夏休みの読書感想文はいずこへ!?

本が落ち着いて読めるカフェがないかなと近頃思う。コメダでは騒々し過ぎるのだ。そんな時、MasyumasyuのTSUTAYA水口店のお店がひっそりと閉店を迎えていた。以前からここでこのスタイルでは無理なんじゃないのと思っていたのだけど、特に飲食業は厳しいものがあるし。西友のフードコートは大丈夫なんだろうかと歩いていくと平日のお昼と割引いてもやはり少し寂しいのよね。土日偏重から脱しないと安心して経営できない。この「安心して」というのが経営者にとって精神的に大きいんです。守備重視だとどうしても発想がこじんまりするんですよね。この地区の人口と主な生活スタイルに対して継続的に運営できる仕組みを作るには秘策を何個も持ってないといけないんだろうなと切に感じます。

とまあ、どんな本が売れているのかと立ち寄ったTSUTAYAですが、ビジネス書の1位は「ジェイソン流お金の増やし方」だったのが興味深い。おそらくそこに書かれているのは当ブログ、投資の項目で書いた「ドルコスト平均法」のことが書かれてるんだろうなと思います(以前、厚切りジェイソンのインタビュー記事読んだことあるので勝手な推測ですが)。みなさん、金払ってまで読むより私の無料ブログで充分ですよ。はい、相談にも乗ります。大丈夫ですよ、もちろん高額の壺を売りつけるなんてことはしませんとも(笑)。

そして今村翔吾さんの飛ぶ鳥を落とす勢いは凄いなと。文章で生計を立てるのは飲食業で成功を収めるより10000倍難易度が高いと思いますが、もう家が10件建つくらいは稼いでおられるのではないかと。もちろん東野圭吾さんも圧倒的にすごい量の本が並んでいるのをみて改めてビビりました(笑)。

なんか勢いで1冊買ってしまいましたが、読みかけの本もこの夏は全然進まず溜まっていく一方です。だいたいその読んでいる本が面白くないというか、こんな事を言えば作者に申し訳ないのだが進まないのである。だったら買わなきゃいいのにと思うが買ってしまったからにはここから先に為になる情報が書いてあるかもと期待して読み進めているのだが、1週間で5ページづつくらいしか進まない。ギブアップして違う事に時間を使う方が正解なのは解っているが、ケチ臭い志向が邪魔をしてしまう。オポチュニティコスト(機会費用)は大事だと日頃から言ってる私だが、自分の事は棚に上げるのだ。まあともかくこの本、原稿用紙で4000枚くらいの量なので気が遠くなる作業なのである。作業と言ってる時点で苦痛であり、さらに言ってしまうと実は意味がないのではないだろうかとも思う。ちなみにこの本は「本所おけら長屋」の畠山健二さん絶賛の百田尚樹のデビュー作「錨を上げよ」である。後半どんな展開になるのか絶賛期待中である。いつの日か最後まで読んだ感想は書きたいと思う。あ、円安・経済の話ね。次回は書こう。

 

 

おしまい

円安と経済政策書こうと思ったけど疲れたのでまた今度!?

最近更新してないなと言われるんですがや、あんまり書きたい気分も出ないんですよね。統一教会や国葬など問題にしてる場合かと、世界各国と比べると危機感の無さに愕然としつつ会社の問題点と解決策、どうすれば各々がWINWINになれるかと考えてばかりいる1か月でした。ちょっと書いときましょうか。最近の雑考を。とはいえ、長くなりそうなんですがいってみましょう。

まず国葬問題。

吉田茂元総理の国葬の際、実は法的根拠ははっきりしてませんでした。だから国会を通して決めた経緯があります。はっきり言って今後これはまずかろうという事で1999年に内閣府設置法を修正して国の儀式(国葬)を入れています。立法的に解決出来ているので総理が「やります」で終わっちゃう話なんですよ、立憲民主代表の泉さん。あなたがたの先輩たちが賛成して決めちゃってるわけ。知りませんでしたか?なので臨時国会での野党の質問はおおむねバカをさらけ出す内容なんですが、その質問の内容は前日の朝日新聞のトンデモ記事から拾ってきたんだろうなと、この件に関しては新聞社も知らなかったみたいでこの国はアホばかりかと泣けてきます。

