残念な人たち

8月22日のサンモニで谷口真由美氏はこう言ってます。「タリバンですら国際社会からジェンダーの問題については目線が注目されている事を自覚している。これは社会のあらゆる階層で言える。」タリバンですら意識しているのに日本ではジェンダーに関してまだまだ差別が是正される気配がないとの意味だと取れる発言かと思います。

先日、タリバンの幹部がアフガニスタンの女性が働いたり教育を受けたりするのはイスラム法学者が決める事だと発表しました。これに関しては沈黙を守っています。大勢のアフガニスタンの女性が国外逃亡しようとしているのに何を言っているのか全く意味不明です。勉強の為に5年くらいアフガンに住んでみて下さい。ついでに言っときますが番組内での張本さんのジェンダー発言には谷口氏は何も指摘しませんでした。この番組は本当に支離滅裂です。

意味不明といえば立憲民主党の福山哲郎氏のツイッターです。「派遣された自衛隊員のご尽力に敬意を表します。しかし、なぜわずか1人なのですか。退避を希望する日本人やアフガン人のスタッフなど500人程度の想定だったのではないですか。ロシアも韓国もEUも数百人規模で退避しています。」

政治家ならツイッターごとき使用せず、なぜそうなったのか、出来なかった理由と今後の対策案を精密に練った上で政府に助言もしくは自腹を切って救出に向かうのが政治家の仕事ではないのかと思います。確認しておきますがツイッターで政府の文句を言うのが政治家の仕事ではありません。そんなのは責任のない一般人に任せておきなさいよ。

で、石破茂氏。この人はこのコロナ禍では首相交代とかやってる場合ではない、まずは政府一丸となってのコロナ対応だと、そんな主旨の事を言ってしまいました。この発言の裏を返せば、「こんな大変な時に首相になったら大変や、俺はもっと平和で景気も良くなったいい時期に総理大臣になりたいで~、楽そうやしな~」と言っているのと同義語です。まあ関西弁では言わないでしょうけど。

様々なニュースや発言を額面通りに受け取ってはいけないと思います。そして僕は彼らがそれでもある一定の支持を受けているこの社会のマズさはいけないと思います。記者はその真意までをも取材して伝える責任があり、政治家は自分の身を捨ててでも世の中の役に立とうという義理の心が必要です。今度の選挙で少しは有権者の質の改善が待ったなしというそんな心境、願いでいます。

そういえば大阪の吉村が(なんで呼び捨てやねん!)住之江のインテックス大阪に1000床程度の野戦病院を作りたいと明言しました。こんなの1年前から予算出てるのに何を今更感はありますが、前に進むことには大賛成です。もう関西だけはこのような施策でコロナ社会でも安心だという地域にし、全国に向け「関西モデルを真似したらいいですよ~」と高位平準化を目指して欲しいなと思います。人員はどうするのとか思いますが、そこはプロだからやれと。ぜひ頑張って頂きたいです。そんな吉村氏でも無能だのバカだの発言の切り取りで批判されていますが、僕はよくやっていると思いますけどね。政治家は本当に仕事をすると割に合いませんが、その割に合わない仕事をしたがる人に政治家になって頂きたいし、私たちは選ぶ必要があります。もう憲法に規定されている選ぶ権利ではありません、まともな人を選ぶ必要がある、です。

 

おしまい