日本(特に東大)はまだ「資本論」の呪縛にかかっている?

ここで何回もご紹介している高橋洋一先生のYouTubeチャンネルに神回といっていいのがアップされたので参考にしてみて下さい。現在、特にロシアに注目が集まってますがその基本となっている思想が解り易くてちょうどいいかなと思います。ロシアがどういう国であるかを理解するにもうってつけでしょう。

元日本共産党のナンバー4、筆坂秀世さんも平等を謳いながら党内の序列は完全なピラミッドで差別化されており自由も平等も無いと以前何かの対談で笑っておられましたが、まさにこの動画で良く解ると思います。

まともな事ばかりいうので除名された兵本達吉さんのある雑誌に以前掲載された日本共産党の「黒い履歴書」というレポートを改めて読みましたが、やはり日本共産党は必要のない党だと思います。

党員を餌に自分たちだけが恵まれればいいと、自分たちだけが優遇されたらあとは知ったことではないというのが基本で、その為にだけ国会や選挙を使って私腹を肥やすというのが真理ですから。まあそんなもん今更云うほどの事でもなく誰でも解ってる事ですが念の為。だって若い人達でも共産党から立候補する人たち居ますからね。ま、自由だけどさ。

しかし感化されてその行動の為に働かされている人たち(共産党を支持している人たち)を思うと少し切なくなってきます。世の中の全ての物事は論理的に説明できなきゃ無理ですよ。でもその「間違い」が気持ちいいっていうなら話はまた別ですが。もっといい幸せな人生もあると思いますよ。その判断、判別、意味においてもつくづく教育って大事だと僕なんか思いますけどね。

それとは別にスターリンの「赤い闇」という映画も今こそ観るべきかと思います。この動画と「赤い闇」でI上さんの番組よりはるかにロシアが理解できる事でしょう。

 

おしまい

コメンテーターって職業を見直すべき時です

悪口から始めるのもどうかと思いますが今日のモーニングショーも酷かった(笑)。専門家も寝ぼけているのかってレベルです。

本日のモーニングショーとは関係ないが良純さんなんか知識無いから仕方ないけど育ちがいいんでしょうね。無茶苦茶な事は言ってない。当たり障りないというか。一茂さんは特殊です。核心を突くような発言されますよね。古田敦也さんも言ってますが「練習しないのにホームラン打つあいつは天才」だと言ってますが、根が天才なんでしょうね。ちなみにミヤネ屋のガダルカナルタカさんなんか炎上したことすらないのでコメンテーター職としては天才的かつ良い人なんでしょうね。観てて何も残らないところが凄い(笑)。そもそも放送している意味あるのかって別の問題もありますけど。

それはさておき、テレ朝玉川と橋下徹の批判が続いてます。玉川は救いようがないが、橋下徹の最近の言動も酷さが際立ってきました。めざましテレビでのグレンコ・アンドリー氏とのやりとりが特に批判されている橋本氏。いったいどうしちゃったの?

PHP新書からでてる「実行力」なんかいいこと書いてあると思うんですけどね。何冊か配りましたよ、新たに管理職を任された若い子たちに(別の会社だけど)。「まあ、最近の橋下徹はおかしいけど、これは読んどいた方がええで!」って、あ、おかしいのは今に始まった事じゃないな。けど最近はその度が過ぎるというか。

原因は知識不足に過ぎます。国際関係論、地政学、世界の戦争の歴史に関して僕は言える立場にあります。そらね、法律とかさ、弁護士資格は持ってませんし。知事もやったことないから政治の世界は勝てるわけ無いです。でも先述のジャンルについては圧勝していると思います。根本的な事を知らなくて話を進めるのは無理ですよ。それでもコメンテーターを受けるんであれば無教養な芸能人みたいに適当にお茶を濁す程度にしとかないと自分の商品価値を落とすだけだと思いますけどね。