また「自由で開かれたインド太平洋」など世界の安全機構を作った日本建国史上初めての人物が暗殺された訳です。ここでも書きましたが劇団ひとりでなく、ひとり国連平和機構といっていい安倍元総理は世界各国のリーダーが尊敬した人物です、実は。なのに国内では暗殺されたという事実ですら置き去りに、無かった事にしたような雰囲気になっている異常さです。これによって国際関係的に物凄くリスクが増したというのに。そこを補完するために世界のリーダーを集めて平和会議をすることで歯止めをかけるのに20億円くらい安いもんでしょで終わりです。国防の為に利用したらいいんじゃないですかと不謹慎ですが現実的に思っちゃいますけど安倍元総理も「そりゃそうだよ」と言ってくれると思います。ちなみに20億円というとF16の1機分です。それ以上の抑止効果があるのは明白です。

また蓮舫なんかが「行かない」なんて言ってますが黙っていかなければいいだけの事で口に出すことではない。故人と残された親族に対して失礼極まりない。地方自治体の首長も公務として交通費は経費で行くとか言ってる人もいますが、自費で行けと言いたい。ケチに自治なんか務まるんかと思います。

それはそうと山上容疑者の減刑を求める声や現金の差し入れが100万超えたなど、もはや狂っています。これを認めたらテロの抑止がなくなるのが解らないんでしょうか?生い立ちが不幸だったら殺人は許すって?

いやまあね、これ日本人の仕業じゃなく、国民を分断したい外国勢力がやっているのは解りきった事なんですけれどや、感化されて現金送ったりする日本人も少なからずいるんでしょうね。情けないですが思うツボです。ちなみに国葬反対者、インターネット調査などでも組織的にやってるのは同じ組織。業界では当たり前の世界です。ネット社会もめんどくさいんですよ。

 

統一教会問題。

前にも書きましたが統一教会にとって安倍元総理は天敵と言える存在でした。詳しくは7/29付の回を読んで頂ければと思います。付け加えますと問題は2つです。憲法で定められた宗教の自由を盾に取られれば裁判で間違いなく負けます。なので選挙協力は法的にOKです。政教分離とはちと違うんですが、面倒なんで今回は省略します。特に安倍元総理は勝つ選挙が大好きだったんで清濁併せ呑むってことで利用していたのも事実です。私はこの点は嫌いです。

2つ目はカルト宗教であるかどうか。宗教問題も実にめんどくさいんですよね(だから私は無宗教なんですが)。前から思ってるんですが、学生なんかやまともに働くのが嫌な怠け者がとんでもない莫大な金や権力を得るためにはどうすればいいかって時に宗教法人を立ち上げるのは実は多いんです。税金払わなくていいからってのと、お布施とか高額な壺とか利益率が高いからってのが理由ですが、普通は買わないですよね。しかし、藁にもすがりたいって人間の弱さをターゲット絞って狙うとそう難しくもないってのも現実です。実に卑劣です。私は旧統一教会の日本支部は発足当時は別にして合同結婚式あたりから韓国への送金組織へと変化したと思っています。そう、日本ではカルト集団だと思っています。だからといって訴えが100件超えればカルトに認定するとか線引きが難しいんですよね。暴論ですが、もう税金かければいいんじゃないって思いますけどね。組織の規模別に。小さなお寺とか免税とかね。そんなんで解決するとも思えませんが、私は勉強不足の分野ですので紀藤弁護士が解決してくれることを願っています。

疲れて来たのでここまでとしますが、もっとも書きたいのは需給ギャップと円安でした。何故ならキッシーになって予想通りの経済政策で予想通りの暗雲立ち込める状況ですから。来年はキツイですよ。前から言ってますが。という事でつづきはまた今度。

 

 

おしまい

もうマスク要らないでしょ。

まだなんかコロナコロナってマスコミは騒いでるけどちょっと数字を見てみるとこんな感じだ。

死亡率は第1波から第6波まで順に5.7%、1.0%、2.2%、1.6%、0.4%、0.2%。重症化率は第1波は計測無しで第2波から第6波まで順に21.6%、24.5%、24.9%、12.5%、1.3%とまあ5波くらいからはさすがにこれ季節性インフルエンザとどう違うのって数字になっています(資料=厚労省HPより)。ましてや現在の第7波は6波より低くなっていると思います。

そもそもPCR検査の精度が適当なのも問題ですが、無料PCR検査が儲かるビジネスとなっているのが問題のひとつです。東京都なんて500円の商品券までつけて勧誘したり、陰性の場合3日後にはまた受けて頂けますからぜひいらして下さいね~なんて言われたとのケースもある。アホ丸出しである。そら世界一の感染大国になるわ。他国はこんな検査とっくにやってないからね。そしてNOマスクです。

