情報戦と報道の在り方

ここの表題で2月15日に書いた「バレンタイム!?」、2月24日に書いた「侵略戦争の基礎知識」はいま進行している現状を如実に日本人への問題提起として訴えている内容となっています。2月24日ですよ、ウクライナ侵攻が始まった日は。どれだけ天才なんだと言いたい訳ではありません(ちょっとは思って欲しがっている?笑)。戦争の予測って統計学的にも数量政策的にも難しいんです。いつ始まるかの最後は人間の気持ちで決まるので数字で分析しても吹っ飛んじゃうんです。今回の場合はプーチンの最終的な「気持ち」で開戦したわけです。ですから戦争が始まるか始まらないのかは確率で言うといつも五分五分としかいいようがありません。

そもそも今回のウクライナ侵攻でロシアの得する部分は殆どありません。逆に経済制裁や世界での孤立を招けば経済的な損失は計り知れません。スポーツ界においてもロシア排除はアスリートにとっても深刻な問題で亡命者が続出するかもしれませんね。ちなみに2014年のクリミア侵攻でも得した部分は殆どなかったのです。財政的にもクリミアを統治下にした方がマイナスでした(これは短期的な見方に過ぎませんが)。得する部分が無いのに始める訳がないという理屈が前提にあったのかも知れませんが、いわゆるロシアの専門家と言われる人たちはことごとく予想を外しました。ところが朝日放送系列の「正義のミカタ」では数年前からウクライナ侵攻について取り上げていました。その正義のミカタの出演者、筑波大学の中村逸郎教授は予想を的中させた数少ない専門家です。同じく東大研究所の軍事評論家、小泉悠氏も侵攻するとは思えないけどこれほど周囲に軍を配備させたのは過去にないので予想したくはないがとても危険な状況なのは間違いないと冷静な観点から分析されていました。ある番組で評論家の有本香さんが中村先生に「なぜ先生は予測できた?当たったんですか?」という質問をされ中村先生は「私には守るものが無いですから」と冗談ぽく答えてましたが、ここは結構重要なポイントではないかと思います。

つまりそのような情報はハズすと信頼性を失い、同時にその分野で仕事を失う危険があります。例えばTV番組の出演依頼が減るでしょうし、これがロシアだとロシア政府に睨まれ研究の為の入国ができないとか、入ったはいいが拘束されるとか、とにかく損するばっかりなんで自己保身の為に適当な事しか言わなくなるもんです。それはそういうもんとしか言いようがありません。ちなみに正義のミカタに保身はありません。スポンサーの皆さんが素晴らしく非常識に立派です(笑)。

今日も朝のワイドショーをチェックしてたんですがどの番組も的外れでびっくりしました。ここまで酷い番組流してるTV局を放置していていいのかこの国は!と思うと同時に、見れば見るほどバカになると思いました。皆さんTVは毒です。

情報というのは1次情報とか2次情報とか3次情報とかがあります。1次情報は当事者から直接取材をし聞いた話です。例えばよくある政府当局者や政府関係者の取材で分かったのですがというニュース等は当事者の周囲の人から仕入れた話なので当事者本人ではなく2次情報になります。またその2次情報を他のメディアが追っかけ記事として発表するのは3次情報といえます。付け加えるとその3次情報を個人がネットで閲覧し、だからそうらしいとネットで騒いだりするのが4次情報といえるのかは解りませんがまあそんな感じです。ちなみに先述した小泉氏の指摘「ここまで軍を配置させたことは過去になかった」という情報は衛星写真から見たファクト(真実)なので1次情報の部類です。

昨日の虎ノ門ニュースでナザレンコ・アンドリー氏が言ってましたがロシアの発信しているフェイクニュースの質が嘘過ぎると写真動画などの証拠も含め発言していました。今朝のワイドショーはそのフェイクニュースをまともに取り上げて真剣にそれについて語られていて「おまえら頭大丈夫か?」ってもんでした。出ていたロシアの専門家という人も全然核心に触れてなくて。終わってるなと。プロなんだから情報分析してちゃんと報道すべきだと。ちなみにカズレーザーさんだけは結構まともなコメントしているなと思います。