彼のそれらのジャンルについての発言は論理的に間違っています。間違っていると断言するのが「間違っている」だとすれば言葉を変えましょう。結果的には中国やロシアの言い分を代弁しているに過ぎません。「議論の問題提起として言っているのだ」という注釈を入れてもさすがにこのご時世には無理です。利するのはロシアと中国だけなんで結果的に橋下氏自身が思っていなくとも代弁者となってしまいます。ロシア、中国はほくそ笑んでますよ。日本には橋下徹という人材がいたおかげで我々は幸運だったと。

百田尚樹さんとのバトルも醜いものです。百田氏は「永遠の0」、「海賊と呼ばれた男」など優れた作品を残されている方ですが、「作品と作者の真の人間性は違うので本人とは会わない方が良いですよ、幻滅しますので」と百田さんの友人でもある「本所おけら長屋」の作家、畠山健二さんは語っています(笑)。それとは別に百田さんの擁護はしません。しかし一連のバトルにおいての橋下氏の論理と百田氏の論理では百田氏が圧勝しています。どれも橋下氏の勉強不足が起因しているのが明確です。そして形勢がおかしくなると話をそらすというのがまた印象を悪くしています。結果、ダブスタが増えています。

今や立憲民主党と同じ部類ですね。コメンテーターで金を稼ぎすぎた弊害かと私は考えています。少なくともTVに呼ばれる芸能人の方々はもう少し勉強してから仕事を受けるべきです。観る人に悪影響を与えているという社会的責任を考えて頂きたい。NHKを含め電波の無駄遣いです。解決策は電波オークションですね。これはまた今度。

しかし、尊敬するヌルマゴメドフ。全く声明が無い。

 

おしまい

¿Te gusta ir al cine? ¿O prefieres tomar tu medicina?

「私の勝ちやな!」

「なんの勝負やねん?」

米粒写経の居島一平ちゃんは歴史と映画のエキスパートで芸能界一と言っていいんじゃないかと思いますが、その一平ちゃんが公開中の映画「さがす」を観てきましたよと、これは名作だと絶賛してましてですね、一平ちゃんが言うなら本物だと、こいつは絶対観なきゃと昨日行って来ましたよ。いやあ何というか凄かった。すっかりみんなの帰る足どり重かった(笑)。良く出来た起承転結、重いストーリーに時たまぶっ込まれる笑い、それを支える演技力。監督は完全に天才だと思いますね。みなさん、困り事があれば是非私まで頼って下さいね(笑)。映画観れば意味わかると思います(笑)。

それはそうと、だ。昔からもう歴史は長いんだがオリンピックの意義について今回ほどド平和な日本国民ですら考えさせられる材料となった北京オリンピックが終わりました。次は戦争だと言いたいとこですが、国別の不可解判定や失格問題もこの際置いといて、ドーピングについてお話したいと思います。駄菓子菓子。この話長いんでかかなり省略します。

薬物問題については1960年代から旧東ドイツに端を発し長い歴史があります。その背景や理由についてはすっ飛ばしますが、特に最近ではボクシング界で嫌な話が多いですね。結論を先に言うとカネです。身近には湖南市出身の元WBC世界チャンピオン山中慎介さんがボクサーとしては日本人初の被害者と言えます。

山中選手からしたら「なめやがって!リング上でぶっ殺してやる!」という気持ちが勝ったと思いますが、一方では試合を組むのに尽力して下さったプロモーターや裏方のみなさん、チーム山中を支えてくれているジム関係の面々、TV放映権と賠償金、チケットの払い戻し関係などなど中止にすれば面倒なことが山積みになります。それで最後はやりましょうと決断してしまうんですよね。しかしこれで喜ぶのは不正をした側だし、一回出来たらまたやったろかとか、悪い凡例を残してしまいます。つまり抑止力がないのでこの流れは止まりません。

抑止力とは一回でも禁止薬物が出たら数年間の出場資格はく奪です。体重別競技での体重超過はファイトマネーと同等の罰金、数か月の出場停止。これ以外に方法はありません。知らないうちに他人に飲まされたり、酷い時にはライバル選手が飲み物に混入させたりと選手にとっては理不尽な事もあるでしょう。減量で死亡者が出る可能性など問題はありますがそれでも出場禁止。非情なルールですが仕方ありません。薬物はそれだけでも何人も死んでますから。

