新型ウイルスの陰であまりに小さな扱いが示す僕らの未来。

 ご主人と自分、そして帰宅しない娘の食事をかかさず朝昼晩と三人分を作り続けて30余年、それは帰宅を願う祈りそのものだった。94歳、無念、有本嘉代子さんが力尽きた。夫である明弘さんの体調がすぐれないというのは聞いていたが無念である。

 考えられるだろうか。子供をお持ちの方々は想像してほしい。生死が定かでない行方不明の子供に対し毎日祈り続けようが警察は何もしてくれない。北朝鮮との国家間であるから警察の管轄外であり政府に頼る他ない。その政府が何も出来なかった痛恨の結末。神頼みが唯一のできる事という現実のもどかしさの中で雨の日も風の日もかかさず帰らぬ娘の安否と帰国を祈って食事を作り続けるという事を自分がその立場になったらと想像してみて欲しい。想像を絶する苦悩とやりきれなさを考えて欲しい。自分に出来るだろうかと考えてみて欲しい。

 5年程前に友人と拉致問題について話していたことを今でも鮮明に覚えている。彼の予想は「残された遺族の寿命が切れうやむやになるであろう」という意見に僕は嫌悪感を持った。その時、「この政権は今までとは違う。長く細い道だがやりようはいくつかある。野党議員注1にも積極的に活動している人もいるし僕は悲観はしない。なにより神戸の有本夫妻が当時の社会党に陳情に行き門前払いを受け注2困った挙句行きついたのが当時の安倍晋三だったのだから」と言った。だが現実は彼の言う通りになってしまっているではないか。

 2002年に小泉政権下が電撃訪朝し日朝首脳会談が初めて行われた。何が入っているか解かったもんじゃないことから出された水さえ飲まないのは当然、飲料も食事も日本から持って行った。部屋は当然盗聴されているのを理解した上で同行していた当時の安倍官房長官が「拉致を認めなければ席を立ちましょう」と声を荒げ会見に臨む。そういった事情なのか予想していた事態よりも進展した事態が起こる。金正日があっさり「北朝鮮がやった」注3と拉致を認めたのである。これは返す刀としては一刀両断、最高の切れ味で戦術的に日本は無効化された。私の知らないところで不届き者がやったと言えば刑事事件で国際警察やらなんやらで対処法はありそうだが、対国となればその法律がないのが日本国憲法の現状である。不謹慎な表現だが敵ながら見事にそこを突いてきた。憲法9条に違反するとかしないとかは議論の余地はある、がこの議論によって動けないように封じ込められたのは事実だ。もう18年もこの議論により拉致問題は前進していないというのが厳然たる事実である。だがもう少し詳しく言うとこの問題はタブーとされていて議論さえ「まとも」にされていない。タブーって何だ。ただ「票が取れないからやるだけ損って事」とか言うのではないだろうな。

 これは何も現政権がやるやるといって何も進展していないことを非難する問題ではない。選挙のためのリップサービスと言われればその通りだというのも安倍総理といえども否定は出来ないだろう(トランプ大統領を使ったりアメリカ議会を使ったり前進はあったにせよ、日本の国会では殆ど議論されていないのだから)。我々自身があくまで他人事として傍観しているのが原因、本質の問題なのだ。傍観者は常に冷たく無責任である。ああ、もう本当に私はカスなのだ。このようになっても国会では桜やIRなどという「人命を守るという国の根幹」に関わることの無い論争が続くのだろうが止められない自分がいるのだから。無力感にさいなまれている場合ではなく傍観者は人間のクズなのだと思い改めるべきだ。国会議員は無能ばかりと非難している場合じゃない。ワイドショーで無知識な芸能人の的を外したコメントにうんざりし、メディアに文句を言ってる場合じゃない(鈴木杏樹の不倫の方が大事なのか)。そして傍観者はこのことを頭の片隅に刻みつつ日常を過ごしていくうちに自分の生活に埋没し忘却する。まさに北朝鮮の思い描いた戦略にどっぷりと浸かっている。いいわけないだろこのままで。異常事態を継続させている私たちの罪は重罪に値する。

 有本嘉代子さんのご冥福を祈ると共に明弘さんのご健康と恵子さんとの再会をお祈りいたします。

 

 

