放送法の改正案が審議されない裏側

またしても百田尚樹のツイッターを引用する。言葉は汚くて引用したくはないがあえてそのまま掲載する。

「『オッパイさわらせて』という軽口を言った財務省官僚に対しては、メディアは、総力を挙げて叩いたのに『50歳でも14歳の女の子とセックスしてもええやんけ』と言った国会議員には、ダンマリかよ!日本の言論空間は狂ってる。このツイートを読んだ地上波テレビや大手新聞の記者、何か言ってみろ!」

とブチギレ。これに対し2000弱のコメントはほぼ100%「全くその通りだ!」との反応である。最近の百田氏ツイートは同意コメが多い。異常事態である(笑)。

その百田氏は数年前にNHKの経営委員をやっていた。それで思い出したのだが前回、次はNHKについて書くと言った。そういえばここでまた書くと言っておきながら放置しているテーマは多い。特に投資関係と教育問題である。取り合えず今日はNHKについて書きたい。

今国会での放送法の改正案がほぼ止まりました。主旨はNHKはもうけ過ぎてて金が余ってるから料金引き下げろって話だったんですが残念です。

止め方がえぐい。フジホールディングスの外資法違反がけしからんといって審議せず時間切れになりました。はっきり言って公認会計士とか信託銀行とかみんなが計算ミスに気がつかなかったんだが、こんなもん今後気をつけますって終わりの話です。その間違い分は2012年から2014年の間でわずか0.00042%から0.00083%超えたってだけ。60Km/hの法定速度のところを60.1Km/hで走ったというレベルで一応オーバーしたのは事実なので法律違反なのだが、それに気付かなかった総務省がけしからんけしからんというんで審議拒否したんですね、野党が。これを止めると菅政権の成果みたいになっちゃうとまずいって事で、いやね、もう最悪に不毛ですよ。間違いは確かに間違いだがそれは置いといて他に問題があれば審議すればいいだけの話だろうが。

こんな事やってる野党にも今度の選挙で少しは票が入るんだろうから日本てほんと不思議な国ですね。本来ならこんな野党政党解党せよって気運が高まってもいいものをマスコミが報じないからみんな知らない。報道しない自由ってのがあるからなんだけど自らの首を絞めてるだけだと思いますけどね。そんなメディア誰が信用するんだっての。国民を馬鹿にし過ぎだろうと思うと同時に10年後にはいくつもの新聞社が紙ベースの新聞事業から撤退していくのだろうなと思いました。

特に朝日新聞が廃刊になればその日は国民の休日に指定していいレベルであるし、立憲民主党もたいがいにせえよというお話。ああ不毛。

 

おしまい