それでも先日は薬物ではないけれども英国のポール・バトラーVSジョンリル・カシメロ戦において体重超過したカシメロに対しバトラー選手は試合を前日キャンセルしました。リザーブ選手との試合も拒否したのです。これが正解で選手にとって命がけのボクシングに一切の妥協は認めないという模範例を残してくれたと思います。

スポーツは同じルール、同じ環境下で競わないと意味が無いという原点は完全に守らないとスポーツではないというのが神でも覆せない大原則です。アマもプロも関係ありません。

その意味では年齢がどうあれワリエワ選手も例外なく出場を認めるべきではないんですがこの背景も政治がらみで実に澱んでいます。ワリエワ選手が金メダルを取ればその周りには数十億円のお金が集まってきます。経済的に浮上することが無いはっきり言ってロシアでは格好のビジネスになっています。もちろん小さい頃から選手が利用されてですね。結果が出なければポイ捨てです。中国でも同じ構図です。国を挙げて選手を育成している国に多いのも疑いようのない事実で、何故なら金儲けしたい大人が群がるのが理由です。

これ国民性なのかわかりませんが同じ人間がやってることなんですよね。話し合いで片が付くほど悠長な連中ではない人間とどう合意するのか?そもそも無理で、それはそういうもんです。ルール作ってもルールは破るもんだと思ってるんですから。

実際に何人もが後遺症で苦しみ悲惨な死を迎えたアスリートが後を絶ちません。金に群がる人たちに利用されるアスリートを考えればそろそろ手を打たないとスポーツそのものが悲しくなってきます。一方では後遺症が残らなく履歴もすぐに消える薬の開発を進める人間たちはもうそれに憑りつかれているので後戻りできません。結果的にイタチごっこは終わりがない。またドーピング問題を実際に暴露した人間は原因不明で死んでいる例が後を絶ちません。特にロシアなんて海外に逃げていても毒殺されていますから恐ろしい国です。人の命なんて自分の利益の為にはなんとも思っていない彼らに北方四島返還なんて通用する訳ないじゃない。

最後に言っておかないといけないのはロシアのフィギアの選手、エリザベータ・トゥクタミシェワさんのインスタを私はフォローしていますが彼女のチームはとてもクリーンで選手として以前に人として尊重し合うチームになっています。コーチが凄い人格者だからだと思われます。ロシアも全部が全部そうではないのは強く言っておかなければなりません。プルシェンコも人格者だし。

ってか、そんなこと書きたい訳じゃないんだな、これが。今ちょっと柄にもなく傷付いてるんだよ。さてこの真相は!?

 

 

おしまい

バレンタイム!?

全国の女性の皆様、昨日はお疲れ様でございました。私の友人は奥様の義理チョコの買い物に近鉄までついて来いと車を運転させられ「あんた甘いもん嫌いやろ」と自分のは買ってもらえなかったそうです。それでも夫婦っていいもんでしょと僕は思いますけどね。彼に聞けば3年に一回くらいいい事もあるそうですが謙遜だと思いますよ。本当は5年に一回だったりして(笑)。

ところでバレンタイン考えた人ほんと天才だなと感心している場合ではないほど現在世界は不穏な空気で覆われています。オリンピックの後はかならず戦争になっているってアレね。

もう2年前になるだろうか。映画「赤い闇」については以前ここでも触れました。あの映画一本見るだけで学校の世界史の授業より、池上さんのニュース解説より100倍は学べます。そう、今一番ややこしい地域ウクライナで起こった大量虐殺についての映画ですが、そのウクライナが現在また窮地に陥っています。これを理解するのは面倒そうですが例えばこんなのだったらどうでしょうか。

「私はオーストリアで生まれ、ポーランドで育ち、ハンガリーの学校に行き、ソ連で就職し、今ウクライナに住んでいる」

「大変な人生でしたね」

「いえ、私は生まれてから今まで一度もこの街を出たことがありません」注1

侵略の回数があまりに多いのでこういうブラックジョークが流行っていたというのだけど半分正解なので恐ろしいです。

日本は有史以来約3000年か2000年かよく解りませんが第2次大戦後アメリカに7年間占領された以外は一度も他国に侵略された事はありませんでした。占領したのがアメリカだったから日本語や文字も文化や国民性も残ってますがソ連だったら今の日本は無いでしょうね。少なくともソ連の侵攻があと1週間早かったらドイツや朝鮮半島のように分割されていたと思います。実際にこの数千年で数千の国が消滅していますしね。イタリアや中国は古そうですが実は出来たのは最近です(笑)。

