投票の意味と本質を考えてみよう。

本日は沖縄の辺野古移設に対する県民投票の日なのだが。

読売新聞の一面はこれだった。

で、このニュースが掲載されたのが2面のこれだけ。

いい感じの小さな扱いだ。

イギリスからホンダが撤退を発表した。イギリス工場3500人の従業員は全員職を失い、下請け関連企業の従業員はその2~3倍の職を失うと報道されている。元々欧州ではトヨタも日産もホンダも苦戦しているのが現実だ注1。これだと工場閉鎖して日本産を輸出した方が儲かるという訳である。トルコ工場も閉鎖を検討しているのも当然と言えるだろう。それが欧州経済の世界からの将来展望、烙印なのだ。EUはかなりやばい状態である(リーダーのドイツが超絶ヤバい状態だからこそこうなった)。そのEUからイギリスが離脱するという事でイギリスはここ200年で最高に最悪な危険な状態に突入するだろう。これは僕でも予想していたほど簡単で、普通に起こっているに過ぎない。それをあろうことか国民投票でEU離脱を決したのだ。いや確かに移民問題はあったにせよだが最悪の回避という点で危機管理が甘かった。

これが民主主義である。素晴らしいではないか。あきらかに間違いだと思っていても大多数で決まったことには自分の意思と関係なく従うという組織論、民主制。こんな例はどうだろう。

赤い眼の種族が8割、青い眼の種族が2割の国があるとしよう。ある日総理か大統領(赤い眼の人)が税を赤い眼だけ減税すると決めたとする。こんなものは不平等で平和的ではないが多数決取ればほとんど赤い眼が勝つという理不尽な結果になるのが社会学である。理不尽な事でも多数決でいったん決まれば従わなければいけないのが民主主義の限界と僕は呼んでいる。こんなもの(民主主義)はここ100年の決定システムの流行に過ぎない。これがいちばん素晴らしいと唱えているのは視野が狭いと言わざるをえない。

EU離脱は地獄行の切符だと解ってはいたが、離脱と決定した。国民の総意だから仕方がない。とはいえ、その後の英国内最大手新聞の調査ではその投票を愚かだった、後悔していると答えたのが大多数という結果は問題だ。つまりその時の感情に大きく左右させられたが、冷静に考えてみるととても間違っていたという事だった。当然その時、離脱を煽った勢力がいるのは言うまでもない。離脱した方が利益が出ると思っていた、または実際に利益を得た組織的な勢力である。メディアを利用して行うのはここ100年の流行であるというのも付け加えておくが、今後はネットとサイバーアタックに変って行くことも追加しておこう(だからこそ5G市場から中国を追い出すのである)。

沖縄の県民投票ほど愚かな投票は無い。普天間の危険を一切除去もせず、辺野古移設にだけ反対している翁長知事以降の県政も相当に性質が悪い。

しかもこの投票にそもそも反対していた5市も実際は、反対派の嫌がらせ他に耐えきれず参加表明したのが実情だ。これはまったく報道されていない注2。英国、沖縄、どちらもこれら民主主義を主張、活用する勢力、に投票を支配された格好になっている。それはリベラルを自称する人達だ。日本でも左翼と呼ばれる存在だが、世界と日本では性格が大きく異なる注3。私はどちらかというとリベラルだがリアリストである。リアリストからすると左翼思想が夢物語に過ぎないと断じることができ、とんでもない不幸を招いている実例、実害は世界中のいたるところでとても多い事だけは言っておかねばならない。沖縄から米軍がいなくなると地獄が始まるという予言もまたしておく。

 

 

おしまい

 

注1  ヨーロッパ諸国の街で見かける日本車は圧倒的にマツダ車である。それはさておきホンダのイギリス撤退には3つの大きな理由が在る。一つはイギリスのEU離脱ならイギリスからEU向けの自動車輸出に10%の関税がかかる。二つ目は日本とEUが結んだEPA、経済連携協定である。これにより日本からEUに輸出する自動車は8年後には関税0%になる。3つ目は日本の3大メーカーにしてヨーロッパ商圏は世界から見て極々小さくなっている。以上の事からホンダ以外のメーカーも自動車産業以外のメーカーも事業縮小を検討している。一つの工場が無くなるとその周りに出来た住宅地、スーパーや小売店も丸ごと消滅の危機に瀕しイギリス政府の手腕やいかに、という訳になる。

注2  報道しない自由であるという。報道機関の正義はいかに。そもそも県民投票の新聞広告、ハガキで来る投票券にも意図的に工作がされていると言わざるを得ない文体、デザインになっている。管理するところの自治体はミステイクだと非を認めた、と問い合わせた住民が証言している。