いやぁ。しかし。こんな長い文章誰が読むんだと書いてて思いますね。これ書けば本が一冊書けるほどに膨大になるのでここで最後に大前提を言っておきます。そもそもKGBのトップだったプーチンです。今は亡きKGBの野望は世界制圧でした。プーチンが大統領になった後もKGBの残党の大物から領土拡大、小さくなったロシアを最低でもソ連時代の領土迄戻すという思想の圧力にプーチンはプレッシャーを感じていたそうです。そしてプーチン自体もその命題の為に大統領に固辞している訳です。これが得もしない戦争を仕掛けた真相ではないかということ。これ世界の専門家の常識なんですけどね。誰も言ってないですね。僕はロシア関連のビジネスをやってないので平気で言えますが。

さて、お前はどこから情報を取っているのだと?それは秘密です。

いかなる場合においても人の死を望むものではありませんが、しかし数日以内にこの結末がロシア軍退役軍人たちの手によってかどうかは解りませんがプーチン暗殺で終結することを希望してしまいます。この希望が正しいか間違いか。人の命を奪わないという観点でいけば誰かがクーデターを起こし身柄を拘束し国際裁判で吊るし上げるのが理想とは思いますが、そんな悠長な事言ってる場合ではないのは事実です。こうしている間にもウクライナの民間人も軍人も命令だけで動いているロシア軍人もどんどん命を失っているのですから。

 

おしまい

ロマもビタリも。これぞ男たるもの。

ギリシャに退避していたとされるボクシングの元世界3階級王者のワシル・ロマチェンコが一転、領土防衛隊の兵士として生まれ故郷に戻った。侵攻前に退避したとされ安心していたのだが一転舞い戻った。重い決断をしたものだ。ロマチェンコは08北京、12ロンドンオリンピックで金メダル連覇を達成しプロ3戦目で世界王者になったボクシング界の至宝だ。鬼のメンタルだからこそ即断できたのだろう。ピンとこないだろうが、例えるならロシアが北海道に攻め入った時、大谷翔平がアメリカから岩手県に帰って兵隊になるという話と同じレベルだ。

遅かれ早かれ中国は台湾をなんとかしようと動くだろうが、その時は本当に日米安保条約が効果を発揮するのかという問題がある。何故なら99%の日本人は知らないだろうが日米安保の条約を読み込んでみれば絶対に助けるとは書いていないというのが解るからである。衝撃だろうが事実であるし、米軍基地があるから大丈夫だろうと思い込むのは勝手だが希望と現実は時に残酷なのが世の常だ。

そのような時に日本のアスリートたちはどう行動を取るのだろうか?ロマのような行動を取るべきだ、とは僕は思わない。自由意思。人間は自由であっていいのだ。しかし、そこまで国の為に行動するような気持ち「愛国心」が日本人にはあるのだろうかという事はこれを機会に立ち止まって考えてみるべきだろう。ちなみに愛国心=右翼みたいなイメージはそういう洗脳教育を受けただけであって正しいものとは少なくとも僕は思わない。日本を弱体化させるのが目的の手法に過ぎない。

しかし、キエフ市長は憎らしいほどに強かった元世界ヘビー級チャンピオンのビタリ・クリチコでしょ。ウクライナの英雄と言われていた人です。日本で例えると該当者なしというほど強かった元格闘家が徹底抗戦すると言ってるんですよ。プーチンをクリチコと同じ檻の中にいれたら数十秒で撲殺すると思いますが、そんな展開になる訳もなく。停戦協議といってもそんな場にのこのこ出かければ少なくとも命の保証があるほど戦争を仕掛ける国は優しいものではありません。少なくとも拘束、最悪は全員射殺まであります。戦争はそんなもんです。今日から明後日にかけては祈るしかありません。

 

 

おしまい

侵略戦争の基礎知識。どうしてくれんだバカヤロー!

