平手友梨奈と2020を大胆予想します。

 あけましておめでとうございます。お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?私共は7日間もお休みをいただき恐縮でしたが事故トラブルなどございませんでしたでしょうか?皆様にとって良い年でありますことお祈り申し上げます。

 そういえば今年は稀にみる正月映画の不作と言ってよくDVDにしろ最近公開された映画で観たいものもないし困った正月であった。暇なのでどうしてもYahooニュースを見てしまい平手友梨奈がまた倒れたと知る。以前友人が大人に対して口の利き方なってない、TV映ってんのにダルそうにしてる、芸能人という前に人としてなってない、なので大嫌いと吐き捨てられていた平手友梨奈(自分の子供の非常識さには一切触れずにである!?)。凡庸な友人には解るまい。当然のような世間の常識が現実社会では正であるというのは実は妄想に過ぎない。スターゲイザーで見せた神がかった表現力はダンサー平手友梨奈として恐ろしく、はかなく、甘美で、せつなく、紛れのない天才といえよう。天才は元々偏っているのである。こういうタイプは社会に順応するタイプではない。それでいいと許される選ばれた人間である。順応すれば表現は薄められる。表現したいかしたくないかが重要な人だからこそ今後が予想できない。人の域を超えた存在を凡庸な私が解る訳がないのである。沢尻エリカのように悪い大人が寄ってたかる事だけはないように祈るだけだ。

 予想できないと言えば2020年である。これを読んでいただいている皆様は多少社会や経済情勢に興味のある方が多いと思います。最近、自分の中でようやく解ってきたことをまず整理したうえで僕なりの予想をしてみよう。

 まず気づいた1つは現在の総理大臣は歴代で経済をよくわかっているかどうかという事において不動の1位を高橋是清とすることに異論のある方はいないだろう。2番手は安倍現総理か宏池会の池田勇人ではないかと思う。その次に実は小渕恵三ではないかと思う。私が3年ほど前に出した2020年4月、日経平均24000円をピークに景気は後退するという過去の予想はまぐれと言っていいほど経過は今のところ的中している。実に29年ぶりの高値である。これだけでここ30年で最も経済を理解している総理大臣だと言っていい。だが4月以降どうなるかというのはここからの予想だ。

 2つ目に特筆すべきことはアベノミクスは最新のマクロ経済政策に欠かせない失業率に注目したところである。以前も説明したので省略するがNAIRU(ノン・アクセレーティング・インフレーション・オブ・アンエンプロイメント・・・これ以上どんな手を打っても失業率が下がらない下限)を重要視したことである。これを目指して財政投融資をした世界でも少数派の首相であるというのは快挙と言っていい(メディアでは誰も評価しないけど)。

 3つ目はこれはいかがともいえるが安い労働力を働き方改革という道半ばの政策と同時進行で注入したことである。むろん外国人でという話である。これは経営者にとっては実は都合のいい話なのだ。そんな金額では日本人は雇えない。企業は事実上潤う。

 4つ目は将来の福祉の財源は保険料で賄うのが世界の常識なところ世界で唯一消費増税という税金で賄うという悪手を打った事。保険料なら企業が個人と折半で負担します。この為、大企業は特に有利。利益や設備投資や研究費や開発費などに回せる上、人件費ではそう苦しまない。一方で消費は低迷し景気の向上にブレーキをかけたことになるが承知の上という悪手といえよう。その理由はいかに(ということで以下に続く)?

 ということで結局(挙げる項目はまだまだあるが割愛して)乱暴に言えば昔から経済学者の中で議論がある「経済は個人消費で引っ張った方がいいか、企業の設備投資で引っ張った方がいいか?」という問いで後者を選択したと言えるんではないだろうかという事だ。これまだ誰もどこの学者も経済評論家もアナリストも言及してませんけどね。だからどうなんだという問いにお答えするとこの分析は素人として快挙である(笑)。未来、歴史が証明するだろう。

 これから推測すると企業はある程度を研究開発や設備投資ができる体力をここ数年で持ったと言えます(異論はあるでしょうが客観的に以前より様々な税法上税金負担は大きく減ったことが大きい、これで文句の言う経営者は馬鹿だ、ただフェアに申して人手不足は一旦置いてだが)。よって今年から2~3年の景気は現状維持が暫く続くのではないかと思います。

 最期に株価だけ予測しておきましょうか。高橋洋一先生によると(別にこの人だけが言ってる訳ではないが)当たり前だが株価は半年後の景気評価である。ここでも基本を押さえておくと景気は需要と供給のバランスと失業率で決まると言っていい。需要が伸びて消費が増えて人手不足になると長期の好景気となる。戦後の日本がまさにこれである。今年は消費増税で需要が落ちるが人材不足は解消できないので人件費で会社が圧迫されることは少なそうだ(経営者は死ぬほどきついけど)。世界の景気指標も良くないが、景気対策を見越して株が買われるという特徴に当てはまる周期になっていると思われる。要するに金利が上がらないのだ(むちゃくちゃ略したが)。つまり戦争でも起こらない限り、間抜けな政権交代がない限り株価も大きく変動しないというのが予想である。銀行に預けるより株買った方がマシという流れはこれからもこの個人投資に疎い日本でもじわじわと増えるだろうし。結論として投資は自己責任でお願いします(笑)。

 さておき、とにかくオリンピックが無事に終わって欲しいものです。あ、HONDAの事書いてなかったね。いずれまた。

 

 

おしまい