注3  世界のリベラルは武力も辞さないが日本のリベラルは暴力を軽蔑している。だが国会前にプラカード持って集まる集団の背後は非常に暴力的である。実際には沖縄の反対派も暴力的な輩が多く、実際他国の工作員の方が多いと思われる。プラカードにはハングルや中国語の方が多いからだ(笑)。沖縄はもう訳が分からん。ウーマン村本は利用されているに過ぎない、である。また橋本徹氏は勉強不足である。聞いてますか橋本さん。今回のは汚点ですよ。

 

新井浩文逮捕。

僕の一番好きなTV番組「美しき酒呑みたち」はこれで終わりだろう。

なんせ酒が原因だけにね。良い番組だったが仕方がない。

この番組で柳楽優弥を迎えた沖縄編の一幕で「俳優なんて社会不適合者で社会のクズだから全くたいしたことないですよ」と発言してる。そうでなければ苦悩や狂気、リアルに満ちた演技なんか出来ないだろう。そんな当たり前の事をBSとはいえTVで発言するような俳優だからこそ信用できるのである。まじめな俳優だけではいい作品にはならないのだ。明石市長も同様(どうでもいいが次に立候補する奴が黒幕に近い存在だ)。注1

過去の作品や共演者に罪はないし、自粛や販売中止はやり過ぎだ。しかし、危機管理上からいくと損害賠償は天文学的になるのは間違いなく、ここまでの売れっ子になったのならそういう想定が欠けていたと言わざるを得ない。とはいえ、性的暴行はアホ過ぎる。だが作品にはアホも必要だ。ぜひ復帰していい作品に参加して欲しい。草薙剛もちゃんと復帰しているじゃないか(事の重さは全然違うけどさ)。全国の酒呑みたちも待っている。

 

おしまい

 

注1  まず関西ではこの程度なら日常会話である、と断言しても差し支えはなかろう。いい事だけ言って当選した後何もしない職業政治家やまったく知識のないどうしようもない政治家の給料が我々の税金から支払われている事の方がよっぽど問題だ。パワハラがどうとかいうが仕事をしなかった役人はそれなりの処分を科すべきだと思う。日本は弱者救済観点の同調圧力がまかり通りすぎている。これは日本の病巣の最たるものである。実はここに他国の工作活動があることを知るべきである。

興味深い教育先進国の事例。

よほどネタがないのかこれが1面である。だが興味深い。バランスボールに座って授業を受けている子供たちはフィンランドの公立小中一貫校。実験的な授業だが理にかなっている。

ニューヨークにある親のない子供たち、ストリートチルドレン(服役中やアル中や麻薬のリハビリ施設に収監中の親を持つ子供たちを含む)を大学に進学させようと試みているNPO法人がある。進学率の93%が高いのか低いのか良く解らないが(お金を払えば行ける大学はあるだろうし)、ただし取材に取り上げられる生徒の脳は異常に発達している。入学時からバイオリンに取り組ませているからだそうだ。楽譜を「目で見て」、「耳で音を確認し」、「指を動かす」、少なくとも3つ以上の事を同時進行させることで脳神経が数倍の発達をするらしい。脳の写真も見たが中枢神経の塊が普通の人の倍ほどあった。確か遺伝子学的に13歳までしか発達しないとかなんとか言ってた気がするので、12歳のお子様をお持ちのお母さん、急いでください!

頭を使いバランスを取りながら授業を行う事で2つ以上の事を同時進行させている上に体幹も鍛えられるのは素晴らしい。ただし物事には例外もある。僕の知人のギタリストとピアニストは2人ともバカなのだが、研究対象として調べて頂きたいものである。

 

おしまい

正義のミカタ12月22日で検索。削除乱舞!!?

 12月22日の朝日放送の「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ 万国”危ない”博覧会SP」の内容は凄かった。間違いなく様々な圧力や中国のサイバー攻撃で動画はすぐ削除されるでしょうし上記のタイトルで検索をかけてみて下さい。とりあえず今あるのは下記に示します。この動画での49:10頃からの日本経済の話と1:10:00頃からの中国の話は必見。

https://www.youtube.com/watch?v=x6-UiKrS7MY

みんなが言葉を失っていたウイグル問題に関してほんこんさんは優れた発言をしています。よく言って下さった。地上波で初めてじゃないですかこの問題を公に糾弾したのは。

これは世界で起こっている最も許されない狂気の一つです。日弁連の方々は特に人権派なんだろうから慰安婦問題や徴用工はけしからん等と腐った主張をしている暇があるなら、声高々に中国を非難すべきです。仕事が減ったり圧力がかかったりするでしょうが、正義の為に自分を犠牲にする人がいてもいいのではないでしょうか?