生命保険会社からも陽性だとお金が出るのもどうかと思う。こんなもん来年保険料の値上げに加算されて終わりなのに。不正請求もし放題で収集がつかないらしい。当然5類になれば終了である。家族が陽性になり、自らも39度の熱が続きPCR検査したら陰性で保険金が支払われないと「おかしいやろ!」と激怒している友人もいますが(笑)、PCR検査なんて最初からこんなもんです。

一番の被害者は最前線の病院で働く医療従事者の皆さんだ。負担だけ増えて給料は大して増えてませんから。病床設置病院経営陣は過去最高に潤ってます。

このような小学生でもわかる不自然さを放置している内閣は不信任案出されてもおかしくないのにそれもない。野党も含めた政治が利益団体と合法的につながっている証明です。日本ってね、利権天国なんですよ。都市部は特にね。腹立つわ。

 

 

おしまい

 

教養とは何か その1

辛坊治郎ズームそこまで言うか。というラジオ番組をpodcastで毎晩寝る前聞いてるんですが、Youtubeではニュース喋り残しという項目で辛坊さんのチャンネルで時間の関係などで解説できなかったことを喋るというYoutube番組があります。昨日の内容の一部が観てて本当に情けなくなってきました。問題提起もしたいので文字起こししましたよ。以下、限りなく正確ですのでよろしければどうぞ。

 

これもうオンエアしたくなかったんですね。わざと避けたんですよ。たとえ批評するにしてもラジオでこれを電波に乗せるべきではないという私の正直なところだったんで。実はですねズームオンの一つ目にこういうのが入ってたんです。

安倍元総理大臣を皮肉る朝日川柳が物議。朝日新聞が16日付けの朝刊に掲載した朝日川柳が物議を呼んでいます。読者から寄せられた7本の川柳が紹介されていますがこの内容すべてが8日に殺害された安倍元総理に関連するもので疑惑あった人、忖度などの言葉が使われています。これを読まないと批評しようがないので読みますけどね、読みたくも無いですけどね。

・疑惑あった人が国葬そんな国

・利用され迷惑している民主主義

・死してなお税金使う野辺送り

・忖度はどこまで続くかあの世迄

・国葬って国がおしまいっていう事か

・動機聞きゃテロじゃなかったらしいです

・ああ怖いこうして歴史は作られる

人が一人、銃撃されて命を落としているっていう訳です、ね。私はね、人としてどうよってレベルの話じゃないかって気がします、これに関して言うと。思想とかっていうそういうレベルの話じゃないんですね、これまあ意図的に7本川柳選んだ人が西木空人っていう人なんですが、西木空人って一体何者かというと本名栗田亘、1965年から2002年まで朝日新聞で働く、ああ、いわゆるオールド左翼ですね。2001年3月までの6年近く天声人語担当。なるほど。だからね朝日もだいぶ変わって来てるはずなんでこういう化石みたいな人は少なくなってるんですが、やっぱ今でも夕刊のここでも何回も取り上げてます素粒子書いてる人とかこの朝日川柳の選ぶようなことをやってる人たちは、だから左派左翼全盛期に朝日でまあ、日本を共産主義に本気でしたいと思ってたような人たちなんだろうと思いますけどね。思想はともかくとしてね、人が一人死んでる状況の中で、うーん、死してなお税金使う野辺送りとか、動機聞きゃテロじゃなかったらしいですとか、やっぱこれ人としてどうよってレベルなんじゃないかなと思います。それは私、素朴にします。はい。これ以上喋る気にもならんって感じですね。

 

 

以上、辛坊さんの解説です。これについて私はひとこと以外喋る気にもなりません。「教育のレベルが低すぎる」のが原因に尽きます、です。

高度経済成長期を支えて来ていただいた先輩たちではありますが(実際はその後、バブル10年後まで)、この団塊の世代から上の方々。当時の教育レベルは相当に酷かったと言わざるをえません。時代の被害者とも言えなくもないですが、もうちょっと物事を自分の頭でお考えになられた方がよろしいんじゃないでしょうかと、つくづく思います。当然、全員が全員という訳でなく団塊の世代以上の方々で立派な方もたくさんおられます。しかし朝日新聞を購読されている一部の方々には特にですよ、教養の最下層をかいまみた。そんな感じですね。戦後レジームからの脱却ってのはまさにここからの脱却を意味しているのだと思い知らされた気分です。情けない。

 

