば大したものだ。普通読まないから(笑)。この言い方は幼稚で嫌いだが、右も左も真ん中も理解した上で議論すべき。結論は出ないだろう。だが将来の糧にはなるだろう。

 

 

おしまい