まあともかくこの国があるのは実は奇跡に近いんですよ。なので世界の危機的状況に危機感を感じないのは数千年のDNAの積み重ねである!という新説を発表したいくらいなんだけどまあ止めておこう。代わりにこちら、バレンタインだからこの人に登場して頂きましょう。細川バレンタインさんです。

いかに僕らが恵まれているか。いかに日本に生まれただけで勝ち組といわれるのか。その理由をこの動画、または映画「赤い闇」で検証してみて下さい。

 

おしまい

 

 

注1 ・・・ ナザレンコ・アンドリー著「自由を守る戦い」から引用。

見分けつくか問題を解く

熊本県の1年間のアサリの総漁獲量が21トン。ところが全国で売られている熊本県産アサリの総量は約2400トン。凄すぎる差です。

昔はアサリと言えば裏では殆どが北朝鮮産だった時代があります。経済制裁後は中国とアメリカ産に置き換わっているようですが。中国産のアサリを熊本だけじゃなく三重とかまあ名前出したらキリないですが、夜な夜な浜にばらまいてですね、一定期間育成させると国内産を名乗れるというルール自体がそもそも変で。ついにルールの見直しを熊本県知事が政府に申し出たようです。これって結構大変で、なぜかというとそれでお金を儲けている人を敵に回すわけですからね(熊本県知事偉い!!)。とはいえ本物の純熊本県産のアサリ業者にとってはやっと動いてくれると思った事でしょう。だって同じ価格で売られてたわけで、割合わねーじゃんとずっと苦しんできたわけですから。

中国や韓国やアメリカのアサリが国産の天然より美味しかったら消費者も高くても買うだろうから高く売ればいいじゃんと思いますけどね。売れないから細工するのはビジネスの本質ですが質悪すぎやろと。

牛肉も有名です。国産牛と和牛の違いがそうですが一般からしたらそんなもん同じようなもんでしょとは思います。味も見分けつく人いますかね?ここはまだ価格差が反映されていますね。BMSとかAとかBとか別の基準がありますから。業界団体は生産者の為に機能していると思っています(ランク外の肉も安くて美味しいのいっぱいありますよ)。

そういえば沖縄の居酒屋で現地のばあちゃんがこんなこと言ってました。「出回ってるアグー豚が全部ほんもんやったら一晩で沖縄のアグーは全滅しとるわ」って。

僕は産地偽装自体は悪いけど、なくてはいけない事だと思っています。はっきり言って純国産だけなら飢え死にしますから。問題は市場価格で差が出てないから問題であって純国産にこだわって生産しておられる生産者の方の割に合っていないのが問題だと思います。商品だけじゃなく文化も継承されている訳ですから。なのに騙してる方が潤うってどうよって話です。

偉い!純国産の生産者の皆さん!どうか見合う見返りのあるルールに改正して頂きたいと思いますね。農林水産省のみなさーん、お仕事の時間ですよー。

そういえばガソリン。リッター当たり160円を3か月連続超えると減税するというルールがありますが実行されていません。そして批判回避の為に2円下がりました。でもね。政府から大手石油輸入会社に支払われてる補助金はリッター当たり3円と言われています。政府(財務省と国交省)も減税するより補助金の方が安いし恩も売れるから補助金にするわな。しかしこれ幸いに儲けてどうすんだよ。

政府は国民の生活より業界団体の組織票の方が大事ですと言ってるのと一緒ですよこれ。解っててやられてるから政治って難しいです。そら興味なくなるわ。

話は逸れましたがアサリも味の違いはわかりませんが嫌なら食べなきゃいいけど都会はともかく田舎でガソリンはそういう訳にはいきません。商売ってなんなん?と思います。

車の産地偽装は無理だな。

 

おしまい