わかっていた事ですがいよいよ動き出しました。戦争です。日頃から会社経営より国際関係論の方が得意と公言している私ですが、その私の界隈ではロシアと中国と北朝鮮の事を「ろくでなし同盟」もしくは「ならずもの同盟」と呼んでいます。共通事項は社会主義または共産主義ともいいますが、これらはトップに立つ人に権力が集中しやすい特徴があり、独裁者が生まれやすい仕組みになっています。人間の欲望は様々でこの場合は出世欲や所有欲だと思いますが、独裁者たちも最初はそうではなかったと思います。成功を積み重ね、これを続けると成功に縛られ、失敗が出来なくなり、次第に身動きが取れなくなります。失敗に付け込む奴らの排除・抹殺も仕事の一部になり、それを継続的に続ける為にさらなる力を手に入れようとする。そしてミッション達成の手段を選ばなくなるもんなんですよ、必ず。成功に人生が乗っ取られるという表現が適切ではないでしょうか。

え?私?

私は残念なことに食欲と睡眠欲に支配されています。それに失敗しかしていないので無関係な話です(笑)。話を元に戻すと、しかもだいぶ戻すとウクライナは民主主義の盲点(欠点)が攻撃されています。

まず共産主義国家は全部ダメかというとそんなことは全く無く、まあボチボチ細々とキューバやベトナムのようにやってればいいんですよ(雑やな)。もちろんキューバやベトナムにも問題点はたくさんありますが僕は特にキューバなんか大好きな国です(カストロやゲバラも大好きです)。共産主義で最悪に駄目なのは国民より共産党の方が大事であるという点です。共産党が生き残る為なら国民100万人殺さなければいけないという時、ためらいなく殺すのを歴史上何回も繰り返しています(ホロドモール、中華大革命、天安門事件など)。今挙げたのは共産主義ばっかりで共産党の人なんかは民主主義でも大量虐殺はたくさんあるだろと反論するでしょう。そう、その通りでホロコースト(ナチスのユダヤ人大量虐殺)は民主主義下で起こりました。しかも選挙で選ばれたヒトラーが起こしたものです。

つまり何が悪いかというと〇〇主義とかどうかじゃなく独裁者がいるかどうか。今、代表的なのがロシア、中国、北朝鮮と見事に日本の周りに集まっていますね。これって世界でも日本の位置って超危険地帯なんです。家の近所に泥棒や殺人鬼の家で囲まれてるって感じ。実感のないところが別の意味でヤバいんですが今回は無視します。

さて民主主義の盲点とは選挙があることです。例に出して悪いんですけど例えば九州の福岡に中国が計画的に大量に人を住まわせて、30年くらい経つとします。そうすると2世なんかも生まれたりして結構なじんでくるんですよ。で、日本国籍を取得したりすると選挙権が与えられます。これは日本の場合は海外に比べ超簡単で金を払えば出来るレベルです。ここはテストに出ませんが最悪な法の立て付けになっています。そんなこんなでそのような人たちを大量動員して選挙を行うと中国系の人が当選する訳ですよ。そうなれば中国の大元の共産党の出番です。独立を宣言させて中国のもんだとか言ってくる。これが今ウクライナで起こっている最初に押さえとかないといけない点です。ちなみに20年以内にアメリカの大統領は中国系になると予想されています。

武器を取ってやり合う昔の戦争は自分たちの被害も甚大で金もかかるのでもっぱら別の戦争がすでに行われています。結果、狙った国からもう合併して下さいみたいな形に選挙を使って法的に奪い取る事です。主に世論戦、心理戦、法律戦に加えサイバー攻撃が主なものになっています。例えばメディアを買収して情報戦を制したり、国会議員の弱みを使って法律を書き換えさせたり、大量の人を送り込んで地元化してみたり。

朝日毎日新聞なんか完全にアレだし、日中友好議連の名簿に載ってる政治家も完全にアレだし、武蔵野市であったアレも完全にアレです(笑)。さらに余計なことを言うと政治家のアレはハニートラップかカネかその両方です。両方で引っ掛かってる人ってある意味凄いですよね。大元は国民がアホだからってのも重要です。アホゆえに他人事で無関心、実際なってみないと解らないというのでは遅すぎます。でも教科書とかいちゃもん付けてきて教育レベル下げさせられてるというのも常套手段です。これウクライナでずっと行われてきた事です。現代世界の侵略の基本中の基本です。

ん、待てよ、これ全部、日本で日常的に目にしてるじゃないか!!!!!