注1 ・・・ 松原仁など。

注2 ・・・ 当時の土井たか子事務所。及び外務省と警察庁。当時北朝鮮と密接だった社会党土井たか子はあろうことか北朝鮮に報告したという説が有力。

注3 ・・・ 北朝鮮を理想国家とし擁護していた当時の報道番組ではこの発表にことごとく絶句した。最も有名なのが筑紫哲也である。愚かな極みであるが現状は当時とあまり変わっていない。自由と人権を尊重し人命を守らないリベラルなど存在するのは世界で日本だけである。平和主義と憲法9条がここにも恐ろしく影響を与えていることを知っておくべきである。悲しいことだ。

香港の核心は私たちこそ知るべきである。

 忘れないように書いておこう。ここは情報保管庫でもある。未来への提言となりえるかもしれないし、あるいは未来への予測が当たっているのかも検証できる。前々回述べたウイグル問題に続いて香港デモで死者が出たことについて書いておく。その前に日本の学者で令和について元号法は政教分離に反するので西暦に統一しないと憲法違反である、とTVで発言していたのだが西暦はキリスト教に準じるのでまさしく宗教的である。こんな稚拙な言論が許されるほどこの国は言論の自由があるとともに学者のレベルが低くとも許されているのはまさしく人権が保障されている平和主義であるといえる。多くの大学教授の程度がいかに低俗であるのはそれはそれで情けないのだが。

 中国の精華大学は世界の大学ランキング22位でアジアトップの最高学府である。許章潤。法学院教授でありその精華大学の法治と人権研究センター主任でもあり中国全国十大傑出青年法学家として表彰も受けた彼は政府により停職処分となる。ネットで発表した「我らの目下の恐懼と期待」が原因とされている。その内容を列挙してみよう。

◇4つの超えてはいけない一線

1 基本的治安の維持 2 私有財産の尊重 3 市民生活の尊重 4 政治の任期制度

◇8つの不安

1 私有財産権は守られるのか 2 政治優先で経済は放棄するのか 3 階級闘争が始まるのか 4 米国などと揉めて鎖国時代に突入するのか 5 対外援助のやりすぎで国民を苦しめるのか 6 思想改革を始めるのか 7 軍拡をすすめ戦争を行うのか 8 改革開放を終わらせるのか

◇8つの期待と提言

1 ばらまき外交の停止 2 主要外交の派手な浪費の停止 3 長老の利権特権の廃止 4 公務員に対する特別供給制度の廃止 5 公務員の資産公開制度の実施 6 個人崇拝キャンペーンにブレーキを 7 国家出席任期の回復 8 天安門事件の再評価

「近未来、各所で起きている各種の「神格化運動」「領袖崇拝」は反現代的で潮流に逆らい常軌を逸しており、恥知らずで、見るに堪えない。やりすぎで、あまりにひどく、過ぎたるは及ばざるがごとしで、ただ我々をびくびくと死を恐れる苛烈な社会に引き戻すだけだろう」と激しい口調で糾弾し締めくくっている。当然、習近平についてだ。

 その後も政策批判、習近平批判をして停職、解職になった者は後を絶たない。このようなアカデミズムへの糾弾は何を意味しているのかというと共産党権力を維持するための若者への洗脳教育が基本にある。これら教授の解雇や停職は教えている学生の密告によるのが多く、文革も天安門も知らない学生は簡単に洗脳され、もはや中国のアカデミズムは地に落ちているといえる。重慶師範大学副教授、唐雲は魯迅研究の授業で「国家の名誉を傷つける発言をした」と教え子に密告され処分された。中国社会の病理の一つとして中国人の愚かさを風刺するのが魯迅の作風なのだから文学的解釈として中国政府に対しネガティブな発言になるのは当たり前なのだが、洗脳された学生にはそんなことも解らないほどもはや何が悪いのか正しいのかも判断がつかないのである。あくまで一例ではある。だがアカデミズムは浸食されているのは紛れない事実ではある。

