東梅田 THAI-YA-TAI

当店の定休日である水曜日は梅田までスペイン語を習いに行ってるんですが、お昼をどこで食べるのかも一つの楽しみでもあります。本来なら午前中の授業が終わってスペインバルでタパスとワインを飲みながら小説を読むというのが理想ですが梅田界隈の静かなスペインバルでランチ営業やってるところは残念ながらこのコロナで消滅してしまいました。なので西梅田の珉珉でさっと食べて帰るというパターンが殆どです。特に一人で入るのが苦手で珉珉ですら初めて入るのに1か月かかったほど無理です。通り道にある昼飲みできる肉バルなんか勇気が無くてついに1年経っても入れずついに閉店してしまったほどです(ここは再開発で梅三小路そのものが閉鎖)。店員さんきれいだったのになあ。

しかし、のんびりできて全然一人で入れるお店を発掘しました。東梅田にあるTHAI-YA-TAIというタイ料理屋さんです。ちょっと前に知人と夜、天満でご飯食べていて帰り道に立ち寄ったお店でフレンドリーな雰囲気だったのでこりゃ今度一人でも来れるなと、さっそくこの水曜日に行ってきましたよ。

普段なら一人でお店に入るのが抵抗ありすぎる訳ですがこの店は全然行く気満々でお店の前に到着したわけです。さあ入ろうという所で店頭にランチメニューがあって立ち止まって見ていると中から厨房のオッサンが出てきて強引に入店させられました。いや、入る気満々なんすけど(笑)。

中に入るとこのお店、決して小奇麗ではありません。むしろ小汚いんですが、だがそれがいい。屋根のついた屋台の雰囲気です。そこが僕の居心地のいい空間と言える所以です。僕くらいの年齢の女性の二人組が昼間っから飲んでます、学生かOLか解らない清楚な女性一人がランチしているという雰囲気。女性一人でも来れるんだ、勇気あるなあと僕なんか思ってしまいますがまあ普通の光景ですよね。

ここの従業員は全員タイ人で手を引っ張って強引に中に引き入れた男性はよく見りゃこの間ビール奢ったったオッサンでしたが僕のことは覚えていないらしい(笑)。飲食業の方って僕らもそうなんですけどよくお客さんの顔を覚えてるもんなんですがまあいいやと、まずタイのビール、SINGHAを頼み、何種類かあるランチメニューからグリーンカレーとタイ風焼そばのセットを頼みました。で、今日やったスペイン語の復習に入ります。この時1時45分くらい。

タイ料理は詳しくないんですが、この焼そばとかいうものはベトナムのフォーみたいな麺を肉と野菜でエスニック調に炒めていましてエビの風味です。まあ最強の焼そばは大分の想夫恋と思ってますのでこれは焼きそばかぁ?というものでしたがグリーンカレーは普通に美味しいですので機会があれば行ってやってください。前回はプーパッポンカレーを頼んだんですが、もっと美味しいプーパッポンカレーを食べたことがあるので今回はまあいいかと(次回はマッサマンにしよう)。

お客さんは今がランチかというような仕事中らしき二人組の女性も入って来て、とてもきれいです(笑)。よくみればすっかりお店は女性ばかりの中に僕だけ男一人で浮いています。そうこうしているとこれもこの前にビールをご馳走した経営者らしきタイ人のおばちゃんがやってきて(この人も僕のことを覚えてないようでそれなら覚えるまで来たるでと固く決意します笑)、一枚の紙を出すわけですよ。何かと思い目をやると手作りの1枚の広告でした。よく見ると本日3時にロケ取材でミルクボーイがやってくるという内容。よかったら残ってて下さいとの事。同様に全部のテーブル周って紹介していて一様に「えーーーーーーっ!」ってなってました(笑)。ミルクボーイ。待つべきか帰るべきか(笑)。

この続きは次回!

 

Otra vez sera(おしまい)