バレンタイム!?

全国の女性の皆様、昨日はお疲れ様でございました。私の友人は奥様の義理チョコの買い物に近鉄までついて来いと車を運転させられ「あんた甘いもん嫌いやろ」と自分のは買ってもらえなかったそうです。それでも夫婦っていいもんでしょと僕は思いますけどね。彼に聞けば3年に一回くらいいい事もあるそうですが謙遜だと思いますよ。本当は5年に一回だったりして(笑)。

ところでバレンタイン考えた人ほんと天才だなと感心している場合ではないほど現在世界は不穏な空気で覆われています。オリンピックの後はかならず戦争になっているってアレね。

もう2年前になるだろうか。映画「赤い闇」については以前ここでも触れました。あの映画一本見るだけで学校の世界史の授業より、池上さんのニュース解説より100倍は学べます。そう、今一番ややこしい地域ウクライナで起こった大量虐殺についての映画ですが、そのウクライナが現在また窮地に陥っています。これを理解するのは面倒そうですが例えばこんなのだったらどうでしょうか。

「私はオーストリアで生まれ、ポーランドで育ち、ハンガリーの学校に行き、ソ連で就職し、今ウクライナに住んでいる」

「大変な人生でしたね」

「いえ、私は生まれてから今まで一度もこの街を出たことがありません」注1

侵略の回数があまりに多いのでこういうブラックジョークが流行っていたというのだけど半分正解なので恐ろしいです。

日本は有史以来約3000年か2000年かよく解りませんが第2次大戦後アメリカに7年間占領された以外は一度も他国に侵略された事はありませんでした。占領したのがアメリカだったから日本語や文字も文化や国民性も残ってますがソ連だったら今の日本は無いでしょうね。少なくともソ連の侵攻があと1週間早かったらドイツや朝鮮半島のように分割されていたと思います。実際にこの数千年で数千の国が消滅していますしね。イタリアや中国は古そうですが実は出来たのは最近です(笑)。

まあともかくこの国があるのは実は奇跡に近いんですよ。なので世界の危機的状況に危機感を感じないのは数千年のDNAの積み重ねである!という新説を発表したいくらいなんだけどまあ止めておこう。代わりにこちら、バレンタインだからこの人に登場して頂きましょう。細川バレンタインさんです。

いかに僕らが恵まれているか。いかに日本に生まれただけで勝ち組といわれるのか。その理由をこの動画、または映画「赤い闇」で検証してみて下さい。

 

おしまい

 

 

注1 ・・・ ナザレンコ・アンドリー著「自由を守る戦い」から引用。