 一方では台湾に留学した李家宝は「習近平が憲法改正し皇帝を名乗るようになってから辛亥革命以前より暗黒になった」とツイッターに投稿。英BBCの取材に対し「共産党はずっと台湾を矮小化し民主主義や自由を恐ろしいものと宣伝しているが、台湾に来てから彼らの言っていることが全部嘘だとわかった」と語った。本国の大学で愛国洗脳教育をうけた学生も一歩外に出て、学問や言論の自由な空気に触れれば中国のおかしさに気づく場合もある。その後李家宝は取り調べを受け、家族との連絡が取れなくなる。ちなみに家族を人質にとるのは共産主義の常套手段であり驚くべきことではない。その人質の殺害まであるのが共産主義だ。これも驚くべきことでは全くなく前例はいくらでもある。なぜそんな非道なことが平気で出来るのか。民衆は共産党のピラミッドの上層部が裕福に暮らせる為だけの道具に過ぎないからであり、人権という意味すら与えられていないからである。これがスターリンから変わらぬ不変の事実であると共に日本共産党にも同じことが実は言えるのである。まあ、こちらの方は共産主義ごっこではある、と離党した筆坂秀世氏が同様の発言をしていたように記憶する。

 このようなことは人道的に社会的に断じて許されないことだと声を上げているのが香港の若者たちである。2047年の完全返還には生きていないかもしれないからなのか高齢者の関心は薄いようだ。だから若者なのである。

 これを若者の政治や社会に対するガス抜きも必要なんじゃないかといったとぼけ切った発言をするテレ朝の玉川徹氏は常軌を逸したとんでもないアホだし、それで番組構成を成り立たせている「羽鳥慎一モーニングショー」の質の悪さとテレ朝のスキルの低さには閉口である。こんな深刻で世界の趨勢も見ずに恥知らずの番組が情報弱者を食い物にしているのは何度も言っているが許されない行為であると同時にやはり真実を視る眼力は必要だという事。それがないと簡単に騙されるからだ。ここだけ切り取れば問題発言になるだろうが誤解恐れず言うと真実はこうだ。頭の悪い人は頭の良い人に利用されるという現状は少なからずに存在する。メディアは経営上の自己防衛の為にそこに加担するな。詐欺師の片棒をかつぐな。そこに正義はないのか。こう言うべきなのだ。

 今こそ世界は香港を支援すべきである!傍観するなと。

 とはいえ、中国とあれだけの貿易戦争と言われるだけの対立を仕掛けた米国が、なぜ圧勝できる人権について中国との対立構造を打ち立てないのか。ここをやると本当の共産党の追い込みになり戦争に踏み込まざるを得ないというリスクがほぼ決定的というのが理由だろう。そうなれば米中貿易戦争と言われる裏の真の戦争、技術窃盗とサイバーアタックによる戦争では米国の敗戦が確定的だからだと考えるのが筋だ。米政府はすでに当てに出来ないとなるとどうすればいいのだろうかという事を民衆は知るべきである。解決策は政府以外が世界を動かす事にしか解は無いように私は思う。まずは世界中の人たちがこのことを知るべきだが、世界では今日一日を生きるのも精一杯という人たちの方が圧倒的多数で知る由もない。これは人間がどこへ向かおうとしているのかという生物学的瞬間と人道的正義の判断基準の定義確定に直面しているのである。この世界の窮地と言える瞬間を桜を見る会等のどうでもいい件で国会の時間を費やすのはまさしく国会開催1日当たり3億円と言われる税金の無駄遣いであり、世界における平和主義と立憲主義の責任の欠片もなく、愚か者で恥知らず極まりない事として猛省すべき行為である。とはいえ代議制を取っている我が国はそもそもこんな馬鹿者どもを当選させている我々にこそ責任があることを知っておきたい。つまり、そして、またしてもここでも諸悪の根源は教育制度というふうに繋がるのである。

 いつか陳浩天(アンディ・チャン)についても詳しく触れてみたい。

 

 