つづく

保管庫 「ごあいさつ」

先日、当社のホームページをみていて「これはないわ」と思った箇所が2か所ある。制作会社には即時変更するよう指摘した。その1つが「代表からのごあいさつ」である。理由は「誰がこんな長文を読むんや!」というもので学生にアピールするならこんな文章では無理だ、時代と社会性を考えシンプルにしなければならないと思うが、世界観のギャップがあり過ぎてわしにはもうよう解らん、文章のコンセプトを再構築し俺に提案してくれ、書くのは自分で書くから、と。しかし個人的には削除するに惜しい文章なので最期にここに記録として掲載する。ご丁寧にも2部構成になっているが渾身の作なので仕方がない(笑)。

 

 

当然すぎるが歴史とは次代を担うものを残していくことこそである。

ある友人のご子息が中学生の時「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著)を読むといいと勧めた事がある。ちょうど夏休みで読書感想文の題材にしたい思惑もあり、彼は数学好きでもあったのでなお抵抗が無かったようである。勉強になった、なにより面白かったという。それ以来僕は数学好きの友人の子供たちにはこの本を勧めている。もう何冊配ったであろうか。そこでは学校では教わらない数学の歴史と苦闘が書かれている。

そのお子さんたちももう高校生。その高校生にぜひ読んで欲しい本が「サピエンス全史 上下」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)である。これは高校生くらいまでで読んでおいて欲しい本である。中身は学校ではおおよそ教わらないことばかり書いてあって、かつ社会に出れば知っておいた方が良い見識や情報が書いてある。しかし前出の子供たちには勧めていない。読まないと解っているからだ。塾に通いだしたらもうそのような時間も余裕もない。受験勉強は大変なのである。

そんな彼らも今年か来年には選挙権を持つという。有権者なら世界の近代史は大雑把でも押さえておいて欲しい。マクロ経済学も知っておいた方が心強い。欲を言えばバランスシート(貸借対照表)と英語が出来ればもう完璧だろう。それらの知識があると様々な判断に役立ち、情報を流す側(新聞・TV・政府・各省庁・さまざまな既得権益側の団体など)にコントロールされるという理不尽さから逃れることも出来る。それ以上に大人になって、例えば家庭を持つ際、車や家を購入したりする際、また生活費や学費を検討したり、様々なイベントにベストな判断が出来るだろう。今は役に立たないと思っても大人になってから必ず役に立つ。それらが詰まっているのが前述の本なのでぜひ読んで欲しい。ちなみに大人になってからの方が読書の機会が減る傾向にあるからこそ18歳までが望ましい。

学校で教わる数学が将来的に何も役に立たないということはない。だが個人的な経験だと少ないかも知れない。ただし受験勉強がすべて無駄かというとそうでなく、苦しんで目標を目指すという意味においてとても貴重な時間だ。一生懸命に取り組むという姿勢こそ大切だと思う。だが偏差値によって高校、大学を振り分けられ、それに比例して就職も決まってゆくというのは正しい事なのだろうか。事実、学業が苦手だった人も仕事は抜群に出来る人がたくさんいる。社会人になって学生時代の偏差値なんて一部を除いて役に立たないのだ。そんなものより大事なものはある。では大事なものとは何か。

実は世の中は理不尽な事の方が多いのだ。不毛と思いたくなる人間関係に疲れ、やりがいを見出せなくて仕事に全力で向き合えない、常にストレスと対峙し日々過ごすのはとても残念な毎日だ。夢や希望を全てかなえられればいいのだがそう上手くはいかないのが普通なのだ。私は現実主義なので上辺だけのきれい事は言いたくない。言っても何の解決にもならない事を知っている。よって自己啓発本は嫌いである。世の中はままならないのだ。これは2500年前から既に釈迦が説いている諸行無常の無常であり直近の時代に限ったことでは無く、歴史的現実であり、科学的正解である。それを自覚しないと思わぬ不幸を招く確率が上がるのだ。そうならない為の知恵や工夫を身に付けられるのが職場であり、仕事とはそれを身に付ける為のテキストでもある。それでいて自然と全く知らない人や地域社会の役にも立てている。これが解って初めてようやく人生は面白くなる。だからこそお客様を大切にし、初めて心からお客様の安全と幸福を願えるのだと思う。

学生のみなさん一緒に働いてみませんか。確実な成長を約束する実に楽しい職場です。

 