ということで、あ、現在ハリコフまで火の手が上がってる。ここでは小競り合いもなかったのに。ロシアは軍事力ももろに使って来ます。でも実はバイデン大統領が就任した1年前からのシナリオ通りです。バイデンなら絶対に介入してこないと読み切られています。アメリカ軍が動くと核戦争迄想定しなくちゃならず、またここが勝機と中国は台湾に同じことをしてきます。尖閣が先かも知れません。力が向こうに行ってるのでアメリカは出て来れません。もう半導体の騒ぎどころではなくなります。台湾に半導体の生産工場は集中しています。他人事では全くないのです。

普通に自動車の仕事させて下さい。

 

追記・2月25日付の辛坊治郎さんの有料メールマガジンで同じような事が書かれています。こちらは無料でございます(笑)。さらにこっちは1日早い。笑ってる場合ではないですが。

 

おしまい

平野選手、強い!

平野選手、圧巻でした。

REO HATATE!!注1のように日本人がまたひとり世界を熱くさせました。だが、その一方では。

>文句なし
この言葉に尽きます
今回の大会は何か意図的な悪意のある力が作用していると思えてならない
微妙な物から明らかなものまで
誰の為の大会なのか
国の威信、組織の利益
双方の利害が一致して開催しているが、これなら参加したくなかったと思った競技者がたくさんいるであろう事が残念

>確かに、2本目より3本目の方が美しかったと思いますが、技は他の誰よりも良かったのに、2本目の点数の低さは合点がいかず、この低い点数にしたアメリカ人の採点者に聞きたい。ショーンを勝たせたいから低くしたのか?それとも、開催国から何らかの圧力があったのか?何をされてもスポーツマンシップに乗っ取り、文句言わず沈黙を守る日本陣営だから、少々のことは許されると思って低くしたのか?

>アメリカでこの試合を見ていましたが2回目の演技でも98点行くのでは無いかと解説者とアナウンサーが言ってましたが91点台のスコアに対しあり得ないと評価した審判を凄い非難してました。そして3回目の演技で2回目の更に上に行く演技で解説者はこれで勝てないなんてあり得ないと言い96点でゴールドを取れたので当たり前だと言ってました。本当に2回目の得点が低かったにも関わらず3回目でそれの上を行く演技。彼の心の強さそして勝負強さに感銘されました。本当におめでとうございます!!

これらは平野歩夢選手の金メダル獲得ニュースについてのヤフコメの一部です。

さらに米NBCで解説を務めたトッド・リチャーズ注2氏も「あり得ない。審判に対する信頼がぶっ飛んだね。こんなことが起こるなんて信じられない。茶番だ。私は今怒っている。強盗だよ。誰か通報して!」と実況しました。NHKでもこんな解説が聞きたいものです(笑)。

また高梨沙羅選手の失格についても海外のチームは激しい怒りと抗議を見せていますが日本チーム関係者からは「私達の管理が不十分でご迷惑をかけ申し訳ない」などと抗議よりも謝罪が伝わって来ています。何より本人の謝罪も度が過ぎているように思います。異常と言っても差し支えありません。もちろん、ニュースソースに自分が触れていないだけの可能性もありますが、しかし。

これは国民性というより精神疾患(自虐症)の可能性を疑うべきである!などといえば問題発言ですが、幸いここの読者数では炎上しないと思うので書きました(笑)。さらにいうとウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム注3の効果は絶大であるという仮説が成立するのではないかと発表したいくらいです。と、とても危険な文章になって来たのでこの辺で止めときます(笑)。もし炎上すればここも大したもんだと思って頂ければいいかなと。

あのミカエラ・シフリン注4が2種目連続予選落ちしました。「ここ15年スキーを知り尽くした気でいたが見事にその考えが間違っていたと気付かされた」という様な旨を語っています。あまりのショックで残りの種目はキャンセルするようです。しかしこうも言ってます。

「こんなところで立ち止まってるわけにもいかない」と。

決して諦めずにベストを尽くす。これもひとつの日本人の特性でしょう。逆境を跳ね返す力。平野選手の活躍は後に続く日本人選手に勇気を与える事でしょう。個人的には視聴ボイコット(笑)している私はニュースしか見ませんが女子ビッグエアの鬼塚選手。次こそ頑張ってちょ-だい。