おしまい。

福島汚染水の真実を解りやすく解説してみた。

 原発の汚染水問題が騒がしくなっているのは良いことである。一刻も早く処理しなければならないのに棚上げになっていたからである。元環境大臣は辞めるにあたって海への放出を主張した。それを新大臣が批判し小泉進次郎だからこそ記事になったと私はみている。そもそも海への放流を支持している人たちはどこの国でも海へ放流しているのだから危険ではないという論理である。これは正論に見えるが実際は言われているように「放射性物質がトリチウムだけなら流しても大丈夫」という前提に立っている。これでも風評被害を抑え込むのは厄介だと思う。トリチウムはコンビニで売っている飲料水の中にも入っていて、だからこそ世界の原発も流しているのです。大阪の松井市長はトリチウムだけが混入しているのなら大阪湾に流しても良いと、それで住民や漁協の人たちを説得、理解してもらうのは政治家の仕事だと発言された(当然のごとく地元の漁協から大ブーイングを浴びる)。今まで福島に携わってきた政治家の仕事っぷりに問題提起の意味を込められた良い内容の発言である。一番重要な点は汚染水と処理水の意味の違いを国民が分かっていないということではないだろうか。トリチウムだけなら流せば良いだけの話だ。海の生態系にも問題はないと言っていい。政治家がバッシングを避けて実行しないのを誰かが汚れ役をすればいいだけの話である。一言付け加えるとトリチウムの性質をよく知らない学者がさも危険であると騒ぎすぎているのがおかしい点である。日本でトリチウムをよく使用している学者は10人いるかいないかで、彼らは安全だと断言している点も知っておきたい。

 しかし実はトリチウム以外、ストロンチウムやヨウ素等も含まれているのだとしたら事態は全く別問題だ。これはあまり報道されていないが事実らしい注1。逆に貯めこんでいる根拠とも言えるだけに信ぴょう性は高いと思われるが、その濃度は懸念するほどのものでもないらしいが不明である。確実なことは私は関係者でないので分からないがひとつだけ言及しよう。海外の処理水は本当にトリチウムだけなのかをまず調査せよ。そしてそうでなければ政府発表として公式に発信せよ。世界に放流の理解を求める必要がある。ましてやストロンチウムやヨウ素等を除去してから放流しているのであれば日本の技術力で出来ないはずがない。もう一回ALPSで漉せばいいだけの話だ。という事を小泉進次郎に仕事させようとしていて出来なければ今回は次期首相レースから退場させられる老獪でしたたかな人事であるといえる。とにかく国民全員がもっと関心を持たないといけないしそれに注目させられる力が小泉進次郎にはあるのだから。やる気があるかどうかは別にしてね注2

 小泉進次郎は知識がないというのは定説(マクロ経済学は特に全く理解していない)であり、受け答えも解っている者からすれば支離滅裂であるが、そうでない人からすると実に誠実そうに見える話し方をする。これを霞が関では竹下型答弁と呼び一方、知識のある人は真正面から本質の説明をする傾向がありこれを宮澤型と呼ぶ。前者は当り障りがないおかげで正論のように見えるが実はそうでもない。だが好感度は高く(?)、後者は正論でも反論を呼び込みやすい。僕は前者が政治の本質と裏では断言する政治家が一番嫌いです。言葉を変えると職業として政治家を選んでいて自分のことを最も大事に考えている。国民より自分の出世の方が大事なタイプであり。またボロが出るので仕事もしないから結果を残せない。こんな人でも数多くの総理を誕生させているこの国はやはり小学校からの教育をしっかりしてもらいたいという結論。

 福島には早く人が戻っていただけるようにして頂きたいと切に願います。私はトリチウム以外の放射性物質が混じっていたとしても危険指数が数百分の一とかで科学的根拠が得られるのであれば流せばいいと思いますけどね。法律や賠償保険制度を組み合わせるとかやれる方法はいくらかあると思います。

 

おしまい

 

注1 ・・・ 福島の地元住民や漁協の人たちへのフォーラムでは発表された。ただし政府なのか東電なのかも私の取材不足により発表元は不明である。これが真実かどうかも確認されていないので取材力のあるメディアが取り組むべき問題。やばすぎるから全社控えているという可能性は最も喜びそうな朝日新聞が沈黙しているので100%無いといえる。

注2 ・・・ 僕の予想は棚上げである。彼はそんな器ではない。現にこれを決めるのは経済産業省の委員会で私は見守るだけという発言で責任に対して線引きをした。ただフェアに言うと次の日にはこの問題でそれ以上言及しなかった。間違ってますよと側近から指摘を受けたのだろう。少し学習したということが伺える。政治家は人気を気にしていたら駄目なのだ。名宰相とか言われている人は現役当時は例外なく嫌われ者だったという歴史的事実がある(安倍総理も相当嫌われとるが)。松井市長や吉村知事が環境大臣なら経産省動かして絶対にやるだろう。彼らは自分より他人だから。