 

おしまい。

ゴーン氏逮捕で考える。

 

 いろんなコメンテーターがいろんな意見を述べていますが、ここでは本質に触れたい。日産自動車、ゴーン氏がどうなるかに興味はない。ただ日本を代表する企業の起こした問題であるから是非整理しておく必要がある。真の問題は別な側面を持ち深刻に大企業に食い込んでいる。

 日本は90年代にバブルの崩壊を経験しデフレ社会注1に突入しました。のちにリーマンショック、東日本大震災と経済においての大打撃を2度経験しますが、特に世界を震撼させたリーマンショックはバブル崩壊の経験値が生きたおかげで各国より被害を緩和させるのに長けていたと思います。話を元に戻しますとデフレ社会で特徴的だったのはグローバリゼーションと効率化(無駄の削減、コストカットともいえる)です。現在2020年ですからここ30年続いたデフレ社会で名声を得た企業のトップはだいたいがコストカッターです。ゴーン氏つながりはここ。

 つまり、この時期は無駄をカットして効率化を高めた人物に高い評価を与え社内でも実際に出世をするという空気に包まれました。その最も出来た人が会社のトップになっているケースが非常に多い。そんなものは経営ではありません。少し学べば誰でもできます。そのおかげで不祥事を繰り返す企業が続出し、外資に身を売ることになった企業も数えきれません。シャープなんかその最たる例です。もう一度言いますが人を育てず、夢を追いかけず、金勘定と出世しか考えてない奴は経営者ではありません。そういう奴は下町ロケットを観るべきだが、たいていが神田正樹みたいな奴ばかりなんだ(あくまで劇中の話です。神田さんは良い人です。旅サラダずっと見てます。笑)。

 しかし、この国の大企業はたいていまだこのような業務効率至上主義から脱却できていません。ここを批判するとバカを見るような目で見られます。僕からすれば有名大学を卒業して学力はあるのにこんな簡単なことも解らんのかと可哀想に思ってるんですがね。日本語が通じないケースさえあります。注2

 加えてグローバリズム、欧米型経営が礼賛・推進された事で日本の大手企業は株主の為に業績を上げなければならないという呪縛に支配されます。これにより株主の為にはリストラも事業縮小もとるにたらないものだという考えに変わったことで社内は殺伐とします。それの全てが不正解かというのは断じて違います。無駄の削減なんて当然だし年功序列も理不尽ですが、このことにより企業は社員の為やお客様の為に存在するという概念を完全に捨て、あくまで株主と株価の為に企業は存在意義があるのだというふうに勘違いをします。日本型経営に欠陥はたくさんありますが、欧米型にここが契機となって変質したと言えましょう。あ、実は優秀な社員ほど就職してから短い期間で退職するようになったのも見逃せない変化点ですね。

 話はそれましたが、結果としてそしてこういう会社からはイノベーションが生まれることは稀です。注3つまり次代を作れない(歴史を作れない)。この病巣の癌細胞の名前は「保身」と言います。今はあるかも知れない内部留保を食い潰して倒産するか吸収合併っていうのが基本的な流れにならないように現社長はする必要があります。我が本田技研工業もそのような事にならないよう危機管理を徹底していただきたいと思います。もしそうでなければただちにオペが必要です。

 ちなみにこの日産問題、ただのお家騒動の気がするのは私だけだろうか?

 

 

おしまい。

注1   デフレ社会。物価が下がり企業の売上が下がる為、社員の給料が下がったり、リストラされたりする社会。つまり最悪の社会です。合法的に社員を切れるように非正社員化が進むことも特徴的である。物価が下がっていいなんていう側面だけ捉えてる人を馬鹿と呼ぶ。ではデフレ社会はいつ脱却できるのかの定義だが景気が良くなることという人が殆どだろう。これは感覚的なので世界ではNAIRU(ノン・アクセレーティング・インフレーション・レイト・オブ・アンプロイメント)で見るのが常識的です。これ以上失業率が下がらない下限に達したら正常と。当然、先進国と途上国では数値は違い日本では2.5%前後です。中小企業経営者の皆さん、NAIRUを見据えたうえで人材活用をしましょうね。人材不足と言えば、外国人研修制度=低賃金で使える物扱いとしか見てない=行方不明者昨年7000人という観点から私は大反対です。AI化が進むことによる職種消滅、オリンピック後に必ず迎える公共事業の縮小、不況は失業率が高まることが大いに予想されることからも悪い政策である。NAIRUによりこれから人件費が上がりだすという流れをせき止めるという理由でさらに反対。今、一部の議員を除いて自民党もすんなり通している事から解っていない政治家の実に多い事かを知らしめる事案である。アベノミクスの不成功は消費税増税と入管法の2つにより約束されたとのちの教科書で解説されるだろう。

注2   高学歴ポンコツと個人的に呼んでいます。しかし昨今このことに学生が気付き始め自主ゼミ等で改善しようとしている学生の多いこと多いこと。代表的なのが東京大学のゼミ「知力の再構築」である。だったかな。こういう子たちが就職せずに起業するのが望ましいと考える社会になって欲しい。時代は変わりつつあるのは企業も変わらざるを得ないという証明になる。

注3   当然例外もたくさんありますよ。appleやgoogleとか巨大企業なんか社風も自由だし先進的ですよね。しかも便利なものばかり提供してくれてます。日本はベンチャーがそんな感じでいい感じに思います。