 

 

おしまい

注1 ・・・ サッカーのスコットランドリーグ、あの中村俊輔さんも在籍したセルティックで歴史と常識をひっくり返す活躍をみせている旗手怜央選手。元川崎フロンターレ。私の最も好きなミュージシャンはスコットランドのベルアンドセバスチャンであり、風の大地の沖田圭介も現在スコットランドで闘っている。スコットランドは今、熱いのだ。本件とは当然なんの関係もない。

注2 ・・・ 米スノーボード界のキングカズみたいな人。初期の初期の初期の伝説的人物。松岡修造より確実に偉大です。

注3 ・・・ 通称WGIPと略されます。戦後GHQが日本を二度と立ち上がれないように自虐思想を植え付けた占領・戦略プログラム。様々な厄介な外交問題の根幹はここにあり、まんまと中韓に利用されています。最も影響を受けたのが団塊の世代の共産党員と某朝日・毎日新聞であり、計り知れない程の損害を国に与えています。当然、新日本プロレスのタイトルとは無関係です。

注4 ・・・ ゲレンデに降り立ったスキーの女神で最強の女子アルペンスキーヤー。最高の身体能力と知性と美貌、というか実はシフリンを語る上で父の影響は絶大で、それほど彼女の父の存在と教育には凄いものがある。それも天からの授かりものとすれば、天に愛された人物といっていい。全国の父親の皆さ~ん、シフリンパパを参考にすべきです。

今年もありがとうございました。

最近、まったく更新されていないじゃない?というお声をたくさんいただいておりますがそれには理由があります。おいおいその理由もここで書いていきたいと思いますが単に面倒臭くなっただけだろというあなた。半分当たってます(笑)。仕事納めも終わり(日本語おかしいだろ)ほっと一息ついてる間もほんとは無いんですが合間にちょこっと書いてみます。

115年ぶりに刑の種類を変更、法務省が「拘禁刑」創設へというニュースが27日の読売新聞の一面に掲載されました。法務省は法案を来年の通常国会に提出するという話です。

禁固刑どうよ?という話は何十年もやってますが未だに何も変わっていません。そもそも刑というのは2種類あって「懲役刑」と「禁固刑」があります。懲役刑は刑務所内でなにか仕事をする刑、禁固刑は牢屋にずっと入っている刑です。最近ではあまりにも暇なんで仕事くらいはさせてくれと懲役刑に8割くらいの希望者があるらしいです。禁固から懲役に変更した場合やっぱりしんどいから禁固に戻してくれというのは禁止されているようですが。

しかし罪状によっては禁固刑しか選択できない場合の罪も設定されていて一部は選択不可にもなってます。改心すらしていない超凶悪犯が隣で作業しているというのもそれは恐ろしいですよね。で拘禁刑。

犯罪者の高齢化によってそもそも働けない、若年者でも働かせるよか今後社会に出た時に更生させる教育プログラムを施した方がいいんじゃないの?という、とにかく懲役させるというより拘束しますよ、それぞれの受刑者によって拘束はするけれども内容は変わりますよ、個別対応にしますよというのが拘禁刑です。相当雑な解説ですが。

でも新聞記事になっただけでも過去何回もあります。法務省はそういう事にしたいという方針を固めたというこの日のニュースです。法案がまず国会に提出され審議を行い、衆議院で可決された後は参議院で可決されて初めて法律が出来上がります。これで完成です。まず法案が出されるのかどうか?審議が行われるのかどうか?今まで何十年も滞って来た理由はそれらのどこかで立ち消えになっているからです。

こんな事例は日本には山のようにあります。まあスピード感ないですよね。国会議員が100万円貰える法律はすぐ通すくせに、与党が出した法案は野党が審議拒否だあ~とか訳わからない力学だけで動いてる政治ってのは、もうちょっとまともな神経の議員を選ばないとこの国はほんとうに駄目になる一方だと、今年はずっと言ってきたような気がしますが、このような軽はずみな発言を言わないような来年にしようと思いますが多分治らないでしょう(笑)。

みなさま!よいお年を!