 

食品添加物の功績と罪と未来。

 私の好きな映画で「博士の異常な愛情」というのがある。だからかどうかわからないが水道橋博士注1には共感がある。彼は実に興味深い人物である。なぜかと考えてみるとやはり画期的な企画を構築するのに長けている。それでいて間抜けであるところが好きなのだ。画期的と言えばこの動画。もうかなり古いが削除されずに細々と生き続けているのだが面白い。特にこの回は必見だ。

 地上波では絶対に放送できない企画の訳はスポンサーからの苦情により番組が成立しないからである。ただしここでの内容は悪いものではない。食品添加物が人間にとって本当に悪いものかというと証明できないからである。僕は清涼飲料水にビックリするくらいの砂糖が入っていようが構わないのではないかと思っている。子供には何の影響も認められない、もしくは証明が出来ないということだ。

 そして今年も土用の丑の日がやってくるが近年不思議に思っているのが鰻である。稚魚が前年比10分の1とかいう報道の中、巷には商品として蒲焼は溢れている。特にコンビニ。しかも国産というのが訳が解らない。一番手っ取り早く理解できるのは稚魚は海外産で育成は国内だから国産を名乗れるというものでこれは産地偽装には当たらない。牛肉もオーストラリア産の幼牛を輸入し一定期間国内で育成すれば国産というのは当たり前の世界である注2僕は何もそれがいけないとは思っていない。経済的にも美味しい牛肉が安価で提供できるのだから消費者にはいいことだと思っている。

 しかし変な話も聞く。実際に聞いた話で、ある大手商社は某国に複数年で海外出向があるのだが若い夫婦が多いそうだ。そして2~3年でこちらに帰ってくるのだが7割くらいの確率で奥さんに変化が起きるのだという。それは若干身長が伸び、乳房が大きくなるという。これはあくまでその社内での噂ではありますが、原因は巷で売っている牛乳ではないかと言われている。どういうことかって?乳牛に乳がたくさん出るように餌に成長促進ホルモンが入っているのではと。その影響が市販の牛乳に反映されていて、それを飲むと女性には効果が出るという、なんの科学的根拠もない単なる噂がまことしやかに囁かれている。私はこれが事実確認をしていない故に某国と国名は伏せている。

 しかし中国産の鰻は丸々と太っている気がするのは気のせいだろうか。国産よりはるかに大きく、脂分も多い。養殖が大きいのは解るが鰻に脂がのるのは冬であるに関わらずにだ。一体どんな餌で育てているのだろうか?

 

 

おしまい

 

注1 ・・・ 誰も知らないだろうが「藝人春秋」は素晴らしい書物である。甲本ヒロトと同級生で宅建も持っている等多才である。芸能人ブログの先駆けであり、毎日更新し続け8年たったアクセス数をしょこたんの1日分に破られたという記録を持つ。

注2 ・・・ 日本で生まれて日本で育成されたものを和牛という。だからといって和牛の方が美味しいと言う訳ではない。私が言えることは牛肉は好みである。

 

老後2000万円のでたらめな議論

 

 6月13日のニッポン放送ラジオ「飯田浩二のOK!cozy Up!」でゲストコメンテーターとして辛坊治郎さんがこの問題を取り上げていました。辛坊さんは「年金の真実」という本を2006年に書いて厚生労働省の年金局に呼びつけられ「アンタがこんな本を書くから年金不安が広がって未納が増えるんだよ!」と怒られた特殊な経験がある人です。ここ一週間、でたらめな説明や訳の分かっていない評論家やコメンテーターの議論ばかりがメディアに踊っていて、自称年金のプロ(辛坊氏)は相当イライラしているという。今回の2000万円うんぬんかんぬんという話は2009年と2014年の見直しの際に政府は数字を出して説明しているので何を今更というのが本筋だそうです。そりゃそうだ。

 年金の話で辛坊さんは自分の番組「そこまで言って委員会NP」の中で私の師匠というべき高橋洋一さんとの年金バトルをやっていて高橋さんにはかなり批判的でしたが昨日のラジオ番組では高橋さんの言ってる事と同じじゃんという内容でようやく本当の年金の真実に辿り着いたのではないかと邪推しています。数理統計、年金数理の理屈の話がようやくお解りになったのかなと上から目線で個人的には思いました(笑)。