お客様へのご挨拶が無いではないかと思いつつも最後まで読んで頂いた律義で真摯な皆様へ。
その内容は以下につづきます。

お客様満足度第一位をずっと維持していく為に

高知県に日本経営品質賞を受賞したネッツトヨタ南国(株)というトヨタディーラーがあります。この業界ではとても有名な会社です。社長とは何度かお話をさせて頂いたことがあるのですが、ある時地元の新聞のインタビューで「ほんとはお客さんの事なんかどうでもよくて社員の事しか考えてないんだよね~」的な事を言ったら翌日記事になっちゃって冷や汗をかいた事があると苦笑されていました。苦情が一件も来なかったのでホッとしたとも仰っていて、僕はこの話に凄く納得しています。お客様満足度(CS)がずば抜けてずっと高いこの会社、比例して従業員満足度(ES)もとても高いのです。企業は人こそが全てという事をまさに体現なされているというのが授賞理由だと僕は理解しています。しかし真似て出来るくらいなら全国中の会社全てが素晴らしい会社になっていることでしょう。上手くいかない会社にはどこかに必ず出来ない理由が在る筈です。

当社はおかげさまで県内ではずっとこのジャンルにおいてトップランナーを走らせて頂いています。社長の品質を考慮すれば実に不思議な事態ですが、これからも滋賀県のホンダディーラー全体で切磋琢磨し一生懸命取り組んでいきたいと考えております。ですが、この仕事に限らずサービス業において全てのお客様に喜んでいただくというのは理想ですが、現実的には不可能と言わざるをえません。しかし喜んでいただきたいという意思を全員が持つことは可能かと思います。とはいえ現実的には全社員すべてがそう信じて働いている組織はめったにありません。大企業にお勤めの方なら尚更ご理解いただけると思いますが大きくなればなるほど難易度は上がります。私たちはその上で一人一人が自立し、考えを共にし、お客様と向き合って行きたいと考えています。

また私の経験上、失敗とお客様からのお叱りが成長の糧であり財産です。そこでお願いなのですが当社の社員を出来るだけ叱ってやって下さい。もちろん失敗したときだけで結構です。間違いを正し今以上にお客様に尽くすことを学ぶ事をお約束させて頂きます。同時に温かい眼でも観ていただければ幸いです。もちろん従業員教育は企業の努めという事は自覚した上で私どもも全力で育てていくとお約束させて頂きます。どうぞ、社員ともどもホンダカーズ甲賀西を宜しくお願いします。

 

 

以上である。そしてこの文章がいかに駄目かを検証するために私の周りの有識者に読ん貰って意見を頂いた。これもメモとして残しておく。

・数学の歴史と苦闘な。例えばガロアなんか数学と関わったおかげで死んでるし、谷山・志村予想の谷山さんも命を落としている。数学問題を解き過ぎて廃人になった人も数えきれん。フェルマーを読めば理解できるがそうでなければさっぱり歴史の真の意味が解らんやろな。サピエンス全史は数学以外のあらゆる人間の苦闘の歴史が書かれているがこれも本を読まなければピンとこない。つまり本を読んでない人からすると全くピンとこない文章って事よ。文章を書きたいだけではあるまい。伝えたいのだろうが。

わたし → だから読め言うてんねん。大人は手遅れだから子供のうちにって。

・サピエンス全史は闘いの歴史ともいえる。相手は自然環境、災害、人間の限界点などと様々あるが実際に戦争が昔から絶えないのも事実だ。誰もそんなこと望んでないのにさ。一部の狂人がやってしまうんだな。それも人間だからこそなんだが。人間の生き方を問う、これはとても哲学的であり科学的でもあり、その答えを人生かけて探すっていうのは年寄りには解らんことないけど学生には絶対に無理だろう。さらに職場で探すって公私を分けてる人、仕事は仕事って割り切ってる人には全くの意味不明だろう。

わたし → そう、特に仕事に対して生活する手段としか思ってない人とは人生観や世界観の相違で同じ日本語で会話してても話が通じない。

・叱られ慣れてないのが問題であるが、叱られないように踏み込んで仕事をしない人ばかりの気がしてて。なのでそんな風土から凄い技術やコンテンツが生まれるはずもないから日本の将来はもう駄目なんだろうなと。つまり、わざと一生懸命に仕事しないのが基本となりつつあるのだ。

わたし → そういう奴は要らん。しかし採用できなくても会社は終わる。ハードル下げるって話か?それ以前に俺の思い込み過多か?

・死生観やな。この文章の最も取っつきにくいところは。

わたし → その通り。哲学は既に死んだが私はそれに憑りつかれているのだ。

 

 

以上、保管庫として記録。しかし記録したことにより私はより進化するだろう。

 

 

おしまい