 それはさておき、どういうことやねん早く言え!ということにお答えしますとですね、年金は元々の老後の生活はこれで安泰ですというような代物では全くなく、早い段階で老後のお小遣い程度の支給だからそんなに期待しないでねと説明してこなかったからいけなかったのではないかということです。今回の2000万円という話は厚生年金受給者の計算であってどんどん増えてる国民年金受給者の場合だと95歳まで生きたとしたら5000万円以上の不足になるという話であり、つまり国民年金受給者の議論は置いてきぼりになっているというのもおかしな議論なんですね。そもそも金融庁は2000万円くらいは貯蓄しておいてくれ、それを投資に回してくれと言う内容のレポートでした。いわゆる投資の宣伝でした、元ネタは。

 話を年金に戻しますと(結果、投資とも繋がってくるのですが)結論として自分で何とかしないと長生きできないって話です、実は。ここを明るみにするとやはり良くない空気に支配され社会不安や自暴自棄になり様々な暗い事件や深刻な状況になるだろうことは予測できますが、政府は一体どうするというのだろうか?まあ無い袖は振れないので受給額の中で苦しくとも細々と人々は文句を言いながらやりくりするのでしょうか。そもそも抜本的にベーシックインカム導入により問題自体が霧散するのでしょうか。私は後者になる確率は極めて高いと考えています。しかしリスクマネジメントは必要です(危機管理)。

 僕なりに言いたいのはとにかく若い人たちはしっかりと納付した上で自分で自己責任において老後資金を蓄えておくというのが当たり前ですがやるべき事です。代表的なのは民間生保の個人年金ですね。もしくは確実に面倒を金銭的にもみてくれる身内(子供たち)を作るとか、死ぬまで金銭を稼げる仕事をするとか、確実に儲かる投資をするとか(株で年間300万円くらい純利益稼げれば何とかなるのではないか、一番手っ取り早いのが家賃収入です)、様々な方向で手を打って下さいとしか言いようがないですね。

 年金の真実、ここに極まる。ですが実際はですね、もう若い人たちは手を打っている子らもたくさんいるというのもまた真実です。新入社員になったばかりなのに個人年金に加入する新卒の子達の多いこと多いこと。彼らを馬鹿にしてはいけません。僕の若い頃よりはるかに将来を見据え、現在を分析している優秀な世代って事ですね。僕も彼らに50代以上は馬鹿ばっかと言われないように学習しなきゃと思う今日この頃です。

 

まとめ

1 年金は積立方式ではなく賦課方式です。ここの理解がないからこじれやすい。しかも保険数理です。つまり、65歳までに死ぬ人がいるから成り立ち易いって側面もあるのだ。以前はだから積立方式じゃないと駄目なんだと僕は考えていましたが、理想の社会を考えるとあくまで保険であり賦課方式の方がメリットがあると思うようになりました。

2 こんな事を云うと高齢者の方に怒られますが、生涯2500万円納付して5000万円くらい貰っている高齢者の方は思っているよりはるかに多くいる。これも話を厄介にする不合理・矛盾のひとつである。例えば政府は年金を支給されなくても食べていけるご高齢者の方々は年金を放棄する価値観がステイタスになるような空気に持って行けってもんである。人に尽くして見返りを求めない。人を守って自分を守らず。他人の為に生きてこそ人生は素晴らしいのではないのでしょうか。

3 国民年金受給者より生活保護者の方が収入が多いのはいい加減にした方がいい。これを改善できない省庁や政治家は無能と呼ぶべき。弱者救済が全て正しいと言う訳ではない事例の一つであり、政治の闇の一つでもある。表だって言う人はいないが言えない理由があるという(笑)。

4 65歳までに死ぬのが確定したら(緩和ケアなど認定を受ければ)少しくらいまとめてくれたっていいんじゃない。僕ならソッコーで爆買いと暴飲暴食で使い切って日本経済に貢献したいというのは冗談ですが、学習機関(地元の小学校や図書館)、医療機関(国境のない医師団とか)、平和維持活動をしている機関(地雷除去や遺骨帰国事業など)に寄付とか出来れば嬉しいじゃん。

 

 

おしまい